南山城村議会 > 2014-06-13 >
平成26年第 2回定例会(第1日 6月13日)

  • "介護保険制度"(/)
ツイート シェア
  1. 南山城村議会 2014-06-13
    平成26年第 2回定例会(第1日 6月13日)


    取得元: 南山城村議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    平成26年第 2回定例会(第1日 6月13日)        平成26年第2回南山城村議会定例会会議録      (平成26年6月13日~平成26年6月25日 会期13日間)   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――             議  事  日  程  (第1号)                       平成26年6月13日午前9時36分開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 諸般の報告 第4 一般質問   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 会議に付した事件  日程1~日程4   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 応 招 議 員  (※は署名議員)    議  長  新 田 晴 美 君       ※5 番  橋 本 洋 一 君    副議長   梅 本 章 一 君       ※6 番  中 嶋 克 司 君     1 番  吉 岡 克 弘 君        7 番  北     猛 君     2 番  德 谷 契 次 君        8 番  青 山 まり子 君
        3 番  中 村 富士雄 君        9 番  梅 本 章 一 君     4 番  廣 尾 正 男 君       10 番  新 田 晴 美 君   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 不応招議員       なし   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 欠 席 議 員     なし   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 説明のため出席した者    村長      手仲圓容 君       副村長     岸本重司 君    参事兼総務課長 山村幸裕 君       税財政課長   廣岡久敏 君    保健福祉課長  岸田秀仁 君       保育所長    木村啓子 君    産業生活課長  山本雅史 君       建設水道課長  辰巳 均 君    産業生活課主幹 森本健次 君   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 事 務 局 職 員    事務局長    山本隆弘 君    書記   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 会議の内容 ○議長(新田晴美君)  議員の皆さんにお伝えいたします。  きょう産業生活課主幹の森本主幹が議場で答弁があるかもわかりませんので、出席していただいておりますので御了解願います。  議員の皆さん、おはようございます。  全員御出席を賜り、ありがとうございます。  本定例会は、平成26年度一般会計補正予算並びに条例の一部改正等を中心に招集されています。議員の皆さんにおかれましては、最後まで慎重審議をしていただき、議事が円滑に進むよう御協力をお願いいたします。  それでは、ただいまから平成26年第2回南山城村議会定例会を開会します。  これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――             ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(新田晴美君)  日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、5番議員橋本洋一議員及び6番議員中嶋克司議員を指名します。なお、以上の両議員に差し支えある場合には、次の号数の議席の方にお願いします。    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――               ◎日程第2 会期の決定 ○議長(新田晴美君)  日程第2「会期決定の件」を議題とします。  お諮りします。本定例会の会期は、本日から6月25日までの13日間にしたいと思います。御異議ございませんか。                 (「異議なし」の声) ○議長(新田晴美君)  「異議なし」と認めます。したがって会期は、本日から6月25日までの13日間に決定しました。    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――               ◎日程第3 諸般の報告 ○議長(新田晴美君)  日程第3「諸般の報告」を行います。  議会報告ですが、去る5月27日、28日の両日第39回町村議会議長全国研修会が開催され、「分権時代における地方議会」と題した講演に続き、これからの町村議会のあり方に関するシンポジウムが開催されました。地方分権の進展に伴い議会の調査機能や政策立案機能の強化が求められています。地域の住民代表として、効率的な行政運営等地方自治の進行、発展について活発に議論されました。  2日目には、地域づくりを考える日本の政治経済の現状と今後の行方をテーマに講演、研修を行いました。なお、京都府選出国会議員との意見交換会では、これからの地域づくりについて、それぞれの町村の状況を議論しています。  また、5月23日山城地区議長連絡協議会定例会が八幡市で開催され、本年10月には国並びに府に対して、山城地区の要望事項を取りまとめた行政活動が予定されています。  南山城村議会会議規則第121条の規定により行われた議員派遣につきましては、お手元に配付したとおりでごらんいただきたいと思います。  続いて、村長から「行政報告」の申し出がありました。これを許します。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  議員の皆さん、おはようございます。  去る6月4日に近畿と中国、東海地方が梅雨入りをしたとみられると気象庁から発表があり、近畿では昨年に比べると8日遅く、平年と比較すると3日早いとされ、早くも九州や四国など激しい雨に見舞われております。  一方、各地では5月にもかかわらず、36度、37度という猛暑を観測史上最高の降雨量を観測されるなど、ことしも異常気象による災害等が懸念されるところでございます。  本日、ここに平成26年第2回南山城村議会定例会をお願いを申し上げましたところ議員の皆様方には公私とも大変お忙しい中、全員の御出席を賜りまことにありがとうございます。  初めに、我が国の状況でございます。政府は集団的自衛権の解釈や拉致問題の全面解決など、多くの課題を掲げる中、今月には策定する経済財政運営の基本方針、骨太の方針に法人税減税など、デフレ脱却等経済再生の次に乗り越えなければならない最大のハードルとして人口減少問題の克服を位置づけております。  50年後も1億人の人口を保つため抜本的な少子化対策を進め、人口減と低成長の悪循環を断ち切る必要があると強調されております。  府においては、山田府政の4期目がスタートし、5月の機構改革では大規模災害対策と戦略的な地域振興構想を担当する企画理事2人を設置し、重点的な施策として位置づけております。また、婚活から出産までの総合的な少子化対策を進める少子化対策課や2020年東京オリンピックに合わせ、京都での文化事業を担う文化交流事業課を再編し、今後の積極的な事業展開の体制を整備するとされております。  本村においても、必要かつ効果的な費用について積極的に取り組むよう検討していきたいと考えております。  次に、当村の概要を申し上げます。  役場の体制につきましては、昨年3名が退職し、本年4月1日より5名の新採用を迎え52名体制で昨年度から災害復旧を重点に新年度予算に基づき事業を推進しております。  4月1日には、京都府より長年青少年を中心に社会教育施設として多くの方々に親しまれてきました南山城少年自然の家が村に譲渡され、先に報告しましたとおりNPO法人に施設を貸与、貸し付けこれまでと同様に青少年やスポーツ少年団等の合宿施設などに活用してもらう予定であります。  現在、施設の再稼働に向けて点検を行い、改修が必要な箇所については本議会にも補正予算をお願いしておりますが、早急に対応することとし、早期のオープンを目指しているところであります。  村としては、財政負担が極力かからないようにしたく思っており、改修費に対しては府の支援をいただくこととしております。  最近村は、テレビ報道や映画のロケ地など、広くメディアに取り上げられ注目を集めておりますが、村の人口、世帯数も4月、5月の前月比で10世帯15人の増という、うれしい結果が出ております。村の人口減少に歯どめをかけることを大きなテーマに掲げてきましたが、これも魅力ある村づくり推進の成果ではないかと思っております。  次に、農業関連では、本年度の一番茶は1月から3月前半の気温が平年より低く推移し、降水量も比較的に少なかったことから、新芽の始動に若干おくれが見られ、平成26年の一番茶の萌芽日は前年より4日遅く、平年に比べて2日遅い4月7日となりました。その後もやや低温で降水量も少なく推移をいたしました。こうした状況の中、全農京都茶市場の初市は昨年より2日遅い4月26日に開催されました。  茶市場の取引概況では、5月末現在でありますが、煎茶の数量は108トン、前年実績比72%、販売金額では2億4,300万円、昨年実績比の78%の出来高となっており、かぶせ茶及びてん茶の数量は46トン、昨年度比の56%、販売金額は1億4,500万円、昨年度実績比の59%の出来高となっております。一番茶全体を見ますと各茶とも平均単価は昨年を上回っており、特にてん茶については18%高く推移をしています。生産量全体では、42%、販売金額では62%の出来高となっております。  低温や少雨の影響で摘菜時期や製造等にきめ細かな対応が求められていますが、後半の巻き返しに期待をしたいと思っております。  また、茶農家におきましては、お茶のオリンピックというべき生産・製造の技術を競う全国関西京都の茶品評会があります。ことしもふるさとのお茶日本一を目指して必死に取り組んでこられました。手摘みによる摘菜には、多くの人手を要することから、議員の皆さん方にも積極的な応援をいただきましたことを改めましてお礼を申し上げたいと思います。また、ことしもよいお茶ができましたと報告を受けております。  村の会計状況につきましては、5月末で平成25年度の出納閉鎖を迎えました。詳しい分析等は今後になりますが、収支決算の概要は一般会計で8,600万円、特別会計4,600万円の繰越金をあわせますと、総額1億3,200万円の収支残高となりました。  昨年に引き続き、財政調整基金を取り崩すことなく決算ができましたことを御報告をさせていただきます。  平成26年度がスタートして2カ月と少し経過をいたしました。間もなく私の村長としての任期も残すところ1年となり、手がけた事業に全力を傾けなければならないところであります。多くの村民から期待されております道の駅等整備事業を初めとした魅力ある村づくりを推進していくためにも、議員の皆様方の御支援、御協力が不可欠でありますので、引き続きよろしくお願いを申し上げます。  また、国や府への要望、陳情活動も引き続き積極的に行うとともに府や近隣、市町と連携を強化していくことも欠かすことのできないことだと思っておりますので、皆様方のさらなるお力添えと御理解を賜りますようお願いを申し上げます。  以上、概略でございますが最近の状況報告とさせていただきます。  あわせて今定例会に御提案させていただいております議案につきましては、報告案件が3件、同意案件が2件、専決処分に係る承認が3件、条例改正規約の一部改正の案件が2件、一般会計補正予算の案件が1件でございます。  よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げまして、諸般の報告とさせていただきます。 ○議長(新田晴美君)  これで、村長の行政報告は終わりました。  申しおくれましたけれども、クールビズに入っておりますので、暑かったら上着を脱いでいただいても結構ですので。  続いて、例月出納検査報告の申し出がありました。これを許します。  「梅本章一議員」 ○9番(梅本章一君)  監査委員の梅本章一でございます。  議長から例月出納検査の報告のお許しをいただきましたので、一般会計と国民健康保険特別会計簡易水道特別会計介護保険特別会計高度情報ネットワーク特別会計及び後期高齢者医療特別会計の5特別会計の収支状況について、地方自治法第235条第3項の規定により報告いたします。  検査の実施日は、平成25年度1月、2月分は3月24日、3月分は4月17日、4月分は平成25年度と平成26年度の4月分をあわせて5月19日にそれぞれ高瀬代表監査委員と2名で行いました。  それでは、直近の5月19日に行いました例月出納検査において提出された平成25年度4月分の収支状況について報告いたします。  一般会計では、予算議決額29億1,635万3,000円に対し、収入済み額24億265万9,000円で、支出済み額23億5,689万3,000円の執行率は80.82%となっており、4,576万6,000円の収支残額となっています。  特別会計の合計では、予算議決額12億1,636万8,000円に対し収入済み額12億921万1,000円で、支出済み額11億5,790万1,000円の執行率は95.19%となっており、5,131万円の収支残額となっています。  一般会計におきましては、財政調整基金より1億1、385万2,000円を振替運用をしておりますが、特段の問題はなく処理されており、また一般会計及び特別会計の収支の状況については、いずれの月も預金及び借入金の金額並びに提出された収支の状況に記載されたこれらの金額は関係帳簿などの記載金額と一致し、計数上の誤りはないものと認められました。  以上、平成26年度4月末の収支状況を報告し「例月出納検査の報告」とさせていただきます。  監査委員高瀬哲也と同梅本章一。
     以上でございます。 ○議長(新田晴美君)  監査委員報告は終わりました。    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――                ◎日程第4 一般質問 ○議長(新田晴美君)  日程第4、「一般質問」を行います。  今回は8名の議員から一般質問がされます。  最初は、德谷契次議員、中嶋克司議員、橋本洋一議員、廣尾正男議員、中村富士雄議員青山まり子議員、梅本章一議員、北  猛議員の順番で発言を許します。  これにより、1人45分の時間制限を実施します。質問及び答弁は簡明に要点を整理され通告書に従って行ってください。また、通告された内容以外の質問はしないでください。  以上、議事進行に特段の御協力をよろしくお願いいたします。  それでは、最初に、2番議員德谷契次議員の一般質問を許します。  「德谷契次議員」 ○2番(德谷契次君)  1、人口減の対策について、質問の要旨。  いつの間にか南山城村田舎暮らし定住促進奨励金制度がホームページから削除されている。人口増への取り組みについては、次のとおり必要性を説いております。  1、24年6月議会には、奨励金と村の予算を月ヶ瀬ニュータウン土地所有者に知らせるべきであると質問をした。  2、同年の12月議会には、せっかくの南山城村田舎暮らし定住促進奨励金制度を村のホームページで見られるようにして、ニュータウンの空き地対策を図るべきであると質問をした。  3、25年3月議会には、新生児誕生につなげる子育て支援と総合計画における平成33年目標、人口3,000人を守る施策の必要性について。  4番目、9月議会では和束町の1.5倍の人口減少があることでこのままでは、10年後には2,500人となり、歳入不足を発生させ、行政サービスの低下を招き役場職員の雇用にも発展させるとし、奈良県曽爾村における定住制度子育て支援を紹介している。  5、12月議会においては、子育て支援会議の進捗状況について質問をしている。島根県海士町は、人口2,400人ほど、境港よりフェリー3時間の不便な離島でありながら、5年半で234人の定住者を呼び込んでおり、ホームページにも活気がある。3年前の臨時職員や5年前の統計調査員の募集をそのままにしている村とは異なる。消滅のおそれがある自治体と言われて反発できない状態であっては住民は不安深まる。  ついては、次のとおり質問をいたします。  現在の村の推計人口は2,850人に届いていない状況と思える。参事制で組織も整った各課を縦断させ子育て支援、定住者促進、また意識改革を行い、総力を挙げて人口増への取り組みの道筋をつくるべきであると考えるがどうか質問いたします。  2、防災訓練実施について。  25年度における木造住宅耐震診断改修事業の予算計上された調査実施対象は10戸で3月議会では、その80%を減額している。個人のさまざまの意向のもとで耐震化に対する進捗が進まないことは十分理解をしている。しかし、本村の場合、全面道路条件と比較的に家屋敷地に恵まれた方と、一方では、住宅が集積され、また狭隘な道路で避難経路が十分でない方がおられるのではないか、一斉の避難訓練は、住民の皆様方の理解を得なければ実施は難しく、また各地域の声も上がらないのが実情と思える。  国道沿いであれば、なおさら訓練中の通過交通による人も危惧され、訓練実施も迷わざるを得ないのが現実を思える。  しかし、今回防災無性が完備され、屋外での農作業中でも聞き取ることができるようになった。このような中、今後の防災、減災に生かせるために防災無線を活用した全住民を対象とする啓蒙訓練と狭隘な道路に隣接する危険家屋を見出すことを目的として、地区の外れから避難場所への集合訓練を何名かの職員と協力者を求め、誘導の訓練を実施してはどうか。ことしの訓練の考え方を含め質問いたします。  3番、AEDの設置について。  本村におけるAEDの普及はどうしているか。万一のときには、人工呼吸、その人工呼吸の間に近くのAEDを取り寄せて対応する。各救急車にはAEDは設置されていると思われるが、20分、30分後では蘇生はかなわない、価格も以前に比べ低減になってきており住民の安心サポートとして、村も各地区に最低1台は設置するべき時期が到来しています。  4番目、舗装修繕計画について。  25年一般会計の当初予算では、300万円を舗装修繕計画策定業務として、また補正2号6月議会では、村の村道舗装修繕計画策定業務として55路線、53キロメートルの250万円を追加計上された。  一方、道路維持に要する工事請負費は、25年度は300万円の減額を行いつつ、減額された300万円を26年度における全体の補修費に充てる予算でしかない。疲れた体で帰宅すれば防犯灯も少なくて暗い。道路はいつまでたっても補修されなくては永住の気も薄れ、環境の整った町へ流出する気持ちの人々を村にとめることもできない。  1、村道舗装修繕計画と実施の整合は一致させているのかどうか。  ②各地区より提出させている防犯と舗装修繕の要望は村での予算で位置づけが整っていると言えるのかどうか。  3、要望の全てを全面整備することは困難であることから隣接した土地所有者の絶対的な協力があればまた危険箇所の改良、対向場所の確保など、各地区の実態に合わせた整備を交付金事業で実施、交付金事業に合致しない道路については、機材を村で負担などして改良すべきである。  以上の3点について質問いたします。  補足でございますが、ホームページの削除は付記されておりますので報告させてもらいます。  以上です。 ○議長(新田晴美君)  德谷議員の発言制限時間は、10時41分までです。  答弁を求めます。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  それでは、德谷議員さんから4点の質問をいただきましたので、順次お答えをさせていただきたいというふうに思います。  1点目の人口減の対策についてということでございます。  参事制で組織も整って、各課の、縦断的に子育て支援策、定住促進、意識改革を行い総力挙げて人口増へ取り組む道筋をつくるべきだいうふうに指摘をいただいております。お答えしたいと思います。  まず、ホームページ掲載の件につきましては、奨励金制度の改正に伴い更新作業中であり、一時未掲載となっており、現在では新たな制度紹介を掲載させていただいております。臨時職員統計調査員につきましても現在募集中でありますが、誤解のないよう新しい日付に改め更新するよう努めたいと思っております。  人口減対策につきまして、日本創成会議が提示したものといたしまして、既に御存じと思いますが削減可能性都市として、全国で1,800の市町村のうち896自治体が該当していると報道されました。南山城村は全国で17位、京都府でも1位にランクされ皆様に大変御心配をいただいているところであります。この数字は2010年から30年間、20歳から39歳までの女性人口の予想減少率で、言いかえれば結婚適齢期の年齢が減り、少子化が極端に進むことから市町村が衰退するという予測をあらわしたものであります。  現在、全国の出生率が1.43程度となっており、京都府では1.26となっております。諸説はありますが、このまま進めば2110年には日本の人口は半数になると言われており、少子化だけでなく人口の増加しない状況、現状維持が国の課題として取り上げられているところであります。  子育て支援策は村の課題でもあり、特に重要と認識しているところであります。村では子育て支援医療費として中学校までが医療費無料化を実施し、また学童保育も国の制度改正に先駆けて小学校6年生までとし、さらには待機させないということで第2の学童保育として田山にこの4月から開設したところであります。  全国でも少子化、子育て支援は課題としてとらえられており、村が実施している事業などさまざま事業をしておりますが、抜本的な解決には至っていないのが現状であります。村の財政とも合わせて考えてながら村で出産していただき、すくすくと育っていただける施策をさらに検討してまいりたいと思っております。  また、平成22年度より魅力ある村づくりとして、定住促進に取り組みを行ってまいりました。具体的には南山城村で活躍する人々をホームページで紹介し、移住希望者が南山城村での暮らしをイメージできるように南山城村情報プラットホームを開設いたしております。これらを通じて平成23年度には3組9人を受け入れております。24年度には1組2人、25年度には11人、26年度には4人というように平成23年末から今日まで、約2年半で26人、年齢層に申し上げますとゼロ歳から9歳は5人、10歳から19歳までは3人、20から29歳4人、30から39歳9人、40から49歳5人の移住者を魅力ある村づくりの推進室を通じて受け入れております。  この現象は移住希望者の方から問い合わせに対し、どういう暮らしを希望しているのかや、条件等面談し、物件の紹介だけでなく希望に近い暮らしをする人や移住者の紹介といったきめ細かい対応をしております。平成25年度以降も19件の問い合わせに対し、先ほど対応しており、3件の移住をつながっております。これらの問い合わせは京都南山城村暮らしナビやフェイスブック等インターネット情報発信をしており、またその取り組みを新聞や雑誌、テレビで取り上げられたことを通じて若い世代を中心に問い合わせをやってるところでございます。  また、移住者たちの情報発信によって、村を知りイベント参加から移住問い合わせといったこともつながっております。他の自治体への問い合わせされた方に聞くと空き家バンクのある自治体は紙一枚で空き家の情報が送られてくるが、それ以上の情報が得られない、村の対応は人と人とつないでくれるので、具体的にそれに暮らす人との声が聞けたり、暮らしぶりが見えたりするのでよい、つなぎ役を村でしてくれるので人間関係も広がり、入りやすいという意見を多く聞いております。問い合わせに対する対応についても、迅速に行っておりますので本村の本気度が伺っていただいております。  こうした取り組みから移住者間のコミュニティも活発となり、そこからさらなる地域の方々と交流が始めるという現象が起こっており、村の人たちの持つ魅力が村の移住しようという決め手となっているようであります。  このほか、移住者間のネットワークを通じて20代後半から40代前半の移住者がふえており、先日、日本創成会議が発表した消滅自治体の要因となる子育て世代が村に移住しており、2040年に少なくなるという危惧される世代が、今ゼロ歳から19歳8人がふえるという現象が起こっております。これらの現象を検証するとともに道の駅整備を初めとし、村で暮らし続けるというテーマをさまざまな制度を組み合わせ、人口減少に歯どめをかけられる施策を打ち出していきたいと考えております。  次に、防災訓練の実施についてであります。  今年度の訓練の考え方を含めて質問するということでございます。  4月に開催いたしました区長自治会長会で報告させていただきましたが、各地区の自主防災組織が整ったことに伴い、今後各地の訓練とは別に毎年5月1日を防災の日に村の防災訓練を実施することを計画いたしております。ただ、本年度は8月31日、日曜日には、京都府及び相楽5市町が主催する平成26年度京都府総合防災訓練が木津川市周辺において実施されることが決定されました。当該の訓練は目的は地震災害の発生を想定し、地域住民及び各防災機関が一体となった総合的な訓練を実施することにより、府民の防災意識の高揚を図り、被害の減少につなげることであり、災害対応連携訓練や災害拠点活用訓練、住民参加型訓練などを実施されます。  本村においては、これらの訓練、総合訓練の一部として地域発災型総合訓練の実施に向けて計画を検討しているところであります。  予定といたしましては、今回の想定は避難準備情報、避難勧告、避難指示と自主防災組織の役割を何度も訓練を通じてなじんでもらうよう6月中に内容を固めまして、詳細が決まり次第、府、自治会、自主防災組織等住民の皆様への周知、訓練参加の依頼をしてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいいうふうに思います。  次に、AEDの設置についてであります。  村も各地区に最低1台設置すべきでというふうに、そういう時期がきているという御質問であります。議員御質問の万一のときのAED使用につきましては、昨今の情勢から有事の際の必要性に関して強く感じているところであり、現在村では、公共施設、役場、保育園、保健センターややまなみホールにそれぞれ1台を備えておりますし、貸し出し用として2台設置しております。災害等で救急車が間に合わないことも考えますと、住民の一人一人の意識を高め救急対応になれていただくよう心がけなければならないと考えております。  既に、各地区、各消防団では防災訓練等で心肺蘇生法及びAEDの使用方法の講習会を実施され、地域住民への普及推進に努力をいただいているとこでありますが、村としてもさらに訓練等により、実施できるよう進めてまいりたいいうふうに検討してまいりたいと思っております。  次に、最後の舗装修繕計画についていうことでございますが、御案内の舗装修繕計画につきましては、平成25年度におきまして、社会資本整備総合交付金を活用し、主要道路55路線について策定させていただいたところであります。本計画は中長期的な観点で効率的に舗装管理を行っていくためのものであり、また社会資本整備総合交付金を活用し、舗装修繕を行うに当たって必須となることから、55路線については今度本計画に基づき順次舗装を行っていくことになります。  各地区から提出されております舗装修繕の要望につきましても、本計画に基づき交付金を活用し実施するものと、単費で実施するものとがございますが、本村の財政状況を考慮しつつ限られた予算の中で実施しなければなりませんので、どうしても期間を要してしまうことにつきましては御理解をいただきたいと思います。  本村の道路管理、道路整備につきましては、議員がおっしゃるとおり、要望の全てを全面整備することはなかなか困難であります。このため、以前から各区、各自治会の協力をいただき道づくり等の日常管理や軽微なものにつきましては原材料支給、建設機材の貸与により整備を行っていただいているところであり、また緊急的なものにつきましては、その都度対応させていただいているところであります。  今後も各区、各自治会の協力をいただきながら国の交付金等により、財源を確保しながら舗装修繕、道路整備を進めてまいりたいと考えておりますので、議員の御意見も参考にしながら、取り組んでいきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(新田晴美君)  「德谷契次議員」 ○2番(德谷契次君)  再質問に入らさせていただきます。  まず、1番目の人口減対策についてでありますが、経済財政白書、内閣府が出しているんですけれども、それが村の資料のコピーですが、20年度にはマイナス108人、21年度はマイナスの67人、22年度66人、23年度42人マイナス、24年度マイナス2人、25年度マイナス123人と自然増と社会増があるわけなんです。6年間で実に408名の方が人口の減につながってくるということまず承知をしていただきたいと思います。  先ほど村長おっしゃいました日本創成会議の内容はそのとおりでございます。ただ、村長おっしゃるように、これから検討する新しい制度については、予算が必要であるから検討を行います。何回も聞かせていただいております、私も。  それとまた村長は、私の前の質問のときにも道の駅を主体にっていうこともおっしゃっておりますが、私は現在の田舎暮らしのと道の駅だけでは十分ではない、不十分ではなかろうかなと、このように考えております。独自の住民を大切にするそういう施策ぜひとも生み出していただきたい。これは新しい組織になった上で再度質問をさせていただきました。そのあたりについて再度お願いしていきたいと思います。参事制の組織に基づいて新しい考え方を縦断的に進めていくとそういったことをお願いしたいと思います。  それともう1点は、予算がなくても先ほど言いました参事制のもとで検討会の発足などはできるはずと私は思っております。まず各担当の所管課長に任せるのではなく、全体的に取りまとめをしていただきたい。それが村長さんのお仕事ではないんかとこのように考えております。それについて再質問をさせていただきます。  次2点目、防災訓練の関係、6月にされるということで結構でございます。ただ、1点質問をさせていただきたいんですけども、一方村民ではなくて、また同業者もない、村内出身者などで一時的に滞在をすると、以前の家に住まいをするといった方、この方についての防災施設等の、今防災無線ですね、その辺の取り組み進んでいるのかどうかについて再質問をさせていただきたいと思います。  外のほうについては大きなマイクでありますが、設置されているんですけども、やはり降雨量が多いときには家の中で聞き取ることができないのではないかと、このように考えております。滞在目的ということなんですけども、新しい家が、例えば奈良や京都、三重県に持っておられてもやはり月に1回、2回、3回と滞在される方もおられます。この方についての防災無線の取り組みについてお願いしたいと思います。  3番目のAEDについて、精力的に検討するということでございますが、村長おっしゃったように村の消防団員の方も全て訓練も終わっているはずでございます。村の職員の方、村長さんのほうも訓練をされたんじゃないか、このように思っております。私も随分前ですが、資格をもらいました。資格がなくても現在では扱えるようになっておりますので、前向きな、検討するんじゃなしに、予算について確保していくように努力する、前向きな検討を進めるということを御答弁をいただきたいので、再質問をさせていただきます。  次、4点目、舗装修繕計画について、細かな再質問はもういたしません。全てが村づくりに通じております。我々の年代のものさえ、村が何もしてくれないのなら出ていきたいという声も出ております。よくやってもらっていると住民の方から行政を評価してもらえれば、その行政は勝ち組です。しかし、予算がありませんのでできません、これは行政は負け組の行政になってしまうんじゃないのかと、このように思っております。  計画性を持って、必要な予算は確保する、よそからもらってくる、ぜひそうあってほしいと思っております。以前、私の質問に対しまして村長は財調は10億円ためることが必要であると、はっきりおっしゃいました。現在の住民のもとで積み上げられた財政調整基金、今の住民のために必要なお金を使っているのか、それとも人がだんだん少なくなっていっても10億円は必ずためたかった。村長の優先順位はどちらであるのかお聞きをさせていただきます。  以上、4点について再質問とさせてもらいます。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  1点目の人口減少の話でありますが、この問題というのは議員おっしゃるとおり、村だけの問題ではないですよね、現に村も精いっぱい努力をしておりまして、道の駅を今しようとしているんですが、道の駅で全てで完成するということはもう一度も申しておりません。そのうちの1つの手段であるというふうに思っておりましてですね、今、そのために魅力ある村づくりの推進室を設けてですね、どうすれば人口がふえるのかということも含めて推進室でいろいろ取り組んでいただいておりますし、参事もできたことやから、各課横断的にその辺をせなあかんという御指摘あったかと思います。保健福祉課のほうではですね、そういう立場がありますので、婚活の事業も過去にありましたけれども、再度それも考えていってはどうかという今検討をいたしておりましてですね。  それから、農業振興の問題についても今お茶のだんだん業者が少なくなってきてる中で、新しいことに挑戦しようということで、高尾グリーンティーがてん茶工場をことしから稼働されたのも、その一つのことかなというふうに思って、新しいものに挑戦をし、それに応援をしていくいう村の姿勢は変わっておりません。  総合計画を立てましたときに、村が将来的に人口減少になって、今何かをしないともう再起無理だというふうな直感を、感覚を持ちました。そのために総合計画では何か仕掛けをつくっていかなあかんということで、その一つの手段として道の駅というものが浮上してきているものでございますんでですね、そういうことから、村も今まで何もしてないしという問題ではなくて、精いっぱいやっておりますが、さらに議員のほうからもいろんな御提案をいただきながら村づくりとして人口減をどうしたら食いとめるかいう問題についても、毎月取り組んでいかなければならないいうふうに思います。  それから、防災訓練の問題でありますが、一時帰宅されている方なんかのいざというときの防災無線の周知はどうなっているのかという話ですが、現在住んでおられる方に確認をとって取りかえに行っておりますが、住んでおられない方、こちらにいられない方が連絡とれていないのは実情です。200軒ぐらい家があって防災無線取りかえてないとこがあります。  ですから、今回予算にもその分をもう補助金ありませんけれども、単費でつけるということで希望があればつけていこうというふうに思っておりますんでですね、そういう方いらっしゃるようであれば、議員さん、連絡とれてそういうことがあるということであれば議員さんのほうからもそういうことができるんで、申し込んでいけと言うてもらったら村としたらつける予定はしております。  でも何度連絡しても連絡がとれないとこについては、どうしようもないので予算的に準備をして待っております。ですから、早いことつけていただくということは大事なことかなというふうに思っております。  それから、AEDについてはですね、各区に1台ずつつけたとしても現在ある分もありますよね、現在保健センター、学校やとかにありますんで、その地域はあるんです。また、やまなみもありますし、役場にもあるということで、その地域はありますよね。あと、ないとこいうたら8地区、7地区、8地区になってきますんでですね、その辺については、できるだけ早いこと整備できるように区長さんのほうからも要望いただいておりますんで、あっこつけて、ここつけないということできませんので、そこら辺はうまくいきたいなというふうに思っております。それはできるだけ早い時期につけていきたいというふうに思っております。  それから、最後の舗装でありますが、現に各地区公平にですね、整備させていただいていると思います。特に、德谷議員、高尾地区でありますが、高尾にこんな道路が必要なのかと言われるような道路もできてます。現にそういう声があっちこっちから聞きますんでですね。というのは前後の道がそんなに広くないのに、その真ん中だけにこんなものつくってどうするんやという意見も大分聞いております。  ですから、そこら辺も十分御配慮いただいてですね、ええ道をできたらそれにこしたことないんですが、やっぱり大きな予算を伴いますんでですね。修繕については逐一やっておりますし、どうしても南山城村というのは住宅が点在しておりまして、面積が広いとこに住宅が点在してて、インフラの整備がよその自治体より余計にかかるんですね。その辺も特殊事情があってですね、やりたい気持ちは十分あるんですが、余りにも管理道路が広いということがあって、平成の合併に村は合併しようということを言うたんですが、中心部の地域はそんな費用のかかるとこと一緒になったらうちの金みんなそっちいってしまうというようなことを、反対討論で言われてですね、合併できなかったというくらい、この東部3町村は面積の割りに道路が広くて人が少ない、そういう問題がありますんでですね、その辺も御理解をいただきたいなというふうに思います。 ○議長(新田晴美君)  「德谷契次議員」 ○2番(德谷契次君)
     再々質問に入らさせていただきます。  1番目の人口減少対策について、ニュータウンの中でございますが、意向調査を一度されたらどうかなと、私思っております。意向調査、実際に家を建てられるか、もうそのまま放置しておかれるのか、一度検討していただいたらどうかと思います。土地の固定資産税幾らほど払っているかわかりませんけども、調整区域であるから固定資産税は低いと思っとんです。また、都市部では都市計画税等も変わってきまして、かなり高額なってきますので、売るためにも税を高くしているんですけれども、村の場合はやはり安いので、低いですので、そんなに家は建たないのではないかなとこのように考えております。  一度ニュータウンの答弁はいただいておりませんでしたが、ニュータウンの土地所有者、空き地であって、当然空き地ですが、家の建ってない空き地、把握しようと思えばできるはずでございます。一度こういった方について意向調査していただいて、もしもう寄附すると、もう税金払うのも、もうしんどいといったような方がもしおられるようであれば、村がその土地をもらってしまう、寄附を受ける、また貸してもらう、そういった新たな取り組みをしていただいて、村でも空き家というのは実際そんなにはないと思いますけれども、来ていただくと、そういう行動を移していただけたらどうかなとこのように思っております。  一度そういうったこと、今まで課長会、毎月1回やっておられるかと思いますけれども、こういったことでいろんなこと、余りお金をかけずにしてできる家をふやす方針考えていただきたいなとこのように思っております。  これが1点目の再々質問です。  2番目のほうですけども、村長のほうから議員からというお話でありましたけれども、やはり行政として、ルールとしまして各自治会長、区長さんのほうにこういった方の紹介を行政としてしていただいたらと思います。議員が知っているからどうだというんじゃなしに、滞在される方は地元の区長さんが一番御存じですので、連絡先等も親戚もあるかと思いますので、各区長さんのほうにその紹介を文書でもってしていただきたいと思っております。防災無線の設置のほうです。  3番目のAEDのことですけども、できるだけ残る7だか、8地区について整備していただきたいなとこのように思います。3年ほど前でありましたが、木津川市の市長さん、12月の歳費を返上してまでやられた経過がございます。村長さんにそんなことしてください、それは言うておりませんけれども、そういったような経過もございますので、できるだけ公正に公平になるように前向きにお願いしときたいと思っております。  4番目、村長、舗装修繕工事反論させていただきます。防災上も必要な道路でございます。まず163号が普通になった場合村への救援物資はどこから来るんですか、奈良県を経由してくるんです、また三重県も経由してくるんです。そういった意識が少ないから道路整備が進まない、私はそう思いますよ。何ていいますか、孤立集落を生み出さないための施策でございます。人口が少ないからどうやこうやという話ではありません。訂正のほうをお願いしていきます。  以上、4点の質問でございますが、1点目の月ヶ瀬ニュータウンの関係、そして4番目の舗装修繕、先ほどの10億円のお話で答弁なされておりませんでした。それについても答弁をいただきたいと。財調で10億円ためるとおっしゃいました。でしたら1番目と4番目について、再々質問をさせていただいて、終わりとさせていただきたいと思います。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  答弁をさせていただきます。  ニュータウンのあいてる土地について、意向調査をしたらということでございますが、村が把握いる分については、持ち主には連絡はとれる、また文書も送ることができると思いますけれども、なかなか全部は把握できてない。次から次とわたっていってるようなとこもあるようでございますんでですね、また連絡をとってもとれないということも、これ私ニュータウンの自治会の自治会長さんにその話をさせていただいて、自治会で大体把握されているんですかという話をしたら、ほとんどわからないいうことをおっしゃってました。そういうこともあってですね、なかなかその地権がわかる範囲内でそういうことは可能やというふうに思いますんで、どうされるんですかという話がそこまでいけるんかどうかわかりませんけど、ちょっと内部調整をいたしまして、議員から提案をいただきましたことは前向きに検討させていただきたいというふうに思います。  現在、基金は10億円はありません。6億、7億ほどのレベルでありますので、ためよう思ってためてるわけでもないんで、基金ためるために事業を削ってるわけでもありませんので、そこら辺を御理解をいただきたいなと。基金あるから道路を修理せいというのもちょっと荒っぽいなと思います。基金というのは、いざというときにですね、大島町のようなことが起こったり、あるいはまた京都でもありました北のほうで大江町のような災害が起こったときにですね、すぐ、いざというときに補助金を待ってなんていうてられませんから、それは一定金額の基金は必要やと私は思ってます。  ですから、議員おっしゃるように基金10億ためたいから舗装もやめた、道つくるのもやめたという考えは持っておりませんので、それだけは御理解をいただきたい。それは別の次元の話であります。できるだけ舗装については要望に応えられるように精いっぱい努力してまいりたいというふうに思っています。 ○議長(新田晴美君)  「德谷契次議員」 ○2番(德谷契次君)  もう次の質問はいたしません。先ほどからいろいろ取り組みをされていることを聞かせていただきました。人口減について、AEDもそうです、舗装修繕のときも、ただ4番目の話は村長は前に整備をする、どうしても10億円をためるということを前に発言出ましたので、質問させていただきました。村長の考え方でいいんじゃないかと思いますけども、交通安全と防犯とその辺の整備、道路の舗装修繕工事、ことしは300万した、26年度は計上されておりませんでした。例ねでいくと1,600万、1,900万ぐらいの金を本当に当時の課長さんは、1,000円残ってないほど使っていただいて道路整備をしていただきました。最初に議員になったときに道路修繕工事の工事費、歳出見せてもらったら本当に1,000円まで全部使って舗装修繕されておりました。1,500万、1,200万の工事、こんなにしっかりやってくれてはるの珍しいなと、私も本当に心打たれたんですけども、今回に限っては25年度は300万円を減額して、26年度はその金を26年度へふやしただけという印象をどうしても考えてしまいます。積極的な取り組みをお願いしまして、質問を終わらせていただきます。  以上です。 ○議長(新田晴美君)  德谷契次議員の一般質問は終わりました。  続いて、6番議員中嶋克司議員の一般質問を許します。  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  議席番号6番の中嶋です。ただいま議長よりお許しをいただきましたので、質問させていただきます。  初めに、私一人の質問ではありません。全て住民の皆様のさまざまな御意見をいただいての質問です。それでは通告書に従い壇上から質問させていただきます。  決算監査審査について。  行政監査は予算が議決に基づいて適正に執行されているか、特定の事務または事業について法令等に従って適正に処理されているか。また、公正かつ経済性、効率性、有効性を主眼として実施されるものと考えるところです。  地方自治法では、最初の経費で最大の効果を求めています。村長の政策である魅力ある村づくりの1つ、道の駅計画にはこれまで多額の税金がつぎ込まれましたが、決算審査、意見書にはその成果、有効性について何も触れられていませんでした。それはなぜですか。監査委員への質問です。  旧少年自然の家について。  廃止後の少年自然の家については、これまで断片的な説明しかされなかった。しかし、4月10日の全員協議会で3月28日、京都府と譲与契約に調印したといきなり事後報告されました。十分な事前説明をされなかったのはなぜでしょうか。村長への質問です。  農業用用排水路施設改良事業について。  平成26年度、当初予算審議では、余りにも高額な事業と指摘が相次いだツカリ川水路改良工事。事業費は1億760万円、設計費も含めれば1億1,000万円、かつて補助金を活用し、水田と当該水路を改良されたと聞いています。長年活用されてきた水路に何か問題があったのでしょうか。各地区から村への要望は多く多岐にわたると聞いております。村として解決すべき課題も多いはずですが、ツカリ川水路の改良を優先されるのはなぜですか、村長への質問です。  質問は大きく分けて3点です。いつも申し上げておりますが、全て簡単で明快な答弁を監査員と村長に求め、壇上からの質問とします。次の質問からは自席にて行います。 ○議長(新田晴美君)  中嶋克司議員の発言の制限時間は、11時24分までです。  答弁を求めます。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  それでは、決算監査については、監査員のほうから御答弁いただけるというふうに思いますが、私のほうから2点目の少年自然の家について、お答えをしたいというふうに思います。  少年自然の家につきましては、これまでお伝えいたしておりますように、昨年末には広報紙、ホームページ等で広く御意見や提案を募集し、同施設の有効活用についても模索したところであります。  意見の多くは、従来のように少年やスポーツ少年団の宿泊施設として運営してほしいというものでありました。自然の家は長年青少年の社会教育施設として国内外の小中学生を初めとして、子供会やサークル、大学生の合宿など幅広く利用されたところであります。施設の運営休止は、村を訪れて知っていただく機会がなくなるいうことでもあり、寂しさを禁じ得ませんでした。まだ十分に使える施設であるので、過疎が進む村として村が元気になる一つとして、また、自然環境に恵まれたグラウンド等有効活用が図れる、多くのファンの声にもお応えするためにも、ほかからの無償譲渡をお願いしたところでありますので、これは御理解をいただきたいなというふうに思います。  また、次の農業用用水路ツカリ川水路改修工事についてでありますが、長年活用されてきた水路に何か問題があったのか、村への要望は多く多岐にわたるのに何でツカリ川水路を優先したのかということでございますが。  御質問のツカリ川水路につきましては、昭和55年から60年にかけて田山地区で施行されました農業構造改善事業の一環で水田の区画整理等を土地基盤整備が行われたものであります。完成後30年以上が経過し、水路の老朽化が進んだ上に、近年ゲリラ的な集中豪雨がさらに追い打ちをかけ水路の氾濫を引き起こし、水路の損壊や法面の侵食が著しく放置すれば大規模な農地災害も懸念される状況でございます。  そこで、今回、国・府の補助事業を活用した水路改修改良事業を計画したものでございますので、よろしく御理解をいただきたいいうふうに思います。  以上でございます。 ○議長(新田晴美君)  続いて、決算監査審査について、監査員梅本章一君。  訂正しときます。中嶋議員の制限時間は24分って申しましたけども26分までです。 ○9番(梅本章一君)  それでは、御質問に回答させていただきたいと思います。  御質問の決算審査意見書とは、どの時点での内容なのかは定かではありませんが、魅力ある村づくりの1つ道の駅整備事業につきましては、これからの村の新たな産業振興と人口減少を食いとめる村の存続をも左右される事業として位置づけられておりますため、昨年あるいは一、二年での事業評価をする段階ではないと考えております。現在では、5年間の継続として総額の予算内において適正に計画どおり予算執行されているか、進捗状況を確認するのが適切であると監査しておりますので、御理解をいただきたいというふうに思います。  以上です。 ○議長(新田晴美君)  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  御答弁いただきましたが、再質問をさせていただきます。  まず、通告書に従ってですね、監査員から質問させていただきます。申しおくれましたが議会選出梅本監査員におかれましては、その職務遂行大変お疲れさまでございます。  さて、法律にのっとってあるいは先ほど答弁いただいた村の新たな人口減少対策として位置づけられた道の駅計画というふうにおっしゃったんですけども、今までの決算審査報告書を拝見いたしました。決算数字があっているのは当たり前でして、法律にのっとり監査を進められておられると思いますが、合規制、合法性というのは当然のことだと思っております。いかにすれば公正で合理的かつ効率的な運営が確保できるかという行政運営の指導的立場におられるのが監査員ではないでしょうか。どのような御認識なのかお伺いをいたします。 ○議長(新田晴美君)  「梅本章一議員」 ○9番(梅本章一君)  監査のですね、基本方針ということで、監査の実施に当たってはですね、事務事業の執行、法令及び議会の議決並びに予算等に基づいて行われているかについて留意し、積極的に指導をしてまいるのがですね、監査の監査必携によります監査の基本方針というふうに考えております。 ○議長(新田晴美君)  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  通告書にこれまでの道の駅というふうに書かせていただいたんでお伺いしますが、ニュータウン前道の駅計画についてですね、用地調査費、境界確定費に1,755万円、基本計画策定費などに1,640万円を継ぎ込んだのがニュータウン前道の駅計画決算額だったと思っております。この投じた額が機能したとはとても言えませんし、地方自治法で求められている先ほども申し上げました最小の経費で最大の効果が認められるのはどのような視点から見ても明らかであります。  監査員におかれても御認識のはずだと思っております。大変失礼な言い方になりますが、いま一度振り返ってみられてですね、この点についての指摘が失礼ですが欠けていたとは思われないのでしょうかお伺いをいたします。 ○議長(新田晴美君)  「梅本章一議員」 ○9番(梅本章一君)  道の駅計画のもともとのですね、Aといいますか、今現在がBというかですね、計画も変わってはいるわけですけども、境界確定についてはですね、私も一般質問でもですね、させていただいているんですけども、地籍調査について村長に伺った経緯もございましてですね、これは中嶋議員もですね、当時同じ、一昨年9月議会だったと思いますが同じように境界確定については一般質問を行っておりましてですね、これは国が2分の1、府が4分の1、村が4分の1ということで、地籍調査をですね、行われなければならないというのが市町村でありまして、この行うかどうかというのは市町村に委ねた問題でありましてですね、その意味からですね、調査をされたという理解をしておりましてですね。  本来、この地籍調査をするに当たっては、そのときにしなければですね、土地の所有者がみずから調査をしなければならないということになっておりますので、村が行ったことはですね、道の駅にかかわってもですね、調査ということでございますので、監査としては有効に適切にするだけだという見解でございます。  以上です。 ○議長(新田晴美君)  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  先ほど、地籍調査に触れられましたので、お伺いしますけども、境界確定ができたのは民地なんですよね。そして、地籍調査を実施すれば活用できる、これはそうでしょう、しかし現在ですね、どこの自治体も頓挫してできていないんです。まして村の中は構図が大変入り乱れてというふうに村長もおっしゃってましたんでなかなか難しい。簡単にできるものであればどの自治体もそれをやっているんですよ。近隣の自治体でもどのくらいやられたかわかりませんけど、途中で中止されておりますし、これは有効に活用されたとは言いにく。まして民地の境界確定をしただけで、本当に有効なのか本当に疑問です。  改めに言うまでもなく、道の駅計画は村長の政策ですし、道の駅については個別事業として外部監査を行っている近隣自治体もあります。道の駅計画に対して議員の御自身の立ち位置はどうであれ、監査員としての立ち位置は公平で独立したものでなければなりません。計数監査は外部監査員に任せても村長の政策的な事業に関する監査は議会選出の監査員が行うべきではないんでしょうか、お伺いをいたします。 ○議長(新田晴美君)  「梅本章一議員」 ○9番(梅本章一君)  村ではですね、監査2名ということでございます。大きな市になれば4名であったりとかということですけども、その監査員は独任制ということで、それぞれにですね、必要なときに必要なことを監査員が思えばですね、調査はできるということにはなっておりますが、ただ、監査の報告につきましてはですね、合議制になっておりますので、代表監査とですね、監査、私の話し合いの中で結果としてですね、報告をさせていただいているのが現状でありますので、御理解をいただきたいというふうに思います。 ○議長(新田晴美君)  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  答弁いただきましたが、政策的な監査をやっていただけないとこういうことの理解でよろしいでしょうか。次の9月議会には25年度の決算認定が待っておりますし、その決済審査意見書には道の駅計画に投じた費用に対する成果、有効性についてしっかり審査をしていただいて、住民の願いに応えていただきたいと思うんですね。  もう一度お伺いします。監査は議会選出の監査員、政策的な監査に関してですね、議会選出の監査員が行っていただきたい。もう一度答弁をいただきたいと思います。 ○議長(新田晴美君)  「梅本章一議員」 ○9番(梅本章一君)  最初にもお話をさせていただきましたようにですね、評価という面ではですね、ことしまだ土地の買収という段階でございましてですね、道の駅計画におきましてはですね、この評価する段階ではないということですので、御理解をいただきたいというふうに思います。 ○議長(新田晴美君)  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  これまでの道の駅計画と申し上げましたので伺いますが、これまで二、三、2か所のコンサルに託して特産品開発あるいは経営主体探しをやられたんですけども、何らその成果が出ていないのは現実ですし、だんだん引き延ばされていくだけではないですか、土地の買収だけではありませんよ。こういったことにですね、評価をしていただいて進捗状況を明らかにしていっていただきたいというのが私の思いです。どうでしょうか。 ○議長(新田晴美君)  「梅本章一議員」
    ○9番(梅本章一君)  だから、先ほどからも言ってますようにですね、例えば家のですね、各家庭の増改築などの見積もりというものはですね、無料でできる話だとは思いますが、こういった行政がですね、国なり府なりのですね、補助金をいただくためにはやはりきっちりとしたものをですね、提出しなければ補助金もいただけないということもあろうかと思いまして、やはり計画の調査でございますので、その辺については必要経費でありますし、次の本事業に係るですね、調査でありまして、そこで最小の経費で最大の効果を上げられるように考えております。  以上です。 ○議長(新田晴美君)  会議規則55条で3回となっておりますので。  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  なかなか答弁いただけません。思いは伝わらなかったと思います。ただ、9月には25年度の決算審査が待っているわけです。そこでも村長の政策について、成果あるいは有効性、効率性を重きを置いて監査されていない場合は再質問をさせていただくかと思います。時間がありませんので、次に進みたいと思います。  それでは、次に旧少年自然の家について、村長にお伺いをいたします。  実際にはですね、昨年11月に廃止された施設だと伺っておりますし、3月28日の譲与契約の調印まで4カ月あったわけです。議会に説明する時間は十分あったと思っておりますし、それでいて、議会に十分な説明をされなかったのは議会軽視も甚だしいんじゃないですか。契約を済ませた、済んでしまった後にはできない問題だと私は思っております。  十分な事前説明もせず、事後説明という点では専決処分も同じですよね。先ほど冒頭でも少年自然の家について、早期オープンを目指すためにですね、財政負担は極力少なくし、負担してもらえるようにするというふうに冒頭おっしゃいましたですけど、だんだんとトーンが下がってきていると思うんですよ。今までの説明ではですね、動くかどうか使えるようにして譲り受ける、その費用は京都府に負担してもらうと説明されてきたんです。負担してもらえるならですね、専決費用を出す必要はないんです、専決処分して費用を出す必要がないんです。  ちなみに後で申し上げますけど、今議会に提出された専決処分の中に公共施設管理事業233万6,000円が盛り込まれるいますが、これが少年自然の家に関する費用ですか。お伺いします。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  専決処分のときにも具体的に説明申し上げますけれども、それでございます。 ○議長(新田晴美君)  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  議会に十分な説明もせず譲与契約に挑戦されて、少年自然の家に関する費用も専決処分されてしまった。これは専決して費用を出す必要はない。京都府に負担してもらえるんでしたらね、専決する必要がないんですけども、この点についてはいかがですか。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  その都度ですね、再稼働といいますか、動くという前提のもとで行ってますが、まだ動くか動かないかわからない。その段階で電気を入れないと水も動かない、下水も動かない、風呂も動かないいうような状況で、動くか動かないかわからない。それを早くしないと、ことしの夏の利用に間に合わないいうことから、4月に早いこと電気を通して、悪いとこを検査しようということでやった分がそれでございます。  議員は議会に何の説明もないとおっしゃいますけどね、去年からずっとたんびたんびに言うてるじゃありませんか、何を聞いてないんですか。あなただけ聞いてないんでしょ。みんな聞いてますよ。一般に募集をかけたことも申し上げました。最終的にはもらって、最終的に使う人があればもらって譲渡を受けて、一般財産として譲り受ける、一般財産としてもらうんですから、一般財産については議会の承認をいただくことは要らないいうことも申し上げてきました。  それを、旅館としてもらったんでは、旅館業を村がせんなりませんから、それは議会の承認を得てもらうことになりますけれども、一般財産ですよ、一般財産もらうのにもらいますよという話はしてますやない、してないということはないでしょが。それをしてないしてないって、何をおっしゃるんですか。全部の皆さん知ってますよ。  もらうということになって、いよいよじゃもらうとすれば電気を通して、動くという確認をとらんと運営する人が使えないです。京都府としては3月31日までに何とか、決着をせんといかんという問題がありましたので、私としては、ちゃんと確認してからもうらおうと思ってましたけれども、京都府の都合でそうなると1年ずれていくやないかという話になって、3月31日までに調印をしたいということでございますので、それはじゃいただこうということになってきたわけです。  それを早いこと利用しようと思えば電気を入れて、悪いとこをチェックして、動ける状態に持っていかなきゃいけない。すると一方少年自然の家の運営してきたとこはもうやめるからやめるからって何年か前から何も修理せずに木も切らずに放置してきた。そういうものがそういうことがあって、いざもらうとなれば電線に木がひっかかっとる、それも切らないかん、キュービクルも漏電があって危ない状況や、でもこれを電気入れようとすればキュービクルを新調しなければいけないという問題がありますんでですね。最終的にそういうものを総合的に運転できる状況になった段階で京都府に対して、総額でこれだけ要りました、これについて京都府とどれだけの負担をしていただけるのかいう交渉をこれからするわけでございましてですね、それを途中ですからね、今。  もらったものを、そのまま置いといたらいかん何のためにもらうかといったらそれを動かすためにもらってきたんですよ。やるという人もいて、やってもろて、それをうまく村のいろんな形に活用していきたいいうふうに思っております。あれもだめ、これもだめって言ったらね、行政で何もできません。その辺は御理解いただきたいというふうに思います。 ○議長(新田晴美君)  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  十分説明されてきたと答弁いただいたんですけどね、私の認識ではね、幾らお伺いしても答えていただかなかったと思いますよ。それで突然ですね、譲与契約に契約したと事後報告をされたから、この質問をしているんです。  その前段では、何回か断片的にお伺いしてます。でも決定的に譲与に調印したというのはその3月28日にされたという点は、全員協議会の席上なんです。それまでにですね、契約するんだけども、どうかということをですね、議会に諮っていただくべきではなかったのか、全員協議会の場で諮っていただくべきではなかったのかということを言ってるんです。  説明がなかったとは一言も言っていません。通告書にあるように断片的な説明しかなかったとこの点ですよ。  そして、電気を入れてみないとわからない点があるというふうにおっしゃってましたけどもね、電動機器なら電気が必要なのは当たり前なんですよ。これは村長は使えるようにして、譲り受けるというふうに説明されています。今後かかった費用は、京都府に交渉して、負担してもらえるよう交渉していくとおっしゃいますけど、そうじゃないんですよ。今後じゃなしに、使えるようにして譲り受けるとこういうふうに説明されたから今質問させてもらっているんです。今後負担してもらえる額という、総額というのは今おわかりでしたらお伺いします。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  まだ、全部やってません。まだ浄化槽のこれから掃除もしないけませんしですね、そういうこともありますし。中嶋議員が私が言った都合のいいとこだけあんたは聞いて返事されますが、私は京都府が来年の4月稼働であれば全部村で、京都府で修理して、1年間遊んで、全部修理していきますよということはありました。でも、そうしますとことし1年遊ばさないかん、運営する人は、ことしの夏の子供たちの夏休みの活動のときに休むと来年再出発は難しい、だからことしの夏休みまでに活動しないといけないいうことになりました。  ですから、総額で四千何百万かの費用がかかる改修費を言うてましたけども、それを改修しないままにもらいました。それについては、今後いった分については京都府と協議をして、全額になるのか、何になるかね、向こうの補助金の都合がありますので、それはわかりませんけれども、京都府と協議をしていくいうことで確認をしておりますので、それでどうしてそれがぐあい悪い、もらうかもらわんか言わんかった言わはるんですか、事前に、もろてええかという確認を議会にとらなかったことを言ってらっしゃるんですかね。  でも、一般財産ですからね、それをもらうことにもらいましたよってすぐに説明をしてますからね、もらうという前提で今までから話してきて、それもろたらあかんということは言うてませんやん、誰も、あなたもそうですやろ。僕はもらうということで進んでいることに対して何の抵抗もなかったから、私はもらうということでそれでいいと思ってましたからね。  そういう状況でもろていいか、もろて悪いかということを議会に答えをもらわんと仕事したらあかんということをおっしゃるんですかね。ちょっとおかしいんじゃないかなと思いますよ。 ○議長(新田晴美君)  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  先ほどおっしゃったようにね、一般財源としていただくにはね、それは何も議決を要らないです。でも後で経費がかかるという話はまた別の話です。ですから、それについて本庁は使えるようにしてから譲り受けるとこうおっしゃってたというふうに私は理解しております。  ですから、今おっしゃったようにですね、専決で233万6,000円も出される、そして本年度の補正ですね、補正第2号でですね、81万5,000円は少年自然の家の浄化槽修繕費、消火栓等の交換費用が盛り込まれているんですよね、先ほど浄化槽とおっしゃいましたけど。使えるようにして譲り受けるとはとても言えないんですよ、どうなんですか。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  ですから、京都府で使えるようにしてもらうとすれば1年おくれますんで、それでは運営できないいうことで事前にもらいました。ですから、使えるようにするまでの分については、今後、要するにかかった分を総額まとめまして、京都府と交渉していくということになります。  それからですね、事前にですね、中嶋議員にも申し上げましたけれども、費用はどうやということも、こういう経過も事前に話をしましたですね。費用どうするねんやといったら設備的なものについては、村がやらないかん。運営的なものはこれからやる人がやっていくいうことも話をしました。それも議員の皆さんにも話をしてきておりますのでね。  今回は、スタートラインに立つまでの経費のことをおっしゃっていると思いますが、これについても一々ですね、木切るさかいに京都府何とかしてくれ、電気通すからしてくれって一々言えませんやろ。ですから、動かすという稼働するまでの費用を一括してこれから京都府にその旨、話をして全額もらえるように努力していきたいいうふうに思っておりますんで、これも御理解をいただきたいなというふうに思います。 ○議長(新田晴美君)  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  なかなか理解できてないですけど、全額もらえるように努力するということですけども、またこの点につきましてはですね、専決処分あるいは補正について十分議論をさせていただきたいというふうに思っております。  時間が迫っておりますし、次のツカリ川についてお伺いを村長にさせていただきます。  まず、お伺いしたいのは、優先順位についてなんですけども、昨年の6月の豪雨、そして9月の台風18号の豪雨だけでなく、これまで村が管理する水路等が豪雨により崩れてもですね、近くで耕作されてた方は、その近く付近には耕作をしていないし、耕作をしてない耕作放棄地がありますし、村の財政も厳しいらしいので、役場に要望せずに自力で直すとか、直したとか、そういった声も聞いているところですけども、このように自分で直そうとされる住民の方もおられる中、仮に村長がツカリ川にある水田を耕作されておられるとして、水田のあぜ等が崩れるなど、水田が被災したら、水路改良されますかお伺いをいたします。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  私のっていうことは、ツカリ川の要望については平成5年に村のほうに要望を府経由で水路改修を出しておりますし、その後も平成十何年かには出しております。何度か出しておりますけれども、その都度、財政的に無理だというようなことでできてなかったわけであります。中嶋議員、このことについて何か私の農地がそこにあるから余計神経を逆なでしてるんかなというふうには思いますけども、一遍ちょっと現地を見てくださいね。上流のヤガワ地区の水路の断面とツカリ川の断面がどうなっているか確認されましたか。確認してみてください。  議員がいろいろとこのツカリ川水路の改修に意見を申されるとすれば1キロ上流の矢川の水路の断面とツカリ川の断面と見て、昭和50年、55年から60年にかけてやった基盤整備の水路が本当によかったかどうかという判断をしてみてください。それからこの議論に入ってほしいなというふうに思います。  中嶋議員、田山の方でございますし、田山の住民がこの水路を要望何度もしてやっていくのを、これを何ですんねやということになって、住民の皆さんに一遍聞いてみてください。何で必要か、私が村長したからやるんじゃないですよ。そういうふうに聞こえますけれども、この代表者中窪さんであったり、長谷川さんでありますので、一回どういう経過をたどっているか地主に聞いてみてください。長年、この水路で苦労してきて大変住民の皆さんに迷惑かけてきたけれども、そのときにすれば安く上がったものであります。でも、そのときに京都府しか雨が降らないという判断をしたために水路が小さいです。奈良県から水が流れてこないということで、あの水路をつくったんです。  そういうことで、この水路が何で今せないかんのか、行政責任ですよこれは、行政の失敗を行政が後を直していく、たまたま補助金がいい補助金があってですね、今国土強靭化、災害を未然に防ぐために国なり、京都府が認定をされて、補助事業として認定をされた事業、それをあかんのだったらあかんと住民の皆さんにあなた言ってください。 ○議長(新田晴美君)  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  何もやってはいけないとなんては一言も言ってませんよ。優先順位はどうですかというふうに聞いただけです。先ほど30年を経てとおっしゃったんですけど、これは新農構で農業改善で改良された水田と水路だと思います。先ほど村長がおっしゃった矢川水路の断面とそれからツカリ川水路の断面は違うんだと、ツカリ川水路のほうが極端に小さいとおっしゃいました。そのとおりです。矢川水路の断面は1.8平米です。ツカリ川水路の断面は約0.6平米、これがそもそもおかしいんです。  先ほど、この30年ほど前にね、やった事業は奈良県側から水が流れてこないという前提で行った工事やというふうにおっしゃいました。しかしですね、奈良県と京都府が分水嶺になっているのは別ですよ。これなら別の話。平たんじゃないですかほぼ。これ全く、先ほど村長もおっしゃいましたけど、失敗した事業やということをおっしゃいましたが全くそのとおりです。おかしな話ですよ。逆に言えば矢川水路が1.8平米の断面を持っててツカリ川水路がね、0.6平米なんてことはあり得ない話、これ逆ならわかりますよ、ですから申し上げているんですよ。なぜ、優先順位はというふうに申し上げているんですけどね、 30年ほどたつとおっしゃいましたが、耕作についてお伺いします。  先ほど経過をたどってきて、住民には迷惑をかけてきたとこういうふうにおっしゃいましたが、逆に言えばですね、30年がたちますんで、それほどですね、水田の被災がひどいんだったらですね、もっと耕作放棄地がね、ふえていて当然ではないのかなというふうには思っておりますけども、ツカリ川を挟むように水田が広がっております。もちろん耕作をしている方から水路改良の要望が出されたというふうに思っておりますが、その辺はどうだったんでしょうか。逆に、耕作放棄された水田があるとすればそれは何枚でしょうか、お伺いをいたします。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  これは担当のほうから詳細は答えるべきやと思いますけれども、ここ三、四年耕作放棄しているとこについては、その水路の路肩が崩れてですね、暗渠排水のパイプがとれて水がもたないいうことで、改修ができなかったためにつくっておられない人もいらっしゃいます。  今回、昨年の18号の台風で水が冠水してだめになった、それから水路が詰まってこんなとこで田んぼしても、イノシシの守りしとったら川からも水がくるということで、ことしからつくらない人もできてます。ことしから水路を改修するということになってますんで、水路改修したら、またつくる予定があるようでございますのでですね、そうしないとせっかく圃場整備したとこが、そういう状況の中では、もうつくる意欲がですね、うせてしまうということでございますので、この水路改修についてもかなり費用が高価になりますけれども、お認めいただきたいなというふうに思います。 ○議長(新田晴美君)  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  もう1問ありましたね、耕作放棄地した水田があるとすれば。 ○議長(新田晴美君)  「産業生活課長」 ○産業生活課(山本雅史君)  耕作放棄地と言いましょうか、休耕されているところは受益者といいましょうか、人数でお二人かと存じます。 ○議長(新田晴美君)  「中嶋克司議員」 ○6番(中嶋克司君)  最後になるかと思います。休耕されている方は二人という答弁いただきましたが、恐らく小作と申しますか、休耕されている方の水田をかわってされている方もいらっしゃるんではないかなというふうには思っておりますが、1つ気になるのはですね、ツカリ川の左岸にある水田、左側ですね、水田は右岸にある水田より高さが約2メートルも高いと思います。仮にツカリ川がオーバーしたとしても左岸の水田が被災するとは思えないんですけども、その点はどうでしょう。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  中嶋議員も土木委員長として現地を確認していただいたらありがたいんですが、路肩崩壊したのは左岸です。冠水したのは右岸です。左岸の土手が高いとこはやっぱり土手の底を洗います、そこが崩壊しております。右岸よりも左岸のほうが崩壊がひどい。そういうことでございますし、また休耕田2名の2枚、それも三角の角っこの土地が、やっぱり機械で使いますんで、角っこの三角地というのはなかなか扱いづらいという問題もあって、右岸と左岸が高さが違うということも圃場整備ではあってはならないことなんですよね。これは均等にしなきゃいけない。でないと水あふれたら一方へ全部いってしまう。そういうことの基本を覆した圃場整備だったというふうに思います。それは30年、40年前どうやったかということは今から検証できませんけれども、そういう圃場整備をされたということで、一方は侵食に苦しみ、一方は冠水に苦しんでいる、そういう水路やから水路を何とか、いい水路にするということでございますので、これも一度足を運んで確認をしていただきたいというふうに思います。 ○議長(新田晴美君)  中嶋克司議員の一般質問は終わりました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(新田晴美君)  ここで暫時休憩いたします。
                 (休憩 11:24~11:30) ○議長(新田晴美君)  休憩前に引き続き会議を再開します。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(新田晴美君)  続いて、5番議員橋本洋一議員の一般質問を許します。  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  5番議員橋本でございます。議長のお許しを得ましたので、4点にわたって質問いたします。  まず、1問目は先の議員の質問のとおりですね、村の人口減少は大変著しいです。村の第4次総合計画、改めて読み直してみましたが、2033年の人口見直しで村の計画では3,000人にふえております。今の推移を見ますとことし中にも村の人口は3,000人を割ると、こういう勢いに達しております。  そこで、質問いたしますが、村長は村の人口減の原因をですね、どのようにとらえておられるかお聞きをいたします。  2点目、これまでの対応策では、間に合わないのではないかいうふうに考えますが、今後村長はどのような対応策を考えておられるのかお聞かせください。  3つ目、それに対する村長の決議をあわせてお願いをいたします。  大きく2点目ですが、最近学童保育の利用者がふえております。子ども子育て支援法が一昨年成立をし、また児童福祉法が改正をされました。学童保育の改善がなされていく、こういうふうに期待をしておりますが、このことに関しまして、まず1つ目、子ども子育て支援事業を村が計画をするようにというのがこれは義務づけられております。どのような準備をされているのかお聞かせ願いたい。  2点目は、児童福祉法の改正で、4月の出されました省令に基づいて、学童保育の基準、これは村がないわけですけども、これの条例化が義務づけられました。どのような準備をいつごろまでにするのか、この点についてお聞かせ願いたい。  3つ目は、そういった中で特に指導員、学童保育指導員の待遇改善をどのように図っていくつもりであるのか、この点についてお聞かせ願いたいと思います。  大きく3つ目、高齢者福祉施設についてでございます。  今用地の確保が焦点になっておりますが、交渉の進捗状況をお聞かせ願いたいと思います。建設を具体化するためには、京都府の福祉、第7次福祉計画、村の福祉計画、そして介護保険事業計画、ここにですね、建設の意志が村長の意志が登載されなければならないと思いますが、そのためにも8月に予定をされるであろう府とのヒアリングに向けてですね、どれぐらい準備ができているのかお聞かせ願いたいと思います。  その中で、用地が確定をしてからだというふうに従来村長はおっしゃってきましたが、その中で旧大河原小学校あるいは少年自然の家内の敷地については、そこは用地としては、認めないというふうに述べてきておられます。私はそれは間違いで復活をしておくべきだというふうに考えますが、この点についてお聞きをいたします。  4点目は、少年自然の家を活用するため、NPO法人との委託契約をするとこういうことでございますが、この進捗状況についてお聞かせ願いたいと思います。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(新田晴美君)  橋本洋一議員の発言の制限時間は、12時16分までです。  答弁を求めます。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  それでは、橋本議員から4点を質問いただきましたので、お答えをさせていただきます。  まず、1点目、村に住み続けるための方策いうことでございます。人口減少の問題を村長の考えと決意を聞くということでございますんで。日本創成会議のデータ報道につきましては、先の議員にお答えしたとおりでありますが、①の村の人口減の要因につきましては、幾つもの要素の結果が現在に至っているものと思います。  大きな要素としては、学歴社会による都心部への進学、就職による転出、その人として茶業を中心とする不安定な農業経営離れが考えられます。  次に、晩婚や生活に追われての少子化が重なり、国全体での人口減少を加速させていると思われます。  次にその2つ目なんですが、次にこれまで以上の対策については、当然村でできる最大の施策は考えにはならないと思いますが、ふるさと納税でも見られるように景品や助成制度については限度があります。客取り合戦はいささか抵抗を感じております。絶対量的にはふえることなく、あちらからこちらへの誘導にすぎないいうことでございます。  やはり、国の一極集中型を改めて、都市と農村、人口過密地と過疎地とのそれぞれの魅力ある制度の確立等により、バランスのとれた国土形成が必要であると考えられますので、府や国に対してもそのような働きかけを講じていきたいいうふうに考えております。  3番目ですが、村政全分野への人口増を引き出す方針については、急速に打ち出す方策では、財政負担を伴わない施策は難しいですが、やはり村の魅力を精いっぱいアピールして村内外から田舎暮らしを推し進めて、一人でも多くの若い世代がまたコミュニティ組織が壊れないよう配慮しつつ、地道に努力してまいりたいいうふうに思っております。  次に、大きく2つ目、子ども子育てについてでございますが、特に正社員の配置をするべきではないかという御指摘でございます。御質問にお答えさせていただきたいというふうに思いますが、質問のとおり、児童福祉法の改正により、設置運営について条例で基準を定めることとされました。されてまして、京都府等とも協議をして進めていくとしております。  当然、条例の中には指導員の資格関係の明文化、さらには面積基準など具体的にもうたっていくこととなり、条例の制定後、改正する場合は議会での承認が必要となってきます。今後村の子供の子育て策定委員会でも条例の提示を行い京都府とも協議をして、議会の方へ、議会への提案をしていきたいというふうに思っております。  2つ目の御質問でございますが、現在の指導員さんにつきましては、おっしゃるとおり賃金で臨時職員として指導いただいております。賃金につきましては、検討しているところでございますが、現在の指導員の方につきましても、臨時職員として勤務をいただいておりますが、大変責任感を持っていただいております。現在2名の方につきましては、主任指導員として経験など生かしていただき、さまざま活躍をいただいております。村の方でも担当職員が連携を密にして対応しておりますし、そういったことから現在正職員としての配置は考えておりませんので、考えてないという現状でございます。  どうぞ、これについても御理解をいただきたいなというふうに思います。  次に、大きく3番目、高齢者福祉施設の建設についてということでございますが、旧大河原小学校跡地及び少年自然の家、敷地を除外しているが、復活して建設に戻すべきやというふうに指摘をいただいております。  施設整備については、今年度策定委員会を設置して、策定計画の中でも検討されてまいります。整備の判断につきましても、検討を重ね努力してまいりたいと考えておりますが、用地の確保についても現在鋭意努力をしておりますので、早く結論が出るように行ってまいりたいいうふうに思っております。総合的に最終的には、総合的に判断してまいりたいと考えております。  それから、少年自然の委託についてでございますが、進捗状況はということでございます。先の議員にもお答えをいたしましたとおり、自然の家の有効活用については、村内外から多くのお問い合わせと再スタートを期待を寄せられているのが現状であります。  しかし、村といたしましても高齢者福祉施設への再利用が困難な現状となり、財政負担が極力伴わないように施設の存続と運営を図っていきたいいうふうに考えております。  お尋ねのNPO法人南山城Ⅴ Power Stationは以前から施設利用を希望されており、昨年の6月に概要計画書を提出されているところでありますが、現在稼働に向けての準備と正式に施設借入申込及び計画書の作成をされているところであります。  村としても一日も早く施設の貸し出しができるよう施設点検と軽微な修繕を補正予算計上とともに進めているところでありますので、現段階での資料提供はできないことを御了解いただきたいいうふうに思います。  以上、御答弁とさせていただきます。 ○議長(新田晴美君)  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  まず、人口減の問題であるわけですけども、日本創成会議の報告では消滅自治体が800個を超えるというふうなショッキングな内容であります。消滅という意味がどういう意味かについてはよくわからない面があるわけなんですけども、いずれにしろ村の今の現状を見ていても大変心配な事態、私の住んでおります本郷区では小学生がたった1人しかおりません。本当にこの地域はどうなっていくのかということでも深刻にですね、私自身は受けとめております。  さて、村長は人口の減員の要因は学歴社会による都市への進出傾向が強いというふうなこと、また日本経済のあり方も大きく関係をしていると、あるいは晩婚の傾向が若い世代にあるんではないかというふうなことを述べられましたが、日本創成会議のですね、報告を見ましてもこれは村の人口が減っているのは村の責任というよりも、国の政治なり、経済のあり方、これが大きく影響しているわけで、国が抜本的な対策を立てていくべきだと、こういう点がまず第一の原因であり、責任を持ってですね、国が対処をしていくべきだというふうに私自身は考えます。  しかし、その中で質問でも申し上げましたように、人口2033年には人口3,000人を維持したいというのが第4次総合計画であります。  そういった点で、これが本当にできるのかですね、1年半前の計画書であるわけですけども、この点について、私は村の対応のおくれ、総合計画にうたっておきながらですね、やはり村の政策としておくれているんではないかいうふうに指摘をしたいんですが、この点について村長のお考えをお聞きをしたいと思います。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  具体的にどうすればい人口がふえるのか、特効薬があったらね、一番ありがたいんですが、現状を見ますとこれ、れんけいなんですが、議員も見られたと思う、6月号、この裏に毎月東部3町村の人口の推移が出てます。和束町が22名5世帯が減った、笠置町は4世帯、村が10世帯ふえて、15人ふえたということになる。この内容がですね、非常に微妙だなと、これが高齢者がふえているんならなかなか大変なんですが、先ほども前の議員さんにも申し上げましたけれども、かなり若い子がふえているということが村の特徴になってきてましてですね、それっていうのは、田舎暮らし推進プロジェクトの中で何人か来られたことあるんですが、これはリタイアされる方ばっかり、でも魅力ある村づくりでやっているのは一番歳の大きい人で40代から50代までの人が5人ふえてる。あとは若い子なり、30代から39代が9人、うちのこの内容を見ましたらですね、非常に若い世代がうちの村に住んでる。  童仙房3月まで3人やったんですけどバスで送り迎え、4月から9人になりました。童仙房が、それは何やった、童仙房野殿地区に出てた子が帰ったり、あるいは新たに住んだりというのがふえてきているのが現状でありまして、こういうことを言うていくと何が一番大事かというと、やっぱり村に若い子らが住めるという魅力が大事だというふうに私は、その魅力って何やろなというふうに思うんですが、いま一つ現象が起きているのは、この間毎日新聞がね、取材にきまして、今度もうじき載るらしいです。総務大臣増田寛也さん、私が載るらしい。毎日新聞の一面に、一面というか、一面じゃない、全ページをさいてその3人のコメントが載るということで取材に来られたんですが、そのときも申し上げたんやど、記者にうちの村を取材されてどう思っているんですかと言うたら、何でうちへ来たんですかというのが、僕は聞いたんですが、やっぱり若い人が来てるということがあるんで、やっぱりそれもうちの村の私が選ばれた原因であったようである。  うちの村に若い人が入ってくるということは、それなりの魅力があって入ってきてるというふうに思います。それは仕事する場ではないし、どうかというて奨励金をとったり、どっさりやっているわけでもないんで、何ぼかその奨励金もプラスにはなっていることは事実なんですが、ただ、行って地域になじむかどうかというとこら辺が、うち魅力ある村づくりが具体的にこの家はこれぐらいで借りて、こういう人らが友達になれますよって紹介をして、Iターンの皆さんと会議何回かお誘いをして、そんな、こんなことがあったら、こんなんあるよ、こういうとこはこうしたらええよという話があって、来た人がすぐに困らない状況があるということが一つの要因であろうかというふうに思います。  そこにですね、村の既存の若者が何ぼかなじんで寄っていってるということが一つの魅力になってきてるというふうに私は。 ○議長(新田晴美君)  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  その点については、私も同感で村のこれまでにも実証されてきた若い人を呼び込んでいこうという政策がですね、今功を奏してきているというふうに思います。特に、移住省令促進のですね、奨励制度というふうなものをつくってですね、ホームページも公開をし、進めてきているというふうなことだとか、それから子育ての面でも村長の説明のあった学童保育、あるいは子供医療費、それから立派な小学校、保育園、さらに医療費については中学校まで無料化をするというふうなことに見られるように、これらについては私自身は評価をいたします。  しかし、そういう努力をして若年層が入ってきているという傾向があるわけなんですけども、本当に2033年に3,000人が維持できるのかという点では、私自身は大変不安に思います。そういう点で、新たなですね、村長の施策これは考えていくということであるわけですけども、その点について2点ほど確認をしたいわけなんですけども。  1つは京都府知事はですね、一昨日の記者会見でこの人口減問題に対して新たな政策をですね、打ち出してきております。そういう点で村がどういうことをやっていこうとするのか、この点について考え方をお聞かせ願いたいし、それから、もう1点は、答弁されましたが、国や府に対して要望をしていくということも言われました。これについても積極的にですね、この点についてはこれまでの経験も生かしながらですね、南山城村として頑張っていく施策を国・府にアピールをしですね、たくさんの補助金等もとって、進めていくという点を提起をしたいと思いますが、その点、具体策としてですね、村長として今考えておられることありましたら、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  今やっている分で2030年に3,000人を維持できるかいうたら、これはなかなか厳しいと思います。実際には厳しいけれども、目標はやっぱり計画をつくった段階での目標というものはやっぱり高く設定して、その目標に向かって努力するということをしないといけないいうことで、橋本議員も御存じやと思いますが、なかなか役場の職員というのは縦割りでですね、決められた仕事を一生懸命やっている、その中で新しいことに挑戦するってなかなか難しい状況にあるんですがね、そこの意識改革をせないかんということであってですね、それが一つは魅力ある村づくり推進室が総合的にそういうものを担っているということになっております。  それのわずかでありますが、成果としていま少しありますが、そういう事例を申し上げましたけども、それとまた住民福祉課、先ほどの議員にも言いましたけども、積極的に婚活もしないかん、木津川市も田山小学校のほうに婚活のために田山小学校に来られたということでありましたけれども、それから田山でも急に婚活の話が出てきましてですね、婚活もしたってほしいと、かなり独身の子が多い、そういうものを村の中だけじゃなくてね、いろいろ呼びかけてそういう問題を提起してほしいという声も出ておりますので、今担当課と相談をしてそういう具体的な考え方も実施していきたいなというふうには思っている。  でも、これしたら一番ええという問題というのはなかなか見つかりませんでですね、きょうの新聞なんですが、増田寛也さんの毎日新聞の、これは8日の新聞ですかね、いろいろあるけれども、やはり自前で稼ぐ産業、嫁ぐ人を行政としては育てなければならないという最終的な結論はそこにある。  地域はやっぱり収入をそこそこできるような生活をできるようなものつくっていく。そこに、何て言うのか、その人なら結婚してもええというような人をつくっていかないかんというのが基本らしいですね。その辺もこれからどうしたらいいかわかりませんけれども、道の駅ができますと一つの、仮に今しようと思っていることが実際して出す場所もできてきます、そこに働くものもできてくるということになりますと、そういう若い人らがそこで働いて嫁いでいこうという人もふえていくんじゃないだろうかというふうに思うんですね、この辺をうまく産業の振興にもつなげていけたらというふうに思っています。 ○議長(新田晴美君)  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  日本創成会議の提言の一つにも収入年間500万円、これぐらいがなかったらあかんというふうなことが提起をされています。そのためにも企業誘致その他のですね、方策があるんだろうけども、実際企業誘致なんてできへんというのが村の現状だし、それ以外にですね、所得500万については、これは国に新たな対策を考えていただくとして、私は、村長は先ほどの答弁では地道な努力をしたいと、もちろん地道であることが大事だと思うんですけども、今、この創成会議の提言の中でですね、村は京都では一番消滅の確率が一番高いという汚名をですね、全国に馳せておりますし、そういう点では、1つは村役場の中でですね、対策のために何をなすべきなのかというふうなことでの対策会議をですね、つくっていくというふうなこと、あるいは住民に対して何が問題なのかという問題提起をするという点で講演会なりですね、あるいはまたシンポジウム等を開催をして、村民全体に考えていただくというふうな方策がまずやっぱり必要だろうというふうに思います。  その上でですね、私は提案したいわけなんですけども、今進めている施策にプラスをして、例えば空き家の掘り起こしをもっと進めていく、それから財政的に難しいと思われますけども、低家賃住宅を建設をしていく、さらに悪臭の問題解決と合わせてですね、ニュータウンへの入居の促進策を立てていく、あるいは子育て支援としては村は努力いただいてますけども、村へ行けば子育てが大変しやすいというふうな点で、給食費や保育費あるいは学童保育費へのですね、補助の制度をさらに拡充をしていく、そして教育問題では親の意識は学歴社会やからともかく外へ出して、勉強させて、そして優良な企業に就職をさせていきたいというのが一般的な親のですね、意識だろうと思いますが、そういった中でなかなか村に帰ってくる子供がいない、これは帰ってこいということも無理があると思うんですけども、いやこういうときだからこそ、村のために頑張っていこうというふうな子供、これを育てていくことができないか、そういう点では連合長である村長もですね、教育政策の中に兄弟を育てていく教育というのを打ち立てていく。  さらに高齢者福祉施設をつくりですね、医療、介護を充実させていく、そういうふうな施策、私がいろいろと考えてみた中でもそのようなことが浮かんでまいりました。ぜひ一つ住民のアンケート調査等も実施をしながらですね、住民の声を結集をして、そして村を挙げて村が活性化をしていくためのですね、さまざまな方策を検討していただくことをですね、要望をいたしまして次の問題点に移りたいと思います。  村長、そう思いますか、村長の決意を簡単にお願いいたします。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  議員からいろいろと御提案をいただきまして、そら会議というのは課長会でいつもこの問題を討議してます。そういう対策会議というのを特別にやる必要もあるんかなというふうには思います。と同時にですね、やっぱり住民向けのこういう今のこの時期に、こうなっているから、こういうことも大事だよというやっぱり講演なんかもね、それは必要かなというふうに思いますので、これも参考にして、そういういい人が見つかるように努力をして、住民向けもPRしていきたいなというふうには思います。  あと、いろいろと御提案をいただきました。空き家の掘り起こしなんかも私が動いてですね、何軒か寄附してもろたり、何軒かって1軒ですが、2軒目も今また今話に出てるんですが、それをうまく活用できたらなというふうには思ったりしてますので、そういうことも一生懸命やっていきたいなというふうに思いますし、村の一番の課題は人口をふやすということは無理ですけども、減るのをどうとめていくのかということを、やっぱりこれは一番大事なことやと。  一番大きいなのはニュータウンの空き家、空き地にこれが入れるような環境をつくるということが一番大事かなと、一番早いやり方やなというふうには思う。それが何なのかといったら、やっぱりにおいと道の交通の便という問題がある。これについても一生懸命取り組んでいきたいいうふうに思います。 ○議長(新田晴美君)  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  いろいろ考えていただいているようで、一つ前向きに積極的にお願いをしたいと思います。  続きまして、子ども子育ての問題についてでございますが、学童保育に今焦点を絞りましたが、現在、村の子ども子育て会議というものが開催をされているようですが、これがどこまで進んでいるのか、その中で学童保育の整備について、どのような話し合いがされているのか、この点についてお伺いをしたいと思います。課長のほうからよろしくお願いいたします。 ○議長(新田晴美君)  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(岸田秀仁君)  お世話になります。ただいま橋本議員の御説明にありました子ども子育て計画の策定委員会のほうですけども、この3月で委員さんのほうが保護者会等が変わるということで、昨年のニーズ調査を行った結果ということで終わっております。これからですね、また委員さん新しく含めまして、計画の中身を具体的にしてくといった形になっております。  その中でこの子育ての条例なりを今国のほうからも示されておりますので、さらに図っていって検討していくという形になります。  以上です。 ○議長(新田晴美君)  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  委員さんが変わられるというのはよくわかりますが、いずれにしても9月までに学童保育については、条例化をしなければならないというふうに省令でなっておりますし、また子育て会議の中で学童保育のあり方について、事業を策定をしなければならないというふうになっていると思います。そういった点で、今もう6月のこれで13日でですね、半分がもう過ぎようとしているわけです。一体、どれぐらいの頻度でですね、この会議を開いて、そして内容的には非常に盛りだくさんであるというふうに思いますし、これが9月までに準備ができるのか、大変心配いたします。  国も無理な要求をしているというふうには承知をいたしますが、やはり魅力ある村をつくるという点でですね、村に、子育てのためにやってくれる、やってくる、そういう人をつくっていくためにはですね、私は保育、学童保育というのは非常に大事な側面であると思います。その点、どういうふうに計画をしているのかお聞かせください。
    ○議長(新田晴美君)  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(岸田秀仁君)  御質問にお答えさせていただきます。ただいまですね、議員の御指摘のとおり大変国のほうの基準も、提示のほうがおくれているというのが現状でございます。うちのほうも今大変懸念をしておりまして、国のほうは6月4日に都道府県への会議を行い、その状況についてはせんだって、先日ですね、担当者への提示といったことで会議のほう大変おくれているといった形になっております。  こういったことも含めまして、大変取り急ぎな形にはなると思うんですけども、鋭意努力いたしまして、何とか条例化等、事業計画等につきまして、作成していきたいと思いますので、御理解のほどお願いいたします。 ○議長(新田晴美君)  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  省令の中でですね、学童保育の育成事業の設備、それから運営に関する基準のというものが出されております。その点について、課長も忙しいのでなかなか読み取り、そして村でどう対応するのかという点については、非常に厳しい状況に置かれているということは理解をいたしますが、村としてですね、設備の関係、それから職員の関係等についてですね、私はいろいろ問題があるというふうに思っているわけなんですけども、特に子ども子育て会議に諮問をしていく内容はどんなことを諮問をして、それから村の制度をどのように変えていこうと考えているのか、課長お答え願えればと思います。お答えできないようでしたら村長お願いをいたします。 ○議長(新田晴美君)  「保健福祉課長」 ○保健福祉課長(岸田秀仁君)  いろいろと御指摘いただきまして、大変ありがとうございます。  現在、そういうふうな状況の中ではやっているんですけども、国がとにかく運営基準なり、当然設備基準は今まで放課後保育ガイドラインということに基づきまして、今までやってきた経過もございます。それも踏まえた中で、補助員、指導員も含めた職員の基準といった形も示されております。こういったことも含めまして、子育ての計画のほうにもこういうことが示されてますということで、お話もしていきたいし、当然村の今第一と第二のほうでやっております当然保育園の上でもやっておりますけども、そこらのもう一回ですね、不足はないと思うんですけども、再度ですね、施設基準等も検討していくと、細部にわたって検討していくということで、進めていきたいと思っておりますので、御理解のほどをお願いいたします。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  私のほうから申し上げますけども、施設は無理やというふうに私も思ってます。最終的にいいのはやっぱり学校を何とか使えるようにしたい。あと、どこまで教育委員会と話をすればそれができるのかというんですが、新規に建てましてもね、子供がどんどん減っていく中で新しいもんつくって2,000万、3,000万かけてプレハブでつくったとしてもピークというのはもうここ二、三年がピークなんで、あとはずっと少なくなってくるんですね、子供の数が8人、10人ぐらいになってきますと、全部寄ったかってそれぐらいになってきますんで、今がちょっと多いので、多いとしてるんですが、最終的にはやっぱりきちんと学校の教室を空き教室を使ってやるというのが基本かなというふうには思ってます。  ただ、指導員が資格の持った人ということになってくると、なかなかしんどいなというふうに思います。正職員を配置するということはなかなか難しいなというのもありますし、アルバイトあるいは臨時職員で資格の持った人が本当に昼からだけ来てくれるのか、これも一日仕事あるというのやったらそれなりのあれあるんですが、放課後児童クラブですので、そんな時間帯だけという数時間のために資格持ちというのを条例で決めて、果たしてそれが実際運用できるんかどうかという問題もあります。ちょっとなかなかここら辺が難しい問題であるというふうには。 ○議長(新田晴美君)  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  これから減ってくると言われましたが、これから人口ふやしていくというのが村長の方針だと思いますので、今以上減らんようにですね、対策も立てていただきたいというふうに思います。  施設については狭いと、国の基準では一人当たり1.65平米以上というふうなことが提示をされています。これが二つに分けてですね、基準を満たすのかどうかこの辺については、よくわかりませんが、国のほうもですね、文科省に働きかけて学校の施設を積極的に利用ができるようにやれと、やってほしいということの申し入れをしておりますし、そういう点で、村長のほうやっぱり学校、空き教室がですね、当然あることを私も承知しておりますし、そういった点で空き教室を利用しながら、子供たちの学童保育がですね、できるようにひとつよろしくお願いをしたいというふうに思います。  正職員が難しいと、確かにこの点についてはですね、思うわけですけども、国のこの児童福祉法では、主任になる指導員を1学童保育所につき2人置かなければならないと、現在村の場合はですね、たくさんの時間的に応援に来ていただける方を配置をしてですね、6人ほどの体制で進めているというふうに聞いておりますが、実際全員が時給800円のアルバイトでされているということ、これ前にも指摘をいたしましたが、これで本当に責任のある学童保育ができるのか。  学童保育って何かいうたら子供が遊んだり、生活をする、親が両方とも働きに出てですね、誰も見てくれない、その間の子供の生活と遊びを保障して、そして健全に生育していく、成長していくようにですね、励ましていくというのが本来の学童保育の趣旨であると思いますが、そういった点から見てもですね、わずか時給800円で本当に来てくれるのか、今景気が若干ようなったとかいうことで、働き手の取り合いになっているそうです町の中では。  そういう状況の中でですね、やはりこの点については月給制のですね、それが16万幾らなるのか、20万なるのか、国の検討会議ではですね、やはり年間450万円程度のですね、月給の払えるそういうものを指導員として配置していくべきだということも検討されているそうです。  そういった点からももう少し正職が無理だとしてもですね、改善をしていくことができないか、これは村長ひとつ魅力ある村をつくっていく点でもですね、改善について明言をお願いをしたいと思います。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  臨時職員給与の価格についてですね、検討をいたしておりまして、適切な価格をつくっていきたいいうふうに思っておりますので、検討を今しております。いつから実施するのかというのはこれから問題ですが、これは検討していくということで約束をさせていただきます。 ○議長(新田晴美君)  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  給料制にするということですか。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  それも含めて検討させていただく。 ○議長(新田晴美君)  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  時間がなくなってまいりましたが、あと2点についてはですね、村長の答弁の中で高齢者福祉施設の問題について、総合的に判断をしていくというふうな答弁がありました。総合的に判断するということは、用地として大河原小学校跡地、少年自然の家の敷地内の一部活用、これは頭に入れるということですか。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  少年自然の家は、委託ということはもう決まりますんで、下の空き地はですね、キャンプファイヤーしたり、そういう活動の拠点になりますので、そこは使えません。そうなると、少年自然の家の使い勝手がぐっと悪なってくるということになりますので、そこは無理だと。あと大河原小学校の跡地については、果たして上流で道路をつくって埋め立てをして、土を入れてくるような中であっこの場所が本当にいいのかという問題も検討しなあきませんし、大河原の小学校跡地というよりも、何ていいますかね、もっと適当なとこはないかなというふうなことも思っております。  というのは、そういう高齢者福祉施設をつくった場合に通勤でほとんどうちの村から来る人よりも、遠いとこから来る人が多いだろうと。木津川市のほうから来る人が出てきたら、汽車で通ってその近くで歩いていけるようなとこ、あるいはまた家族が電車で来て行けるようなとこというのは最高のベターやなと思います。また、それは総合的に判断をしていきたいというふうに思います。 ○議長(新田晴美君)  「橋本洋一議員」 ○5番(橋本洋一君)  ということは、8月のヒアリングに間に合わんということを言われたというふうに思います。この点について、一層の村長の努力と、用地確保の努力、それから少年自然の家についてもさらに検討をですね、お願いをして終わります。 ○議長(新田晴美君)  橋本洋一議員の一般質問は終わりました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(新田晴美君)  ここで暫時休憩いたします。午後13時15分から再開します。              (休憩 12:17~13:14) ○議長(新田晴美君)  休憩前に引き続き会議を再開します。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(新田晴美君)  続いて、4番議員廣尾正男議員の一般質問を許します。  「廣尾正男議員」 ○4番(廣尾正男君)  議長のお許しを得ましたので、4点について質問させていただきます。  その前に台風18号の復旧工事につきましては、全力を挙げて取り組んでいられることに対して敬意を表します。  それでは、第1問からします。  高齢者福祉施設について、介護を必要とする高齢者が増加しております。1,850名を超える要望書のあった高齢者福祉の建設については、どのように進めようとしているのか。  2番目、次年度より始まる高齢者福祉3カ年計画の中において、高齢者福祉施設を進めてという声はどのように位置づけされているのかお答え願いたいと思います。  2番目に、高齢者のサポートにつきまして。  平成26年5月1日現在、南山城村におけるひとり暮らし世帯は237名、うち65歳以上の高齢者世帯は216名であります。食料品の購入、健康、医療等について、村はどのようなサポートを続けようとしているのかについて問います。  3番目に、自主防災組織につきまして。  1番、各区に自治防災組織をつくる計画はあったと思いますが、その後の経過はどのようになっているのか。  2番目、全区域で組織されたときには、村の指導等はどのようにしようとしているのか。また、連合組織に向けての取り組みはどうなのか問います。  3番目、町ではスコップ、リヤカー等の防災備品を入れてある防災倉庫を見かけることはありますが、村としての計画はどうなのか。  4番目に、災害復旧工事の進捗につきまして、昨年10月の台風18号による被害は壮大なものであった。現在の復旧状況はどのようになっているのか、また、工事未着手の箇所についてはどこかをお尋ねします。  以上で、後は自席で。 ○議長(新田晴美君)  廣尾正男議員の発言の制限時間は、14時までです。  答弁を求めます。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  それでは、廣尾議員の質問にお答えをしたいと思いますが、廣尾議員からは4点についていただいております。  まず、最初、高齢者福祉施設についてということで、1,800名の要望があった福祉施設の建設について、どのようにするのか、また、高齢者施設を進めるというのは3カ年、高齢者福祉計画の次の計画の中において、どういう位置づけをするのかということでございますが、お答えをしたいと思います。  議員有志がお集めになっていただいた署名については、村民の意向として尊重させていただきながら、現在もさまざまな形で検討させていただいております。施設整備につきましては、策定委員会の中でも協議いただき検討するものとして考えております。  今後、計画に登載するに当たっては覚悟を持って整備することになることから、策定委員会の中での声も聞きながら用地の関係などをさまざまな課題を含めながら前向きに考えていきたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいいうふうに思います。  次に、2つ目の高齢者サポートについてでございますが、食料品、健康医療について村はどのようなサポートを続けていこうとしているのかということで質問いただいております。  現在、買い物については、社協のまごのてサービスにお願いをしております。買い物も含めて健康、医療等の連携について、社協竹澤医院、包括支援センター等含めたケアマネ調整会議において、気になる方について協議し、連携をもってできる限りサービスを受けられるよう調整を図っているところでございます。  その他、事例として買い物については訪問販売あるいは生協を紹介したり、場合によっては地区の商店にお願いしたというケースもございます。地区の民生委員の皆さんより包括等への相談があり、対応しているケースもございます。今後もこれらの地域のネットワークを生かしながら、その方々が暮らし続けていけるようサポートをしてまいりたいいうふうに考えております。  次に、自主防災組織についてでございますが、そのうちの1つは、自主防災組織の設置ができたのかどうかということでございますが、それと、その自主防災組織の連合組織に向けての取り組みはどうか、あるいはまた他の地域では、スコップやリヤカー等の防災備品である防災倉庫いうのがあると。村の計画はどうかということでございますが、お答えしたいと思います。  4月1日現在、全地区におきまして、自主防災組織の設置がされました。近日中に各自主防災組織の連合組織の設立に向けての説明会を行い、情報交換や他の自治体での取り組み状況の紹介などを行う予定をいたしております。  現在、村では役場倉庫、旧大河原小学校図書室、ふれあい健やかセンター内において備蓄資材等を保管しております。備蓄量との兼ね合いもございますが、容量的には不足していない状況にあります。また、現在取り組んでいます道の駅を防災拠点としての位置づけも取り入れて検討しておりますので、備蓄倉庫等についてもスペース等を考慮して考えてまいりたいいうふうに思っております。  最後に、災害復旧の進捗状況いうことでございますが、昨年の台風18号豪雨による災害復旧事業につきましては、平成26年度に繰り越しをさせていただき着工承認を受けた上、順次工事を実施しているところでございます。公共土木施設災害では20件のうち11件を発注しております。既に工事が完了した箇所もございます。残りの箇所や農林水産施設につきましても、現在工事発注に向けて鋭意準備を進めている状況でございます。  現在、未着手の箇所につきましても御心配をおかけしておりますが、河川につきましては仮設土のう等により仮復旧させていただいており、その他、道路につきましてもシートがけなどをして被害が拡大しないよう対応させていただいております。  村といたしましても早急に復旧を図ってまいりたいいう考えでございますので、御理解をいただきたいいうふうに思います。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(新田晴美君)  「廣尾正男議員」
    ○4番(廣尾正男君)  4番廣尾ですけども。再質問をさせていただきます。  高齢者施設の建設予定地ですね、私、候補地をね、3カ所ぐらい定めて、村長、進めてはどうかと思うんですが、今現在、どこに進めようとしておられるのか知りませんが、検討してございますが、今後ですね、候補地を一度、一つあかんかったら次、2番目あかんかったら3番というふうに、一応3軒ぐらいの候補地をね、定めてこれから進めていってもろたらどうかと思いますが、村長いかがですか。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  この施設につきましてはですね、もともと少年自然の家とか、大河原小学校跡地とかいうのありましたけれども、私はまだはっきりとそういうことは議会では申しておりませんけれども、村の一番の課題である福祉施設の建設も大事でありますし、養豚の悪臭も大事であります。そういうものを、またそこにその近くに道の駅をつくろうとして3年後には道の駅ができてくるいうこともある中で、あっちもこっちもということで場所が定まらないでいくとそういう村の課題である悪臭の問題がどっかいってしまうことになりかねない。  これだけ皆さんが福祉施設、施設と言うて早く急がれていきますと、じゃ福祉施設を早くつくろうということで場所を変えたとしたら、永久的に、においは消えていかないいうことになるのとちゃうかなという危惧をいたします。  ですから、私はやっぱり駅の状況あるいは周囲の状況、いろんな問題を考えたときに、そこら辺を中心に考えることが村の一番大事なことかないうふうに私は思っておりまして、廣尾議いから3カ所ぐらい決めて早うできるところからやったらええやないかという話もそら一理ありますけれども、それでは、村の課題解決にはならないいうふうに思いますのでね。  私は、一カ所に決めて今集中的に取り組んでおりましてですね、それが実現するかしないかというのはまだ見えておりませんけれども、積極的に考えていただいておりますし、地主さんも話にのってきていただいております。いましばらく、この件についてはですね、場所はほかの場所ということについては私としては考えてないいうのが前提でございます。  場所としてあるというのは、ありますよ、いろんなとこにあると思いますけど。その決断するときはもうにおいは諦めて、福祉を先せいという話が議会で大半を占めたら、そらやむを得ないないうふうには思いますけれども、私は村の将来を考えたとき、将来ニュータウンの住民の皆さん、あるいはあっこに入居を促していこういうことを考えたときには、やっぱり基本的にその辺を一つの問題として取り組んでいかなくてはならないのではないかいうふうに私は思います。 ○議長(新田晴美君)  「廣尾正男議員」 ○4番(廣尾正男君)  再々質問に移らせていただきます。  高齢者の5月1日現在ですね、大体65歳で、大体65歳から74歳までは577名、75歳から104歳まで601名、70歳から74歳までは278名ですね、そうすると5年経過しますとね、5年経過すると、こうなってくると、大体879名です。75歳以上の人が879名になります。そうすると高齢者施設をね、どうしても建てないかんようになってくるんや。そうやから私も議員として一緒やけど、村長もあっこをしていこうと思う気持ちはそらわかるんですけど、やっぱり目先のことを考えんと、先のね、5年計画、10年計画のことを思って南山城村のこと思って、高齢者施設を一日も早く建設していただくようにね、数字からいくとね、このような数字が村長上がってます。  そうやから今言われたように、工事一つに絞ってられるのありがたい、いろいろ問題解決しないかんけど。そうやけど、また別にね、第2、第3という候補地も心にして、置いて進めてもろたらいかがと思いますが、村長いかがですか。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  悪臭の問題は、捨て置いてということであれば、それもやむを得ないかな、もう一切悪臭の問題が今後出てこないということであればそういう判断もいいんかなというふうには思いますけどもね。私の気持ちの中では、ほかの気持ちはありません。今、ここ一つにかけて、何とか命をかけてやりたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいなというふうに思います。 ○議長(新田晴美君)  「廣尾正男議員」 ○4番(廣尾正男君)  4番廣尾です。高齢者のサポートについて、次、移らせていただきます。  高齢者の方、ひとり暮らしの方がね、大体これ216名ですねんやわ。月ヶ瀬ニュータウンの一番多いのは58名、今一番ね、私ちょっと感じるんですけどね、このニュータウンの方のいきいき元気広場というとこでね、もとのあれ保育園の跡地やと思いますが、ひとり暮らしのね、お世話をしていただいてますねんやわ。非常にね、私はほんまひとり暮らしの人、一人で困ってはる人みんな集めてこれは有志ですね、何も金もらわんとボランティアでやってはる。  私この間ちょっとね、妻の用事もあったんで一緒に行かせてもろたらなかなかええことしてはるなと思って、私感心しました。その中でちょっと中へ上がらせてもろてんけど、ちょっと壁とか、そこら辺、床やら見たら割と古ぼけてしてますやんか、そういうなんをちょっと一回ね、村に言うて、ちょっと明るく補修してもろたらどうですか、私はその代表者の人にちょっと質問したんですけど。廣尾さん村の税金をね、もろてまで私らしようと思ってません。私らの力でサポートしていきたいと今現在進めてもらう、そら大変やなということですねんけど、ちょっと中の壁もちょっと傷んでるしね、天井も真っ暗やし、ちょっとその辺はちょっと補修など、そんな金額的にかかれへんねんけど、そうしてひとり暮らしの人たちを集めて自主的にばんとやってはるとこに対して、村長ちょっと少し補修できる部分をね、できないんですか。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  いきいきはですね、実質的に自分らの努力で地域の人を見守っていこうということでやっていただいております。ですから、保育園もあいてますから自由に使ってくださいという形でやっておりますし、食材もあるいはソファなんかも持ち寄ってあちこちから集めてやっていただいているのが現状でございましてですね、あれは本来サロンというのか、そういう形で行政がやる分についてはね、そういうものになってこようかと思うんですが、村ではそこまでの余裕がないので、あっこにニュータウンの皆さんの努力にすがっているような状況でございます。  どうしても悪いとこは施設については、村のもんでございます。また、現地によく確認をいたしまして、悪いとこの修理については、村の施設は村で直すというのは基本でございます。それはまた確認をさせていただきたいと思います。 ○議長(新田晴美君)  「廣尾正男議員」 ○4番(廣尾正男君)  非常にね、私も行ったら涙が出るぐらいね、ありがたいんですわ村長。ほんまに姿勢が物すごい、ほんまの私感心しましたね、やっぱり輪をつくってね、ボランティアで飯炊いたり、それからさっき言われようにサロンですね、好評いただいて、それでひとり暮らしの人集めてお世話してね、ほんまにこれ村として一番ええとこやと思うんですよ。そうやから一回また村長機会ありましたらね、ちょっと一回顔でも見せたってもろてどうなったのかなとちょっとまたお願いしたいと思います。  それから、次ですね、高齢者福祉サービスに関するアンケート調査ですね、アンケート調査の結果ですね、これは昨年度これ出された村の中において、現在の生活の中で、または将来生活をしていく中で最も不安を感じているの何やいうて、アンケート調査をこの間なさった中身をちょっと見たんですけどね、65歳の人が一番悩んでられるのは、1番は健康問題、その次2番目食事ですね、一人でね、歳いってきてひとり住まいの人は食事は大変です。  それ今村長は社会福祉協議会というとこでいろいろ週に1回ですかね、弁当配布したりしていただいているのはわかりますが、今それよりもね、一番そこにあります直売所ですね、直売所でね、いろいろ皆さんが考えてね、私もこの間一人だったんでどっか弁当どうしようかなと思ったんやけど、直売所に売ってるで言われてね、直売所に行ったら、かやく御飯ですね、かやく御飯パックにしてね、300円ですねやんか、250円か300円の300円ぐらい、安うでできるねんなと思ってね、ほんならこの間からちょこちょこ私も利用させてもうてますがね、そういうことも踏まえて村でひとり暮らしの人がいはるんやったら、例えば弁当欲しいなと言わはったらその直売所をね、もう少しちょっと弁当の予約したりしてね、利用していただけたらええと思いますが、村長いかがですか。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  今、週に1回ですかね、やってるのはね。頻度を上げていくということになればいろいろ皆さんのお力をかりなければいけないなというふうには思ってますし、ほかの地域では週に2回、3回というのはざらにやっておりまして、毎日お昼はもらっているというとこもあるようであります。この件については、私は前々から言うてますように、道の駅には大きなレストランなり、そういうコンビニなんかもできてくるわけですから、そこに配食サービスなんかもね、委託するということだって考えられるなというふうに思ってまして、それをこの中で要するに道の駅で高齢者対策については、何ができるんかって今内分を盛んに議論をしているところでございますので、うまくいけばそういうとこら辺からでも、直売所で売ってはいるけども持って行く人の手間が要りますよね、配っていくという、それも大変ですので、あるとこではコンビニが配食サービス全部リストのとこへばっと配達するというとこもありますんでね、そういう形がうまくうちの村でできればありがたいなというふうには思っておりまして、それを今からいろんな形で業者設定をする中で、そういうことも検討しながら、努めていきたいというふうには思ってます。 ○議長(新田晴美君)  「廣尾正男議員」 ○4番(廣尾正男君)  一応、そういうふうにして、各地でいろいろ弁当の考案したり、何やしてますので、村としてもそういうものを生かしてできるようにひとつよろしくお願いしたいと思います。  それでは、3番目の自主防災組織について、質問させていただきます。  この自主防災組織というのは、村長の今の答えでは、4月1日付で全組織ができたと言われますが、今後の方針ですね、全組織ができたら、この連合組織というのはどういう報告でどういうふうにして、しはりますのかね、もう一度お答え願いたいと思います。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  6月中にその方向性を決めて早い時期にやっていこうと思っているんですが、具体的に担当であります参事のほうが担当しておりますんでですね、具体的なスケジュール等、考え方については、参事のほうからお答えをさせます。 ○議長(新田晴美君)  「参事兼総務課長」 ○参事兼総務課長(山村幸裕君)  ただいまの自主防災組織についての御質問でございますが、全地域、10地区ございますが、10地区におきまして形式上組織的に役員等踏まえて自主防災組織というものを規約をもって設立されました。4月1日現在では10地区整っている状況でございます。ただし、その自主防災組織としての活動、いわゆるどういった形で動くのか、これにつきましてはこれからの訓練とあるいは情報交換等によって進めていかなければならない状況になっております。  先ほど、村長の別の質問でお答えさせていただきましたように、本年につきましては8月31日に京都府の防災訓練がございます。この日に一つ村の自主防災組織の訓練もあわせまして計画を予定しております。その内容につきまして6月中に取りまとめ、各区長及び自主防災組織の代表等に寄っていただきまして、訓練を通じて今後のこの自主防災組織の運営の仕方、また活動の方法等、情報交換をしながら村の指導含めて、これが情報を共有できるようにしていきたいと。これが一つの南山城村の自主防災組織の連合かという形で連合体をつくりまして、今後自主防災組織等の必要な備蓄品と機材とこういうものを備える上において、連合体での要望を京都府あるいは国等の財源のあるものに申請していきたいと、このような形を考えております。  以上です。 ○議長(新田晴美君)  「廣尾正男議員」 ○4番(廣尾正男君)  連合体にこうなりますとね、参事のほうにお伺いしますが、これメリットというか、京都府から補助金制度とかそんなんもありますよね。 ○議長(新田晴美君)  「参事兼総務課長」 ○参事兼総務課長(山村幸裕君)  連合になったから、補助金がつくつかない、こういうことは今のところないと思います。ただ、南山城村として自主防災組織のこれからの拠点づくりということで、どういったものを備えていかなければならない、どういった活動をしなければならないという事業計画ができ上がると思いますので、この計画をもって財源のつけられる事業に今申請していくということで、村挙げて、自主防災組織の大きな形で動いていくということでの財源に有利な財源が確保できるかなと、このように思っております。 ○議長(新田晴美君)  「廣尾正男議員」 ○4番(廣尾正男君)  それと、かわりましてね、その備蓄品を2カ所ね、備えていると言われますが、年寄りが、高齢者がふえてきますとね、その備蓄品の中に、参事ちょっとお答え願いたいんですけど、車椅子というのは確保されてますか。 ○議長(新田晴美君)  「参事兼総務課長」 ○参事兼総務課長(山村幸裕君)  現在、備えております備蓄品の内容につきまして、車椅子は入っておりません。昨日も防災、今、国のほうでも災害対策法等のいろんな見直しがされております。その災害対策法の見直しによりまして、市町村におきましても備蓄品を命をつなぐという意味で24時間、いわゆるつなぐだけの備蓄品を備えなければならないというような法整備に進んでおります。そういった形で、まずは命につながる内容につきましての最悪状態を考えたときに使う備蓄品というような考え方で今、村で備えなければならない内容につきましては、その辺でやっております。  自主防災組織をなぜつくるのかというとこからまた入ると思いますので、まずは自助、共助、公助この形の順番がございます。その中で村で備えなければならないもの、またみずから自分で備えていただかなければならないもん等々またこれから整理をいたしまして、その中に車椅子が有事の際に備蓄品として必要かどうかというのは難しいですが、そういう観点から何が備蓄倉庫に備えておかなければならないかというものは、もう一度整理する必要があるのかと思っております。 ○議長(新田晴美君)  「廣尾正男議員」 ○4番(廣尾正男君)  高齢者がたくさんおられますので、車椅子についてはね、一応御検討願いたい。備蓄についてはお願いしたいと思います。  それでは、次に災害復旧工事の進捗について、進ませていただきます。  それで、私、先ほど冒頭に非常に村としても台風18号で全力を挙げてやっていただいている非常にありがたいと思います。  それと、災害ですね、起きてから対応しようとするとね、非常に時間がかかります。何事でも物事というのは、苦情が起こってからものを解決しようと思ったら非常に難題で動力もかかりますので、それに以前にやっぱり先に手を打つことがあるんちゃうと思いますが、予防対策ですね、例えば予防対策についてはどのように取り組んでおられるんですか、村長お答え願います。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  議員言われるように、どこでどんな災害が起こるかわからない中で予防というのはなかなか難しいなと、一番大きいのは河川、道路という問題になってくるだろうというふうには思うんですが、河川に一つにしてもどこが決壊するかというとが一番懸念されますので、毎年決めてしゅんせつをしたり、あるいはまた草刈りをしたりということで、予防的にはやっております。  道路にしてもなかなか村のような道の上何メートルまで管理すれば大丈夫っていうのはなかなか見きわめづらいとこがあります。ずっと山の上まで危険度がずっとあるというようなところが多いんで、そういうとこら辺予防するというのも大事やということで、村道、特に危険な落石防止対策で南大河原のほうからゴルフ場行く道なんかも落石防止対策として、毎年少しずつではありますけども、予防をやっております。  ですから、道路の落石がありそうなとこについては、予防もして、そうですね、高山線のとこも予防でやりましたし、南大河原も今やっておりますし、できたらい東和束線もそうやし、多羅尾線も危険度が高い、だから、予防としては前もってやらなければいけないいうふうに思うんですが、全線なかなかどこまで危険で、どこがええかというのもわからない状況でもある中で、特に危険だと思うとこからやっているというのが現状であります。  河川もそういうことで、しゅんせつせないかん、水、大分たまってきたなというとこについては優先的にしゅうせつをするようにしているは現状でございます。 ○議長(新田晴美君)  「廣尾正男議員」 ○4番(廣尾正男君)  再々質問にはいります。それでは、建設水道課長にお伺いしますが、今道路の関係ですね、村長が言われたように危険な箇所については落石の予防を進めている。これは非常にありがたいですが、その一般の道路ですね、これ道路についてはこういう巡回とかね、巡視とかいうんですかね、そういうことは建設としてやっておられますのかね。 ○議長(新田晴美君)  「建設水道課長」 ○建設水道課長(辰巳 均君)  道路パトロールについては、随時行っております部分と、あと毎日ですけども水道管理を行っております関係で、その路線については毎日行っているというふうな状況でございます。 ○議長(新田晴美君)  「廣尾正男議員」 ○4番(廣尾正男君)
     そしたら、危ない箇所につきましては巡回日誌とか、そういうことにちゃんと明記してくれてはりますねんな。 ○議長(新田晴美君)  「建設水道課長」 ○建設水道課長(辰巳 均君)  はい、もちろんでございまして、パトロールに出た職員が点検表を書くようになってございまして、どこどこでこういうことがあったというのは把握できているような状況です。ただ、先ほど村長も申し上げましたとおり、全線がかなりなごうざいまして、隅から隅まで100%できてるかと言われれば、なかなかそういうことはできてないような部分もございます。特に危険な箇所ですとか、危険で例えばいろんな落石があったというふうな情報につきましては、各区の区長さんなりの協力も得ながら取り組んでいるところでございます。 ○議長(新田晴美君)  「廣尾正男議員」 ○4番(廣尾正男君)  産業生活課長ちょっとお願いします。水路ですね、農業の水路これはなかなか今の要因でなかなか水路の確認とか、災害起こったときこれはちょっとぐあい悪いなとかいう巡回ということについては、人がようけ要ると思いますが、そういう危険な箇所ですね、雨が降ったらちょっと水路直さなあかんなとかいう、そういうことはどういうふうにしてキャッチしておられますんかね。 ○議長(新田晴美君)  「産業生活課長」 ○産業生活課(山本雅史君)  水路等につきましては、受益者の皆さんが日常管理していただいておりますので、その受益者代表の方からの情報なり、関係地区の区長さんからの情報をもとに対処しております。そういう状況でございます。 ○議長(新田晴美君)  「廣尾正男議員」 ○4番(廣尾正男君)  前向きに取り組んでいただいているのはわかりますが、私が言いたいのは、災害が起こってからこうやるよりも、先に予防というんですね、先に不完全箇所についてやっぱり巡回して、チェックして、ここは大分水が漏れる道路やけど、水があふれてるなと、これは山から来て水があふれてる、これ何とかしなあかんなとかね、そういうことはやっぱり巡回日誌を今も書いていると言われましたが、そういうことで早目にちょっと手を打つときは、早目に手を打ってもうたほうがこういう災害は未然にね、防げると思いますので、今言われてましたように巡回もしくは各区から言われている要望につきましては、真摯に受けとめていただいて予防、事故が災害が少なくて済めるようにね、少なくてできるようにひとつ努力を重ねていただきたいと思います。  私の質問につきましては、一応時間が早いでございますが、簡潔にこれで終わらせていただきます。 ○議長(新田晴美君)  廣尾正男議員の一般質問は終わりました。  続いて、3番議員中村富士雄議員の一般質問を許します。  「中村富士雄議員」 ○3番(中村富士雄君)  議席3番中村でございます。議長のお許しが出ましたので、通告書に基づき質問させていただきます。大きく5点ございます。  まず、防災について。  防災行政無線の運用が5月から開始されてますが、各区町に操作等についての運用説明は完了しているんでしょうか。  2番目に、村内全ての区に自主防災組織が立ち上がったと聞いております。この組織に防災無線を使用した訓練を行うべきと思いますが、今年度の計画等があればお伺いいたします。  3番目に、防災無線を使用した基地局と各地区の試験通話テストは行ってあるんでしょうか。  2番目、災害ボランティアについて、近年にゲリラ豪雨や台風、地震災害が多数発生しております。迅速な対応に消防団の活動が期待されるほかに、災害ボランティアの活動が求められると考えますが、村としての災害ボランティアの創設に向けた考えはあるんでしょうか。  3番目に、道の駅について。  現在進めておられる道の駅の土地の買収、設計等の進捗状況をお聞かせください。地域村おこし協力隊の募集状況はどうか。応募はあるんでしょうか。  4番目、人口減少について。  東部3町村の中で、村が世帯数、人口が増になっています。他の自治体では新住民、移住民の誘致のためにさまざまな独自の援助が行われています。人口維持、増加のために現在行われている施策のほかにどんなことを考えておられるんでしょうか。  住民が健康に過ごすため、病気予防が大切と考えられます。そのための一つとして人間ドックの活用がありますが、利用状況はどうでしょう。  最後に、ホームページについて。  村のホームページの一日の閲覧者数はどのくらいですか。新しい村を知った方はどこで村を知ったのか、新しく移住された方はなぜ村を選んだのか、聞き取りはしているんでしょうか。  以上、後は自席で質問させていただきます。 ○議長(新田晴美君)  中村富士雄議員の発言の制限時間は、14時38分までです。  答弁を求めます。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  それでは中村議員の質問にお答えをしたい。合計5点でございます。  最初に、防災についてということで、1、2、3、防災行政の無線の運用が5月から始まったが、区長に操作についての運用説明はしたのか、あるいは防災訓練、無線を使った訓練をことしの計画にあるのかということ。あるいはまた基地局と各地区の通話テストは行ったのかというこの3つでございます。順次お答えしたいと思います。  4月に開催されました区長自治会長会におきまして、防災無線関連について、本番環境を準備し、役場会議室において操作説明を実施いたしました。また、地区の役員様の使用者に対し、依頼があった地区に関しましては、それぞ公民館において操作説明を実施したところでございます。  現在、役場からモニタリングによりますと、全ての地区において何らかの操作練習がされており、全ての地域において、実際の情報伝達が実施された履歴を確認しております。  それから、次の先の議員の質問にお答えしましたけれども、8月31日に予定しております南山城村総合防災訓練において、防災行政無線を使用した訓練、特に自主防災組織内のそれぞれの役割につきましても、訓練を予定しているところでございます。  次に、親局と子局の問題ですが、親局は村と中継局、高尾、野殿にあります。拡声子局スピーカーとの導通については、システムにより24時間365日監視する仕組みとなっております。なお、親局と個別受信機との状況は前日施設間のように双方向型の仕組みではございませんので、定時、12時、17時、21時に発信しています時報放送による確認としているところでございます。  次に、防災ボランティアについてでございますが、村として防災ボランティアの創設に向けた考えがあるのかという質問でございますが、現在、全国どこでも豪雨などによる災害が起こっても不思議でない状態になっております。昨年は、本村でも豪雨による被害があり、南大河原、本郷地区では飲用水の配置も行ったところでございます。  中村議員のおっしゃるとおり、災害後の復旧、災害ボランティアの活動は必要と考えております。災害発生時に被災者の多様なニーズにきめ細かに対応するためには、ボランティアの協力が不可欠であるため、災害時に被災者を支援するボランティアの活動が円滑に行えるよう、ボランティアの自主性に配慮しつつ必要な対策を講じなければならないことは言うまでもありません。  本村の場合、災害発生後は村災害ボランティアセンターが受け入れ、派遣の需給調整、活動支援を行うこととしております。具体的な方法については、現在社会福祉協議会と担当者レベルで協議を重ねているところであり、早い段階で協議が整えられるよう努めてまいりたいというふうに考えております。  次、道の駅について、用地の買収の進捗、また地域おこし協力隊の募集状況についての質問でございます。  用地の買収については、現在土地収用法による事業認定申請事務を行っております。1月中には事業認定を受ける予定で、関係機関との事前協議を進めているところであります。買収価格についても今後不動産鑑定を行い、買収価格を決定していくこととなっております。秋には買収単価を決定することとなりますが、これについても事業認定を受ける時期と調整しながら、用地交渉に入る予定をしております。  建築基本計画についても、施設配置計画と事業認定申請に必要になります基本設計については、これまでワークショップ等の意見等も参考にしながら、動線等に考慮したゾーニングの検討を行っているところであり、考え方についてはほぼ固まりつつある段階であります。  年度内には、実施計画発注も予定しており、おおむね計画どおり平成29年春オープンに向けて、進めているところでございます。  地域おこし協力隊につきましては、数名の問い合わせをいただいており、まだ18日の期限まで時間がございますが、商品開発等、今回の人材として求めている経験を有する若者から問い合わせを受けており、三、四名の申し込みがあるものと考えております。  次に、人口減少についてでございますが、人口維持増加するための現在行われている施設のほか、どんなことを考えておられるのか、あるいはまた次に健康に過ごすために病気予防が大切である、人間ドックの活用があるが利用状況はどうかという問題でございます。御質問にお答えさせていただきます。  先の議員にもお答えしたように、平成22年度より魅力ある村づくりとして定住促進の取り組みを行ってまいりました結果、徐々にではありますが、若い世代の方々も移住されてきており、こうした取り組みから移住者間のコミュニティも活発となり、そこからさらに地域の方たちとの交流が始まるという現象が起きており、村の人たちの持つ魅力が村外へ発信すればと考えております。村で暮らし続けるということをテーマにさまざまな制度を組み合わせ、人口減少に歯どめをかけられる政策を打ち出したいと考えております。  また、住民の健康対策でありますが、疾病予防、早期発見、早期治療には健診や人間ドックが必要であると思います。人間ドックの利用状況でございますが、国民健康保険での平成25年度の受診者は40名、脳ドックは19名となっております。ほぼ前年度横ばいとなっております。人間ドックにつきましては、山城医療総合医療センター、京都第一赤十字病院、田辺中央病院、脳ドックにつきましては、山城総合医療センター、田辺中央病院、岡波総合病院での受診が可能であります。  現在、人間ドックにつきましては、村だけではございませんので、予約が大変多い状況になっております。村での健診も実施しておりますので、こちらのほうも受診いただければと考えているところでございます。  いずれにいたしましても、早期予防、治療の重要性を認識いたしているところでございますので、国民健康保険の方には村の健診、人間ドックを会社にお勤めの方も事業所の健診などを受診していただき、いつまでも健やかにお過ごしいただきたいと思っております。村といたしましても、健康カレンダーだけの周知でなく、今後広報の周知拡大に図っていきたいいうふうに思っております。  次、最後でございますが、ホームページについてでございます。一日の閲覧数、まだ新しく移住された方の聞き取り等についての御質問であります。  現在、ホームページの閲覧数は5月は1万4,300件余りあります。1日平均が約460件のアクセスをいただいております。新しく村を知った方につきましては、テレビやインターネット、そして産業生活課が取り組んでおります魅力ある村づくり推進事業での取り組みや田舎暮らし体体験プログラムにより村に興味を持たれて移住を決心されたと聞き取りの結果が出ております。  また、ホームページの一つといたしまして、ふるさと納税から関東方面等遠くからの寄附金が問い合わせがきていることも現状でございます。  以上、中村議員の御質問にお答えをさせていただきます。 ○議長(新田晴美君)  「中村富士雄議員」 ○3番(中村富士雄君)  それでは、順番に再質問をさせていただきます。  防災無線についてちょっと内容が詳しくなるんで、担当課長のほうで答弁お願いしたいと思います。  まず、防災無線の電源が切れた場合ですね、バッテリーに切りかわる、電池に切りかわるか、その辺はちょっとわかりませんが、何時ぐらい運用できるんか、即時復旧して何時ぐらいもつのか。  その次に、屋外にパンザマストふうのスピーカーついた屋外装置がございます。それのサイレン、音ですね、従来の消防サイレンと違いはどういうふうに違っているのか。だから消防のサイレンと聞き分けがつくのかどうか。  それから屋外版無線設備の本体の盤あるわけですが、各区にキーは1個しかないと思いますが、消防等にも欲しいかと思いますので、2個ぐらいは欲しいと思うんですが、その辺はどうなんでしょう。電気盤ですから、あれば大量に生産されているもんですから、2個ぐらいは設置できると思いますが、その辺、よろしくお願いします。  それから、無線基地局のほうが操作をできる職員でございますが、何名ぐらいがその日常時に操作できるのか。災害時になかなか役場にこれへん場合もあると思いますので、その辺はどういうふうに対応するように考えておられるのかお聞かせください。  それから、屋外無線機の取り扱い方の説明は終わっているのかどうか。この間、私の地区で防災無線の説明があったわけでございますが、内分の防災無線の取り扱い説明は、確かにやっておられました。夜だったんで、屋外の無線機型の盤がありまして、それの説明が全然されておりません。もうじき要するにゲリラ豪雨とか、非常時の雨が降って万が一のことがあります。その辺について、即時に運用説明をすべきじゃないかなというふうに思っております。  以上、担当課長のほうでお答え願います。 ○議長(新田晴美君)  「参事兼総務課長」 ○参事兼総務課長(山村幸裕君)  それでは、まず最初に今回の防災無線の寿命につきましての御質問やと思います。通常電源とそれから電池という前のアナログのときの要領とパターンは一緒でございます。その点から電源が途絶えた段階で電池に切りかわるということで、電池の寿命、これ正確にはちょっともう一度確認して回答させていただきたいと思いますが、電池寿命すぐ一日二日で切れるというそういうものではございませんので、多分数カ月はもつであろうと、従来のアナログと一緒という認識でございます。  そして、屋外スピーカーの音量、これにつきましては屋外スピーカー先日テスト通話というのを一斉で全国一斉の訓練がございます。そのときに一度流しておりますが、この屋外あるいは屋内の内容につきましても非常事態時には大音量で流れるように自動的に設定されております。ということで、今の音量はいろんな住民さんの御意見で安眠妨害であるとか、こんなことは要らんとか、いろんなことがありますので、できるだけ音量を抑えながら設定してございます。  しかし、緊急事態につきましてはこれは自動的に、今のテレビ等でファンファンといろいろ鳴るやつあると思いますけど、ああいった形でサイレンではございませんので、緊急放送をしますという形で大音量で流れる格好になっておりますので、通常のサイレンとは区別がつくことになっております。  そして、屋外の、今質問されておるのは、屋外スピーカーの下のほうについている無線の電話機のことだろうと思うんですが、この使用につきましては、前回の区長、自治会長会で説明させていただきました。これは最悪孤立された場合、いわゆる情報網が全て途絶えた場合、固定電話、携帯電話、そして情報のツールがない、このときに最終手段としてその固定電話の鍵、ボックスの鍵をあけてもらったら役場と双方向で話ができる電話機ですというふうに伝えております。  ということで、余りキーを多く渡して誰かが勝手にあけるとかいうことになったら困りますので、今のところ予備キーも含めて2つずつぐらいあるんです、幾つかあります。必要に応じてはふやすことも検討はしますが、各地区でもしかのときに誰でもが使えるように公民館等で1つ保管しといてくださいという説明にとどめております。  余り外へ出回って、どのキーでもどこでもあく仕組みになっております。例えば野殿で渡したキーでも高尾のとこでもあけられます。ということで、いたずらに出回ってはということで少ないキーを渡しているというのが現状でございます。  そして、次に無線基地局、緊急の場合、何名ぐらいが対応できるのか、放送できるのかという問いでございますが、今始まったばっかりでございますので、全職員が使いますとは言いにくわけですが、一応各課も含めまして、この無線の使い方についての講習は行っております。  職員の中でも村外が今半分以上になっておりますので、できるだけ近い、可能なものについて、特にお勧めできるように指導しております。  そして、次に屋外の無線の説明ということは、スピーカーの下についてる無線、電話機の説明のことでしょうか。 ○議長(新田晴美君)  「中村富士雄議員」 ○3番(中村富士雄君)  電話の通話機なん、だから無線をされている方はようわかる、プレストーク、こういうふうに押すのは普通のスピーカーでこうやって押すんです横をね。あれは電話型、電話型こう聞いて横にプレスボタンがある、それを押さないと通話ができない。だからその辺まで教えてあるのかどうか。ただ持っただけで、施設の中にある受話器は電話とそのままで上げて、ボタンを押したらこういうふうにしなさいと、そのまま音声かければ音声が自動的に放送になるけど、屋外のはボタンを押さないと役場へ声が届かない、役場がどうぞ言うたら、今度また離して、こっちがしゃべるときにはプレストークを押してしゃべらないとしゃべれない方式になってる。  その辺は各区長に説明されて、実際には早い目にあれは説明しとくべき。立派な装置があってもなかなか使い方知らんどうしたらいいって、もしもしもしもし言うたって、向こう基地局全然通じません、横のボタンを押さないと。そういうとこまできめ細かく説明してあるのかどうか。  それから、先ほどのそのサイレンですけど、Jアラートのあれじゃなくて、その盤の中にサイレンが入ってる。だからスピーカーで鳴らすの、そのJアラートで鳴らす音がサイレンと同じになっているのか、私はそれを聞きたい。サイレンってなってるから、その普通のサイレン、ボンというサイレン音が鳴るんかどうか、受話器をとってそういうこと教せるその辺は確認しているのかどうか。消防は通常時報とかあんなんでサイレン鳴らしたりしてますけど。  水資源のああいうサイレン、だから要するに屋外型のそのサイレンはどんな音が鳴るんかと。だからJアラート緊急放送じゃないんです。あっこで押してあのサイレンはどんな音ですか。そこまでやっぱりテストしとかないと、その辺も含めて課長どうぞ。 ○議長(新田晴美君)  「参事兼総務課長」 ○参事兼総務課長(山村幸裕君)  まず、最初の屋外の無線電話機等の取り扱いにつきましては、まだ区長会、自治会長、4月に行いましたときに時間の関係上1回しか説明はできておりません。一応は説明しております。これも先ほど言いましたように6月の今後、毎年常に全住民とはいかずとも、毎年少しでも多くの人に訓練をして、なれていただかなければならないということで、今回8月31日にこの防災無線と自主防災組織の絡みでそれぞれの役割についても、器具についての内容についても取り入れていこうというふうに思っておりますので。受話器の使い方については、一度は区長会で一応説明はしております。公民館に設置しているのは、各地区に放送する自主放送用の機材を入れていると。これについても、必要に応じたら派遣して説明に行くということで、全地区要望があったら行ってるというような段階でございます。  あとサイレンにつきまして、これにつきましては、一度もまだサイレン機能として鳴らしておりません。この辺につきましては、もう一度、ぜひ今の段階ではちょっと確認不十分ですので、もう一度確認してまたお答えさせていただきたいと思います。
    ○議長(新田晴美君)  「中村富士雄議員」 ○3番(中村富士雄君)  わかりました。ぜひともそのサイレンを確認しといてください。住民の方はこのサイレンはこうや、サイレンが要するに普通の地域やったら消防のサイレンと、もしあれがサイレンの通常のサイレンで鳴るんやったら、音が多分違うはずです。その辺をちゃんと確認しといてください。  それからキーですけどね、やっぱりどこをあけるたって、区長管理で公民館一つキー置いといて、区長は持っているとか、そういうことでええんちゃうかなと、キーでそこら悪用するって、そんなことやったら切りないんで、1個じゃもし紛失したら屋外の盤は使えないので。ぜひともやっぱり2本はやっぱり置くようにしていただきたいなというように思います。  それからですね、8月に訓練されるまでにね、ちょうど7月が一番雨が多い時期です。だから夜でも構わないじゃないですか。屋外のああいう無線機を使ってこっちに基地局に1人置いて、通話できるかできへんか、8月までにしてください。各区へ回って、夜職員回って、ここへ職員1人置いて、通話テストするだけでよろしいやん。通話って、話ができるか、どんなぐあいか。それは試験はその機械でシステム化されてるから、これは届いてるってそれはわかるんですよ。  だけど、そういうプレストークのついたそういう受話器の取り扱いはやっぱりどういうふうにできるかはやっぱり教えといてもらわんとやね、8月くるのにもし災害があって、もしあちこちやられてしもて、それしか通話する方法がなかったら、せっかくのお金かけてね、ええもんをやっぱり設置したんやから、そのぐらいは職員派遣して説明するだけでよろしいやろ、とってこういうふうになるんやということ、盤あけてこんな盤あるからこういうふうになりますじゃなくて、実際に盤あけてやっぱり運用説明はやっぱりすべきと思いますが、その辺どうですか。 ○議長(新田晴美君)  「参事兼総務課長」 ○参事兼総務課長(山村幸裕君)  こちらのほうで確認してできることからやっていきたいと思います。 ○議長(新田晴美君)  「中村富士雄議員」 ○3番(中村富士雄君)  ぜひその辺についても、しっかりと説明いただいてですね、機械の操作になれていただくようにしていただきたいというふうに思っております。  それから、災害ボランティアについては、先ほど村長のほうから答弁いただきました。その説明になるべく早く向かって、村のほうも取り組んでいただきたいなというふうに思います。  それから、人口減少についてですね、先ほど先の議員からでもいろんな質問がありまして、重複すると思いますが、私一つ案いうんですか、ちょっと私なりに考えてきたことがあるんでちょっと質問させていただきます。  京都府の補正予算では、結婚支援に関して婚活支援団体に助成し、婚姻成立時には成功報酬を支払い、5年間で1,000組の成婚増を目指すという記事が載っておりました。当村もいろいろな施策を練り上げ、特に子供の数をふやしていくべきだと思います。結婚や出産の支援といった直接な施策ではなく、住民を含めて幅広く考えていくことが大切と思います。  まず、1例でございますが、田舎暮らしで農業を始めようという人々に農機具の貸し出し実施や、期間を設け古民家を安い家賃で貸すという方法で田舎暮らしを体験してもらう。また、冬場は林業の手伝いを重視してもらうとか、その辺はどうでしょう。それに村民の幅広い理解と情報が必要になると思っております。今後の村のあり方を幅広い層に意見を聞く場を設けるべきと考えますが、村長の御意見をお伺いいたします。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  議員おっしゃったように村もその京都府の婚活に対する補助金等を活用しながらというやつがありますので、今それを検討しておりましてですね、婚活をまず少しでもやっていけたらというふうには思っております。ちょっと今事務のほうをやっておりますので、何とか実現できるよう取り組んでまいりたいと思います。  また、農機具の貸し出しとか、古民家の貸し出しといいますか、こういう問題についてもですが、体験をしていただくということで、少年自然の家ができたら安く泊まれるわけやし、1泊で簡単に泊まれるいうことになりますんで、古民家を紹介してて、なかなか古民家もですね、泊まっていただくようなものがなかなか一定手を加えないと入れないような状況が多いんでですね、なかなか苦労しております。  1つはですね、ついこの間、基本的に公表して今進めているんですが、初代村長の実家を寄附していただくいう話があります。これをちゃんとしてちょっと今空き家対策補助金を活用しながら住めるようにしていきたいなというふうに思っておりますし、また、もう1軒大きな古民家ですが、村長、あの家何とか使こてくれへんかという話をしておりますので、私も積極的にその話に乗って村に一般財産として寄附をいただいてですね、村のもんにして補助金をもらいながら、公費を使って直して、そういう今中村議員がおっしゃるような体験をされる方の宿泊施設等にも使えるかなというふうに思っております。  ただ、農機具の貸し出し等ということになりますとね、農機具なかなか村ではそういうものはないので、やめられた方の農機具とか、そういうものをうまく確保するということもこれからも必要になるのかなというふうに思うんですが、この辺についてはまだ私に報告は上がっておりませんけれども、担当課のほうでそういう貸し出し等がどういう状況になるのかということについても、検討したいなというふうに思います。 ○議長(新田晴美君)  「中村富士雄議員」 ○3番(中村富士雄君)  ぜひとも、そういう体験の場をまた村の中に設けていただいてですね、より多くの人々に村のよさを知ってもらうということでぜひともお願いしときます。  それから、最後にホームページについてでございますが、先ほどテレビ、インターネット、田舎暮らし等で来られた方は知ったということでございますが、ホームページの内容がですね、少ないように感じます。専任のああいう人をちょっと雇用してですね、ホームページの充実を図ったらどうかと思うんですが、いかがでしょう。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  私も、ホームページ、うちのホームページはもう一つ情報が足りないなという実感を持っております。ですから、もうちょっと村のええとこの写真を載せてみたらこんなええとこあるねんなというのが見れるように写真集団のほうで情報提供してもらえというふうな、私具体的にですね、ここも直したらどうやというのを一覧表をつくって担当課に渡したりしてきた経過あります。でも、なかなかやろうと思えばかなり労力が必要になるのかなと思ってまして、ホームページが、これからはやっぱりこういうホームページあたりをうまく使って、村のPRをせんといかんのかなというふうに、この数字が、今申し上げた数字から見てですね、一日460件ものね、アクセスがあるということは本当にこれは大きな情報網だなというふうに思います。  ですから、これは真剣に村のホームページをうまく活用するということにしないといけない、村の課題やと、何とかやるように。  それと、先の人口増加とも絡みになりますけれども、今、都会のほうで結婚して子供できた人、都会では子供を育てる環境と違うというふうに認識している人が大分出てきているのが現状で、そんな人がこの村が取り組んでいる魅力ある村づくり事業に対して、いろいろとアプローチをかけてくれております。  これをうまく取り入れるように、住むとこと、仕事するとこと、それから子育てのよさ、あるいは来たときに先に来ている人の苦労話を聞きながらこんなんいいよという話をしていくことによって、どんどん輪がふえてきた。都会では一部ですけども、村にしたら大きな宝物になりますので、村の出ていくのをとめるのはなかなか苦労でですね、高校出て大学出て就職していくやつをうちに居ろというのは、なかなかこれできませんけども、都会で疲れた子が田舎暮らしをしたいというのを受け入れる体制を村がつくることがその村の魅力をつくることが非常にいいことなんです。それの情報網はやっぱりインターネットなんです。これで情報をほとんどつかんでくる。  だから、私はこのホームページはもっと充実せなあかんというふうに思っておりますので、何とか議員おっしゃるように早いこと充実したものにしていきたいなというふうに思ってます。 ○議長(新田晴美君)  「中村富士雄議員」 ○3番(中村富士雄君)  ぜひともですね、ホームページの充実を図ってですね、こんなええ村があるんやというふうなことで若者が寄ってくるような村にぜひともホームページを充実してほしいなと私も思います。やはり若者は、私はパソコンというのは苦手というか、あんまりよう使わんですけど、ホームページぐらいは見られます。だから、そういう人でもこれはいいなと、これはここの村は物すごく魅力的なんやと、今住民が住んだ村の職人さんみたいな形で住んではる住民さんがたくさんいらっしゃいます。そんなんフェイスブックとか、そんなつながりでいろんな木工やら、編み物やら、いろんな方がこちらに来てはります。そういう方々のそういう作品を載せてですね、こういう村でこういう魅力があるんやというちょっと一文をちょっと記事に載せてですね、やっぱりそういう画面に流したらかなり効果があると思います。  今後とも村のホームページやっぱりすごいなというようなホームページをつくってただきますようお願い申し上げまして、私の質問を終了させていただきます。 ○議長(新田晴美君)  中村富士雄議員の一般質問は終わりました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(新田晴美君)  ここで10分間休憩します。              (休憩 14:30~14:42) ○議長(新田晴美君)  休憩前に引き続き会議を再開します。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(新田晴美君)  続いて、8番議員青山まり子議員の一般質問を許します。  「青山まり子議員」 ○8番(青山まり子君)  議長の許可を得て、住民を代表して3点について質問を行います。  まず、1点目は高齢者対策について質問します。  国は、これからますます高齢化が進み社会保障費がふえるとして、介護医療を在宅ですべきと大きく医療介護保険の改革を実施します。このことは住民にとっても自治体にとっても大きな問題であり、3月議会でも村の方針について質問しました。  また、議会も12月議会で、1、介護保険から要支援を外さないように市町村事業にしないでもらいたい。  2、利用料の値上げは、高齢者に負担となるためやめるようになど、国に意見書を上げたところです。  このように高齢者を取り巻く国の施策は、年金額の引き下げや医療費の負担増、介護保険、医療制度の解約、おまけに消費税の増税など、年々厳しく社会問題となっています。特に、認知症も増加し420万人、予備軍を入れると800万人以上となり、施設の対応も難しく在宅でのケアも限界であることがたびたびマスコミで取り上げられています。  このように高齢者の現状を正しく把握し、近い将来や長期的な村の未来を考えるとき、今何をすべきか、どのような判断をしておくべきか重要な分かれ目が今であることを痛感します。  村で暮らす高齢者の状況も全国の深刻な事情と変わりありません。村で暮らし続けたいと願っても早朝、夜間のサービスはない、土日のサービスもない、一時入所や長期入所の施設もないという村の取り組みで、村は高齢者対策が十分と言えるでしょうか。  これは事業者の問題ではなく、南山城村が今後どのように高齢者の暮らしを守っていくのかという基本中の基本の問題であることは言うまでもありません。  そのために高齢者福祉計画、介護保険実施計画を立てて、国・府に報告するわけですから、村の責任で高齢者対策をしなければいけません。今南山城村では、ひとり暮らしの方が一人で暮らせなくなったら、東北、関東や他府県の娘や息子に引き取ってもらっているのが実情です。施設の入所も各施設100人、200人待ちなど、十数カ所わたってやっと入所できたという話をよくお聞きをします。  国は、自分たちの町や村の高齢者は、自分たちで何とかするようにとの政策で医療も介護も在宅でとかじを切っているので。村の高齢者は、村が守るという方針や取り組みを国は各自治体に求めているのです。このような国の制度は個人的には反対ですが、国は平成29年から実施すると決めています。  平成29年までに村の高齢者が安心して暮らし続けるように、今知恵と英知と努力で方針を立て、取り組みを強化しなければいけません。高齢者が安心して村で暮らすためには高齢者福祉施設の建設は欠かせません。国の施策が利用できる今、京都府が村の高齢者施設建設を理解してくれている今が最後のチャンスと考えますが、村の方針と取り組みをお聞きします。  続いて、養豚による悪臭問題についてお聞きをします。  悪臭問題は、長年議会で改善を求め、この間、自治会による住民の署名、議会の悪臭の改善を求める決議、住民によるプロジェクトの取り組みや議会の土木委員会の取り組みの強化など、広く改善を求める声が広がりを見せ、改善が強く求められてくるようになりました。それ以外でも村が強く推進し、議事を初め推進派が推し進めている道の駅の設置場所が国道を隔て養豚場が隣接するという致命的な設置場所であるため、悪臭改善は事業の成否に大きく影響します。  村長みずから進める道の駅の事業成功のためには、悪臭問題の解決のめどを立てる責任があるため、任期中にその方向性を明確にしなければなりません。  行政の取り組みの内容をお聞きをします。また、地域の悪臭の状況は、早朝、夜間、深夜など大小悪臭を発生し、涼しい風を悪臭が遮っていることもしばしばです。現状認識をお聞きをいたします。  3点目は、少年自然の家の件について。  村はどのように活用し、村民に利用求めていくのかお聞きをします。少年自然の家は、今後運営、維持管理など村の税金投入はどのようになるのかお聞かせください。また、少年自然の家の京都府からの移譲について議員にも事後報告で京都府との条件についても譲与契約書の写しを配付のみで詳しい説明もありません。まして、住民にも説明もありません。村の重要な財産です。管理、利用など住民に役立つ施設でなくてはなりません。今後の取り扱いなどお聞かせをいただきたいと思います。  以下については、自席で行います。 ○議長(新田晴美君)  青山まり子議員の発言の制限時間は、15時27分までです。  答弁を求めます。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  青山議員から3点の質問をいただきましたので、順次お答えをしたいというふうに思います。  まず最初、高齢者対策についてということで3点をいただいております。高齢者の現状と今後について、安心して村で暮らし続けるための推進について、高齢者福祉施設の早期建設についてという3点でございます。順次お答えをしたいというふうに思います。  御質問いただいておりますことについては、一括してお答えをさせていただきます。  5月1日現在で高齢者と介護者の関係を調べましたところ、住民基本台帳ベースで総世帯数が1,257世帯で、うちひとり暮らし高齢者世帯は453世帯で36.04%、高齢者数は1,178人で、高齢化率は38.94%となっております。介護認定者を3月報告値で前年度と比較しておりますが、全体の認定者はほぼ横ばいとなっております。  しかしながら、認定率は高齢者全体の約18%となっていることから、比較的介護に頼らない高齢者がまだまだ多いと考えています。また、居宅介護サービスの利用率もほぼ横ばいとなっておりますが、施設入所に目を向けますと老人保健施設利用が2名減となっております。特別養護老人ホームへの入所が4名増加となっているのが現状でございます。  現在の高齢者の状況ですが、65歳から69歳までの方の高齢者層では最も多い状況になりますが、国が言う2015年ということを考えた場合、現在の村の55歳から64歳の方が557名という状況から、今後は高齢化率は上昇するものと考えられます。  現在、包括支援センターを中心として、医療、福祉、社協など、密に連携をして在宅でのサポートに全力で当たっているところですが、さらに連携を深めつつ元気な高齢者などのお力をかりながらボランティアの育成や地域の協力も得ながら、住み続ける村としてまいりたいと考えております。これらにつきまして、具体的な施策は策定委員会等を通じて検討してまいりたいいうふうに考えます。  高齢者福祉施設の関係でございますが、用地も含めまして、策定委員会にも協議いただき検討してまいりたいいうふうに考えております。  次に、夏の悪臭軽減は図れるのかという問題でございます。悪臭の現状をどのように認識しているか、行政指導はどのように進んだか、今後の改善の見通しはどうかということでございます。  悪臭の現状につきましては、今年度は臭気測定を3回実施し、客観的な現状把握に努めたいと考えております。昨年8月から脱臭機能を完全に発揮している樹木チップ脱臭槽については、ことし2月にも関係機関により、脱臭状況を確認しております。  これらのことから、臭気は一定レベルで低減を継続できると考えております。また、事業者においてこの春、ニュータウンとの境界付近に樹木が植えられたところであり、その効果に期待するものであります。  こうした一方で直接住民の皆様からお話をいただくなど、臭気の影響は引き続き実態であると考えております。悪臭は村の重要な課題の一つであり、一日も早い解決を図るため、これまでどおり自治会の皆様の御意見を伺いながら京都府関係機関の御指導を仰ぎ、日常の使用管理の徹底を初め、樹木チップ脱臭槽の適切な運用や臭気を少しでも抑えるために、施設改善などの指導を行い、粘り強く事業者との話し合い、接点を持ちながら着実に課題解決に向けて取り組んでまいりたいいうふうに思っております。  次に、少年自然の家についてでございます。運営方針、それから今後の税金等投入、住民に説明ということでございます。  先の議員にも、何度かお答えをさせていただいたように、高齢者福祉施設への利用が困難となったため、またこれまでの施設運営を多くの方が望まれていることから、村としても多額の税金を投入しないよう施設利用を考えているところであります。  そのようなことから、村の運営といたしましては、直営でなく、普通財産の貸し付けの方法で進めております。今後の税金投入については、最小限の税金投入となるようにしたいというふうに思っておりまして、運営に対しての助成金は考えておりません。施設点検と修繕費用について、補正予算にも計上させていただいているところであります。その財源についても、京都府へ要望するところでもありますが、一定取りまとめた段階で、申請する予定でございます。  住民への説明につきましては、貸し付け先が正式に決定し、契約が成立した段階で今後の事業展開等をマスコミ対応とともに、広報する計画であり、希望といたしましては夏休みに合わせて進められればと考えておりますので、御理解をいただきたいというふうに思います。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(新田晴美君)  「青山まり子議員
    ○8番(青山まり子君)  お聞きをいたします。まず、高齢者の対策の問題からはですね、3月の議会でも申し上げました国が平成29年から制度改正をして、実際いろんな点が自治体の事業に変わったりするわけですけれども、先ほど村長からもありました高齢者の実態ですね、ひとり暮らし世帯、高齢者世帯、全体の世帯の割合からすると、3軒に1軒以上は65歳以上の高齢者世帯ということで、先ほど村長からも御答弁ありましたように55歳から64歳の方が557名いらっしゃることを考えたらこれからますます進むというのがわかり切った村の状況だと思うんです。  まず、1点お聞きをします。ますます高齢化が進むというのは、全国どこでも共通の認識です。それで、よそはそれぞれ施設があります。冒頭申し上げましたように、村は現在の介護保険の制度の中でも夜間のサービスない、土日のサービスない、短期入所、長期入所の施設もないという点から考えたら、この時期に何とかしなきゃいけないと判断するのが私たち責任ある立場のものかなと考えるんですが、まず、その点での村長の認識と決意はいかがでしょうか。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  この福祉施設というのは、村に1つということで今まできたわけじゃないんですね。わらくも和束、笠置、南山城村であの施設をつくったということになってます。ですから、設置の自治体からは財政補助等もいってますけども、理事をうちから送って運営にかかわっている、あるいはまたきはだ園も、加茂、和束、笠置、南山城で理事として社協の会長が入って、その村の高齢者の施設の一環としてそこにも加入させていただいているというふうに認識をいたしております。  ですから、その施設が村に必要かどうかというのは、これからの問題として村にあったほうがいいのは事実でありますし、安心もできますし、それは村にあるべきであるというふうには思います。  しかしながら、いつも申し上げておりますように、待機者が10名前後という中で、50床をつくって、建設費の利息負担については村が全部負うということになって、村から待機者全員入ったとしても15人ぐらいになる。今の現時点でありますが、将来はふえるとしてもそれぐらいになるのかなと。残りはよその地域の人を入れるということになってくるわけでありますよね、そういうことについて私は当初から必要な施設はあるけども、果たして50床が要るのかなということで、小規模でいいんと違うかなということを思ってきました。  でも、事業者としては小規模では採算とれないということで、最低50床以上でなければあかんというふうに確定しているところでございます。  ですから、今議員の皆さんが署名をとられて、住民の皆様がどうしても早く欲しい言うておられることもわかりますし、そういう考えではありますけれども、村でできれば施設をつくっていきたい。  そのためには、この施設とあわせていろんな問題の解決を図ることが一番いいと。施設だけできて、あとの悪臭やいろんな問題は別の問題やっていうていくと、果たしてそれで最終的に解決できるかどうかという問題があります。この件についても議員のほうから提案をいただいたことが非常にそれが一番村にとってベターな方法であるというふうに私は思っておりますので、できるだけ早い時期に、この問題に解決をせないかんというふうに思っております。  ですから、少しでも時間があれば伺って追いかけて、早く早くとせかせているような状況でございますので、高齢者施設の必要性の認識という御質問でありますけれども、そういう村に必要なものについてはつくっていくべきであるというふうには思っております。 ○議長(新田晴美君)  「青山まり子議員」 ○8番(青山まり子君)  冒頭申し上げましたよね、国が制度改正をするという点がまず1点、そういう点では、いったら介護保険の重要な二本柱であります在宅サービスもいったら十分ではない。さっき申し上げましたように夜間はやってないし、土日もやってないし、そういう点では在宅サービスも不十分、施設サービスについても施設がないわけなので、村長は単独でこの施設をつくる必要がないと、それは介護制度そのものが、全国どこでも入れるという介護保険制度ですので、そこの部分はそのとおりです。  しかし、これからはね、これから高齢者がだんだんふえるわけですので、先ほど御紹介しましたよその施設でも100人、200人待ちという現状の中で、やはりそれぞれ設置してる自治体は、自分たちの町の住民を優先してこれから入れる可能性のほうがむしろ大きいということを判断しなければいけないと思うわけです。  待機者の問題はありますが、これからの高齢者の問題、先ほどもやはり数字もシビアに明確に入れかえしていただくことが必要だと思うんです。高齢者世帯、レイクを除けば36.6にですね、それからひとり暮らし、高齢者世帯両方合わせますともう既に453人いらっしゃるわけですので、先ほど村長は説明の中で介護認定は18%なので元気な年寄りが多いという説明ありました。そらそうかもわかりませんが、実際サービスが利用できてないから全体の費用やこの率が低く抑えられていると、これ介護保険の保険料もそうですけれども、そういうことも言えると思うわけなので、私がお聞きをしたいのは、どこの、町も議員もこれからの高齢者化を考えれば、この施設は一定必要だと思うのは当たり前だと思うんです。  だけど、この時期に何とかしとかなあかんと思うか思わないかということを聞いているんですいったら。そんなもの必要なのは当たり前なので、この国が制度改正を29年4月からするというこの事実、村も高齢化がだんだん進んでいくという事実、それから村だけはできへんって、よその人入れなあかんやないかとおっしゃいますが、今まだよそにお世話になりましたようね、ある意味で村でできるということは、相楽郡内のよその市町村も利用できるわけですので、そういう点では、そのことは大変相楽郡内を考えたらいいことだと思うんです。今までだってお世話になっているわけですから、そういう点から考えて、先ほど申し上げました国の制度が今後どうなるか施設、この建設どうなるか、国の制度がわかりません。  今のところは京都府は私たち昨年12月に議員有志で行ったときにも、村のこの申請があれば極力理解を示すという見解を言われました。このように京都府も理解していただいているときに、やはり取り組むのが今の最大の必要なことではないかということでお聞きをしているわけです。そういう点では、今がそういう時期だとは思うか思わないかその辺どうですか。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  議員さんおっしゃったように村に施設をつくったら村の人を優先的に入れるという話がありましたけれども、介護、この保険の入居については村優先ということになっているんですか。それちょっとおかしいんと違いますかしら。これは介護度、介護認定審査会というのがあって、それを基準にして入れるんやから、村に施設できたら、村が優先に入るってそんなことはもしやるとしたら、大きな問題になってくるというふうに私は思います。  ですから、村にできたから村が優先に入るということではないというふうに私は思って、これは審査会で介護度の高いあるいはまた面倒見る人がいない、そういう人から順に入れていくというのが基本であるというふうに私は認識しておりますが、議員との認識が大分違うようであります。  ですから、これはそれとして今の時期にしなければならないということについては、できることならそうしたほうがええと思いますけど、でも私は今、村の課題が福祉施設だけやなくて、悪臭の問題もうちの村の課題になっているのは青山議員もよく御存じだというふうに思います。  ですから、これを何とか双方がうまくいくようにということで今取り組んでいる最中でございます。それを先にやるということは悪臭の問題を置いといてもこれを建てようとおっしゃるんですか。その辺をお伺いしたい。 ○議長(新田晴美君)  「青山まり子議員」 ○8番(青山まり子君)  介護保険制度で村が最優先でどんな事情でも入れられるとは言っておりません。もちろん制度が認定制度ですので、審査会が認定しなければいけません。そういう点ではこれからはもちろんよそが、例えば和束町でもみんな和束町民ではないわけですので、そういう点ではやはりここに設置しているわけですし、そういう点では村が極力村の事情なりいろんなことで、できるだけ採用してもらいたいいう希望は言うことはできると思いますが、それに何回も議会でも取り上げてますように、高齢者の施設をつくることによって入場するだけでなく雇用やあらゆる点でのメリットもたくさんあるわけですので、ここで一々そういうのを改めて申し上げませんが、そういう点でもまず十分検討がされてと思ったんですが、今の村長の答弁では、できるならばやったらいいと思うけれども、高齢者施設が最優先ではないので、極力今がこの時期とは判断しないという理解でよろしいんでしょうか。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  そうは言ってませんやん。やるのは今やればいいというふうに私は思いますよ。でもね、和束町に施設があって、待機者が78人もいるのに入ってるのは23人しか入ってないんですよね。優先的に入れたら全員入るわけなんですよね。入ってないんですよ現実は、この現実をどうお考えになりますか。  ですから、私は今、私も両親をみとってきました。どうしてもぐあい悪かったら入れないことないんですよ。やっぱりケアマネジャーなり、いろいろ相談して、これで家族が倒れるという寸前になったら、それはあちこちでいろいろと努力していただいて、入れていただいて私はそういう経過がございます。村が施設がないと高齢者はどこも入れへんのやという認識ではないということを再度認識をいただきたいな。  どうしても必要な方はそれなりにあっちこっち距離は遠くなりますけれども、入っておりますんでですね、その辺はそれとして認識をしていただきたい。つくるつくらんという話と、現状そうなっているということとは別の問題で、これからの将来の高齢化を見たときには必要でありますよ、これはつくらなあかんということは私は認識をいたしておりますんでですね、できたら早いことそれはできたらいいなというふうに私は思っております。 ○議長(新田晴美君)  「青山まり子議員」 ○8番(青山まり子君)  この点でもう一回確認をしたいんですが、先ほど介護保険制度の二つの柱のところの在宅でですね、夜間サービスがない、それから土日のサービスもない、施設では村長は必ずしも村で入所や長期入所施設が必要とは思わないということですが、現在の村の介護保険の事業内容ですね、村民にとって十分だとお考えですか。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  十分だとは思っておりません。やはり夜間もないし、ショートしようと思ってもなかなか苦労している現状は私はよく知っております。ですから、それがあるから今全部は申し上げられませんけれども、水面下で一生懸命私は努力をしているわけでありましてですね、それがうまくいくようなら早くできてきますし、青山議員の話を受けて言いますと、その問題よりも先に介護施設のほうが大事や、だからつくると言えと言うてるように聞こえるんですが、果たして悪臭の問題ほっといて私がやるというたらそれでいいんですか。 ○議長(新田晴美君)  「青山まり子議員」 ○8番(青山まり子君)  悪臭の問題は後でやりますので、後に回したいと思います。  今、国のほうでもですね、国が医療と介護の総合法案ということで法律改正してますね、それは多分認知症が、認知症自体がなかなか介護認定に入らないので、身体が動くわけですから、そういう点で、今社会問題にもなってます。特に認知症の警察への届け出が1万300人ぐらいいたりとか、それから14年にはその中で亡くなった人も、亡くなって見つかった人が388人いるであるとか、それから認知症の人がちょっと目を離したすきに線路で引かれて、鉄道会社から賠償請求されたであるとか、実際そういうふうに社会問題にもなっているわけですが、南山城村でも認知症の問題が事件にはなっておりませんが、多々地域でもあるのは事実です。  そういう点では、もちろん村長がおっしゃるように担当課がすごい努力していただいているのはよく知ってます。それから、その方をいろんなところに成年後見制度なり、利用しながらいろんなところに処置できないかと努力をして手当てもした。そういういろんな実例も役場の職員からは聞いてませんが、住民からずっとお聞きをしていることもあります。  そういう点から見てもやはり自治体とかだけじゃなく、個人がね、国は在宅って言ってるけど、在宅で対応できない部分もあるわけですよね、これから、そういう点も含めたら施設つくればいいのかって言われますが、やはりつくることも国はどういうふうにこれからいくかわからないわけですので、やはり一定わかっているときに笠置町なり、力をあわせて一緒に協力して村でつくるであるとか、村長として、あんたはにおいじゃなくて、これをすれば何でもいいのかみたいな質問ですが、やはり住民がね、署名でもわかるように、多分福祉計画でニーズ調査されたと思うんですが、十分、今の住民の要求は安心して暮らせるためには、施設をつくってほしいいうのが一番の要望だと思うんですよ、いったら。  それを、この方向づけるために、先の議員の質問もありましたが、京都府はこの夏なり、それから年度内に一定のヒアリングをするというふうには言っているわけですが、そこのヒアリングに一定手を挙げるというスケジュールは全くないんですね。どうでしょう。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  それに間に合うようにですね、最終期限が年度末、年末、年度末じゃなくて年末ぐらいかなというふうに思います。それまでに一定の見通しをつけたいというふうに私は思っておりまして、そのために今一生懸命肥やしをやって、水をかけて一生懸命努力をいたしておりますんでですね、何とかそれに間に合うように努力をしているところでありますんで、いましばらく時間をいただきたいいうふうに思います。 ○議長(新田晴美君)  「青山まり子議員」 ○8番(青山まり子君)  夏のこの福祉計画の策定委員会の状況もありますので、即12月までの内容に手を半分挙げるのか、全部挙げるのかちょっと知りませんが、むしろこのぜひ用地が確定しなければだめとはいうのはではなく、やはり町として村で将来的な点も含めて施設が必要なのでとりあえず手を挙げたいというような意志をやはり夏なり、12月までに明確に京都府にしていただきたいというふうに申し上げまして、次の問題に入ります。  悪臭の問題です。村長は何とかしたいと先の議員の質問でも、高齢者施設、悪臭問題、道の駅、3点セットです。それは私たちも十分理解してます。しかし、悪臭の問題は長年の懸案であるのではありますが、なかなか事業者の理解も得られなかった事情もあり、なかなか進展はしておりません。村長、今お話ありましたような日々努力をしていただいているというお話ですが、話していただける範囲で日々努力をお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  あの施設からにおいをとるのにですね、方法としては3つしかないんですよ。これは御存じだと思いますが、施設をやめるか、どっかに引っ越すか、あるいは完全に密閉してにおいを出さないようにするかしかないんです。  ですから、私はそのどれかを提案しながら、話をしに行っているんではなくて、条例ができて、地域に悪臭の団体できて、そして道の駅ができてにおいが困るということになってくる、そういう状況の中で、事業者に対してあなたは一体どうすればいいと思いますか、あなたから1案、2案、3案出してくださいね、こっちからどうせいというのじゃなくて、あなたがどうすればこれからあなたの事業が一番いいと思うんか、あなたで決断を出して言うてください。私が村の長であるうちにその話を聞いたら村でできること、これならできる、ここまではできる、これはできないいう話をする中で、問題を解決に持っていこうやないか。  最初行ったときは、1回、2回、3回は私の前にテープをばんと置きました話してるとき。何でそんな失礼なことするねんって言うて、最後怒ったんです。村長はわしの味方してくれるのか、おまえの見方もしやへんし、おまえを殺しにも来てへんと、村の中の問題をトップ同士で解決しようやないか。ほかのもんが何ぼ言うたってあかんやないの、腹を割って話してくれと。今までからせんど、村からあれもええ、これもええ、あれもやりなさい、これもやりなさいって言うていったけども、できることは全部あんたしはった、でもにおいは消えへん。それやったらあんたが事業者やから何が一番問題やというのはあんたが一番よう知ってる問題やで、だからあんた一遍言うてくれと。  向こうに答えを聞き出すように今、持っていってます。ですから、じゃ一遍検討しとくということになっておりまして、今、催促してどうやねんどうやねんという話をしている状況にあります。でも、私が行ってテープを出すような状況が3回ぐらい続いて、それを若干ほぐして、そうやなそういう問題で迷惑かけてるなという話にもなっているような話になってきてですね、前向いた話ができる環境になってきているということは事実であります。  ですから、私はこうせいとは言ってません。おまえが一番ええと思うことを言うてみてくれ、それ村何ができるか一遍検討するからということで今話を進めておりますんでですね。  その裏には、議員の皆さんにも、先の全協でいろいろとご相談申し上げましたけれども、そこには腹をくくって、対応していきたいというふうに思っておりましてですね、私もこのことを残り1年でありますけれども、完成して引っ越しまではできないとしても、方向性ぐらいは私の任期中に見通しをつけたいいうふうに思っております。全力で取り組んでいることを報告させていただきたいなというふうに思います。 ○議長(新田晴美君)  「青山まり子議員」 ○8番(青山まり子君)  解決のために何回か足運んでいただいて、村長としては方法は3つということで先ほどお話ありました。最後のほうでは、任期中に一定の方針を出していきたいという、腹くくって対応していくという決意をいただきました。これ全協でも確認させていただいたとおり、私たちもそのことを望んでいます。悪臭の問題だけでなく、村長が冒頭からおっしゃってますように、道の駅でも、高齢者施設であっても、この問題が解決しなければこの3つがある意味では中身的に頓挫するという内容になると思いますのでそのようにやっていただきたい。  それから、先日プロジェクトで村長室にこの間の努力のお話をお聞きにまいりました。そのときに条例に基づく指導を行政指導をやってもらいたいというお話をさせていただきましたら、あんたなと、あんたなそんな簡単に行政指導っていうけどできへんというお話がありました。  この条例を何のためにつくったのか、条例にはその趣旨と定義が明確に載っております。村長は京都府が基準に設けていない待機中の100万分の1をとっておっしゃるのかもわかりませんが、この条例ではあくまでの事業場から発生するにおいに対して生活環境を侵害しないようにということがこの条例の中身ですので、実際臭いわけですので、条例に基づく指導をしていただきたい。時間がありませんので、ぜひこのことを再度申し入れをしたいと思います。  それから、少年自然の家の件について、27分までですので簡潔に質問させてもらいます。  まず、1点、26年4月1日をもって移転をするという譲与契約書を全協の後に配付されました。これによって初めて私たち議員はこの中身がわかりました。この中身は、指定用途として10年間、それから権利の設定の禁止ということで、この書かれてます事業の内容も京都府が今まで進めてきた青少年活動、文化スポーツ活動ということで、養豚を指定されております。  こういう点では、村に任せるという内容になってないというふうに考えます。その件で京都府の今までの事業をある意味ではそのまま村がやるという理解でいいのかどうか、まずこれが1点ですね。  それから、この全員協議会の中で運転するために発生するお金、今回専決処分並びに補正予算でも提示されてますし、京都府は1年間かけて何千万かかかる補修を今回村は先行してやっているわけですけれども、この契約では26年4月1日をもって、乙に移転すると、契約で移転された後のお金が発生したのも、京都府が負担するとはなかなか思えませんが、その辺の件、負担するようになっているのかどうか。  それから、もう1点、NPOについてのこの条件ですね、人計画であるとか、運用内容、それから経費の負担や期限等、運営の内容等も含めてどのような契約内容になろうとしているのか、それを明らかにしてもらいたい。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  少年自然の家は廃止されました。何か村で公共事業に使えませんかという話があって、福祉施設にどうだろうかというお話があったけども、それはできないということで、村としてもなにも使うあてがないいう状況でありました。それやったら更地にしてもらおういう話になっておったんですが、たまたま一万数千の署名を持って続いてホテル業をやりたいという人が名乗りを上げてきたということもあって、じゃそこに渡すわけにいかんから、村で利用する人ありませんかって1カ月公募して12件の電話をいただいた。その中、全てが田舎暮らしに使えとか、青少年のスポーツ施設に使えとかいう、そういう今使ってたような使い方をして、使こたらええという人たちの意見でありました。  ですから、その中でじゃ一番その中で一番現実性に近いのは誰だろうという審査をいたしましたところⅤ Power Stationという団体が一番現実性に富んで運営のノウハウまできちっとしておりましたので、そこに決定をしてそこが使うんなら村が一般財産としてもらいますよと、ホテルとしてもらって、村がせんならんものを委託するんじゃないですよ。一般財産としてもらったものをそのⅤ Power Stationに貸し出しをするいうことでございますんですね。  ですから、運営を村が委託してやらすんではないということわかっていただきたい。ですから、運営に対する負担はありません。これは運営するほうでやります。でも一般財産ですんで財産的な理由なり、修理については村がやっていかなければならないいうことでございますんですね。ですから、その契約の内容のとおり、ホテル業を継続して村が京都府から引き継いでやりますよということにはなっておりません。一般財産、空き家の建物をもらったということになっております。費用についてもこれから京都府と全額になるのか、半額になるのか、それはわかりませんけれども、これから京都府が動く状態でうちがもらうということになってますんで、動けない分については動くようにした分については、お願いしていこういうふうに思っております。 ○議長(新田晴美君)  青山まり子議員の一般質問は終わりました。  続いて、9番議員梅本章一議員の一般質問を許します。  「梅本章一議員」 ○9番(梅本章一君)  9番の梅本章一でございます。議長のお許しをいただきましたので、通告書に基づきまして、一般質問させていただきます。  大きくは3点でございます。  まず、防災無線説明会の開催はということで、5月よりIP端末告知端末が廃止になり、防災無線に切りかわり、戸惑う住民の間で戸惑いが出ているということで、防災無線の説明会はどうなっているのか。また、テレビ11チャンネルでの活用はどうなっているのか教えていただきたい。  それから、道の駅構想で米農家に希望をということで。  茶業一辺倒では米農家は衰退していくばかりである。近年米づくりを廃業していく農家がふえており、村内のどこへ行っても耕作放棄地が目立ち、景観の面からもその実態を危惧しているところであります。治水が悪くなり、耕作放棄地がふえれば、続ければ大きな災害を招くことにもなりかねません。  それから、美しい田園風景をいつまでも。隣接している伊賀市では、既にブランド米として有名になっている。美しい田園風景をいつまでも残せるような具体策を示すべきである。農家の利益が道の駅の成功につながると確信しています。山城米をもっと内外にPRすべきで、道の駅周辺で農業体験イベントなどができないものか。
     最後に、危機感もって少子化対策を。  村内の人口3,000人割れが目前となってきている。5月8日には有識者でつくる日本創成会議が地方から大都市への人口流出が続いた場合には、自治体の運営は困難となり、将来消滅する可能性がある自治体として府内13市町村が該当した。中でも南山城村は20代、30代の女性が現在の83%減と最悪の数値を発表された。これには衝撃を受けたが、全国でも最悪レベルである。20代、30代の女性がいなくなればおのずから子供もいなくなる。これからの自治体の存続にかかわる危機的な状況である。一歩踏み込んだ少子化対策をということで。  1、発表についてはどのように受けとめられたのか。  2、今後の少子化対策について具体策は。  3、村内限界集落の見通しはどうなっているのか。  以上3点の質問をさせていただきます。以上です。 ○議長(新田晴美君)  梅本章一議員の発言の制限時間は、16時14分までです。  答弁を求めます。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  梅本議員からの質問4点をいただきましたので、順次お答えをしたいと思います。  まず最初に、防災無線の説明会開催はということでありますし、また、11チャンネルの活用はどうなっているのかということをあわせてお答えをしたいと思います。  5月より防災行政無線の運用が始まり、住民の方々には操作方法、試験放送などいろいろな面で御協力をいただきました。個別受信機設置の際には、取りつけ業者により操作説明を各世帯に行っておりますが、一部機能において使い方がわからないいう方々もおられたと思います。運用開始時には多くの問い合わせもございましたので、これまで特に多かった質問について6月広報折り込みによりお知らせをいたしました。  現在は、ほとんど問い合わせもない状況であります。今後も住民の皆様方の御意見を調査しつつ必要があれば広報等により、周知してまいりたいいうふうに思っております。  また、防災情報と緊急情報につきましては、11チャンネルへの表示に向け機器整備、調整を行っているところであります。  以上でございます。  次に、2つ目の道の駅構想、米農家に希望をいうことで、耕作放棄地が多くなってこれから大変になるよということで、道の駅で米の活性化を図れというふうな意味でございますが、お答えします。  本村の荒廃農地の多くが水田であり、その多くが谷間につくられた棚田であるため、耕作条件が悪く、また全国的な問題でもありますが、米価格の低迷や鳥獣被害の深刻化、農業従事者の高齢化、担い手不足等が耕作放棄の要因であると考えられます。南山城村のような中山間地域は治水や水源涵養など国土保全や豊かな自然環境の影響など、多面的機能を有しており、その機能を維持する施策として中山間地域直接支払い制度があります。村でも5地区約11ヘクタールの水田を主体として平成12年度以降、耕作や維持が図られているところであります。  また、本年国が新たな農業、農村施策として打ち出しました改革の1つ、日本型直接支払い制度が有効に機能し、集落コミュニティの共同管理等により、農地が農地として維持され従来にわたって多面的機能が十分発揮されることを望むものであります。  美しい田園風景をいつまでもいうことでございますが、山城産米のPRといたしましては、山城管内の12市町村と農業協同組合で構成する山城産米改善運動推進本部を取り組みとして、安全で良食味の山城産米づくりの推進や山城産米のPRと販売促進として新米の試食等による消費者拡大、PRを初め、学校給食や地元の量販店への販売を積極的に進めるといった活動が行われているところでございます。中山間地域の谷間の農地で大きな米どころのようなブランド化は効率的にも難しいところではありますが、宮城県の鳴子の米プロジェクトのように農家だけでなく、地域の人たちが食べ手、支え手として米の炊き方など、おいしい食べ方や米の使い方、提案を地域ぐるみで考え、発信しながら米づくりを盛り上げている事例もございます。  こういった取り組みを村で進めたいと考えておりますが、全体をコーディネートする体制が現在はございませんので、今後は地域振興施設である道の駅を拠点に地域ぐるみで米や多様な農産物の消費拡大、生産拡大、生産意欲の向上につながるよう取り組みを行っていきたいと考えております。  次に、危機感を持って少子化対策をということで、発表についてどのように受けとめるか、今後の少子化対策についての具体策は、村内の限界集落の見通しはということで、質問をただいております。  御存じのとおり、少子化が進んでおりまして報道でもありましたとおり、削減都市にも村の名前が上げられていたところでございます。我が国の出生率は第二次ベビーブームの後、1975年に2.0という数字を下回って以来、低い水準で移行しております。いろいろな要因が現在いわれており、ライフスタイル、晩婚化、非婚化、子供の育てる環境の未整備や地域別経済状況、雇用の状況、社か状況など上げられますが、内閣府の調査でも経済的な余裕と希望と条件と回答した方が多く、今後の国の施策や経済、雇用状況に注視していかなければならないと考えております。  村といたしましても、子供さんが生まれて安心して健やかに過ごせることを願い、また保護者の皆さんが安心して働けるよう保育の充実、中学校卒業まで医療費の無料化、小学校6年生までの児童保育の受け入れなど、施策を行っております。全国、さまざまな施策をしているところも存じております。京都府も少子化対策は重要な課題と位置づけ、オール京都で取り組んでいくとされておりますので、お知恵もかりながら検討してまいりたいいうふうに考えておりますので、いろいろ御理解をいただきたいいうふうに思います。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(新田晴美君)  「梅本章一議員」 ○9番(梅本章一君)  それではまず、防災無線の説明会ということで、当初はですね、IP告知端末が導入されたときにもですね、各地に説明会を回られたということがありましたし、今回、大きく中身がですね、告知端末から防災無線にということで、操作性についてもかなり変わるということですので、当初は説明会ということをお聞きしていましたし、また、音だけではなく文字でも放送されるということがですね、この5月から開始されるものだというふうに理解してですね、おったわけですけども、どうしてこういうふうに説明、区長なり、自治会長関係でありますか、区関係とか、については説明はされているということなんですけども、テレビのほうの活用とその説明会というものを開催されなかった理由を少しお聞きしたいというふうに思います。 ○議長(新田晴美君)  「参事兼総務課長」 ○参事兼総務課長(山村幸裕君)  まず、説明、防災行政無線の内容につきましては、4月の区長自治会長会でおおむねの取り扱い説明であるとか、そして区自治会へ要請があれば説明にいきますという形でほとんどの区域には行っております。要請のない自治会、区につきましては役員等より伝えられるというふうにお聞きはしております。プラスあわせまして各団体から、あるいはニュータウンの場合でしたら千歳会から要望がございまして、これはそれで説明にいくことになっております。  特に、高齢者の方、いわゆるなかなかチラシ等では判断できないという方につきまして、先日民生委員さんのほうから質問等、それから説明をほうを要請が出されましたので、これは6月24日の日の定例会におきまして、こちらのほうで説明をいただくために説明をしたいというふうに思っております。  個々の質問につきましてはこれまで一日数十件の電話等の問い合わせに対応してまいりましたので、その分につきましては、一定落ちついてきたというふうに感じております。  ただ、11チャンネルの取り扱いにつきましては、まだ住民向けにはいつから文字放送を使えますというような広報はしておりません。こちらのほうとしましては、11チャンネルをまずは緊急放送で使うということを前提に今、これ無線とは違いますので、テレビ側のほうになりますので、高度情報ネットワークのほうで今検討している内容になっております。  緊急放送として使うのか、テレビの放送で広報的に使うのかという形によりまして変わりますので、この辺を余りIPの補完措置で11チャンネルも同時に使いたいということでいきますと、広報的なことの充実という形になってしまいます。  今回の防災無線につきましては、広報の充実ではなく、防災行政、いざというときの緊急速報が流す用の防災対応やということで、無線を設置しておりますので、この辺をなかなかIPをとってそのかわりに防災無線に変わったんやから同じようなサービスがあるだろうというような期待を持たれているところが多いということで、今回防災無線は今までのIPの形と同じようなレベルでのサービスはできませんというようなことを説明しながら、極力広報に紙面で広報するようにと、防災行政無線につきましては、緊急放送をプラス役場からの連絡のみという形で使用していきたいというふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(新田晴美君)  「梅本章一議員」 ○9番(梅本章一君)  アナログの防災無線からですね、今回のデジタル無線に変わったときであればね、そないに説明は要らんかったのかなと思いますが、ちょうど中間にね、IP告知というものが便利なものがですね、住民に届いてたわけで、そこからまたもとに戻るような形になるということでね、やはり説明は必要ではなかったのかなというふうに思いますが、各地からですね、要請があって、随時説明会には行かれてるということですので、それはしっかりとですね、出向かれてですね、納得のいかれるように説明をしていただきたいなというふうに思います。  11チャンネルにつきましては、今、デジタル11チャンネルに切りかえますと南山城村ということで11チャンネルは黒いままという状況になってますけども、これもリモコンでですね、テレビスキャンをしとかないと入ってこないと、以前のままでチャンネルを11にしても何も入りませんけども、今現在は南山城村という表示がされたチャンネルには変わっておりますが、メニューには何も入ってない状況ということになってます。  ただ、和束のほうではですね、テレビボックスであるということで、村とはまた少し違ったですね、住民サービスというものが行われてきておりますので、東部3町村、村の光ネットワークは笠置町も入られてですね、そこは当初からIP告知端末は入っていなかったわけですので、それはそれとしてですね、村はそういうIPもあったということですので、私としてはその11チャンネルですね、できれば充実した放送なりができればというふうには期待しているんですけども、今の話では緊急を優先したいということなんですけども、その辺の最終判断はまだされてないんではないかなと思うんですけども、それはどうですかね、緊急的にそれしかしないんだという話でしょうか。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  この件については、大分内分でも調整をいたしました。放送ということになりますとですね、かなり人件費もかかりますし、いろんな面で許認可の問題もあって大変でございますので、現在では11チャンネルは緊急情報提供とか、文字で放送するということに決定をしております。ですから、その他の放送はありません。機材もそれをやろうとすれば数億かけてやらんと放送できないいうことになりますので、それはできません。ですから、今回はまず緊急放送というのが入ります。緊急放送の下にいろんな文字が出てくるというふうになりますので、これは緊急のときだけ使えるということで思っていただければと思います。 ○議長(新田晴美君)  「梅本章一議員」 ○9番(梅本章一君)  当初はそのね、防災無線で聞き逃した分の夜、朝放送したものをずっと夜までは流しているということで、夜になればまたそのときの放送の文字放送だと、こういうふうに伺ってたんですけども、そうじゃないということですか、再度その辺をお伺いをしたいと思います。 ○議長(新田晴美君)  「参事兼総務課長」 ○参事兼総務課長(山村幸裕君)  防災無線の内容につきましても、4月より、5月より運用開始しまして、単純な言葉にかえさせていただいております。要点のみということで、いつどこで何をこれだけに限定して放送させていただいております。このことはなぜかと申しますと、あの機器につきましては一方的に放送を流す器具というだけの緊急対応の機材でございますので、40分間の録音がされてしまいます自動的に、聞きたいとこを聞こうとか、そして飛ばして次いこうとか、こういう操作ができませんので、簡潔明瞭に内容だけを40分間残すようにしたいと。  だから、いつの放送かもわからないというような疑問もいろいろ言われます。しかし、内容を知ってもらったらいいわけで、いつどこで何をの内容はありますから、これを判断してほしいというふうに説明させていただいてます。  そういう観点でこれを11チャンネルの広報用として無線の補完措置とするとすれば広報としての位置づけでテレビに一つそういういわゆるプログラムを組んで人も張りつけて金額的にも負担がかかるということになって、緊急の際の形がとれないというどちらをとるかを決めなければならないと11チャンネルを使う場合は。緊急放送やったらぼんと緊急放送ですとぽんと画面を規定の分があるわけなんですけど、これの中で下にテロップとして文字を若干流すということは可能やということで、この中にIPのあるじゃないですか、無線の内容を流してしまうということになれば、これは緊急なのか、通常のことなのかわからないというようなことにもつながるということで、今ちょっと再度検討をしているところでございます。最終的には緊急放送プラステロップで何かというほうをとるか、緊急放送のときだけ、これがばんと出ますよというふうにとるかを人件費とその体制も含めて考えているところですので、まだ、決定になってませんので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(新田晴美君)  「梅本章一議員」 ○9番(梅本章一君)  3問以上なっておりますんであれですけども、人間なかなか耳だけで聞いて覚えているというよりも、聞いて見てという両方で情報を得ているとですね、割に覚えているという面もございますし、できればそういう方法でですね、お願いしたいところなんですけども。  それともう1点、今、防災無線の簡潔にという話なんですけども、やはり放送された日にちですよね、どうしても次々と録音が出てくるんですけど、これじゃいつ放送したのかというのがなかなかわかりにくい。防災南山城村役場ですということはわかっているわけですから、ほかの放送もあるんでしょうけども、これは5月末だとか、6月13日の朝なのか、夜なのかわからなくてもですね、6月13日放送とかがわかればですね、もう少し情報を後から探すには探しやすいかなというふうに思いますので、その辺も一つちょっと考えていっていただきたいなというふうに思います。答弁のほうは結構ですので、その辺はちょっと要望しておきたいなというふうに。  それから、次のですね、米に関してですけども、なかなか後につながる後継者がいないということもあるわけですけども、いろいろ米に関するですね、例えばどぶろく特区をですね、とってですね、米をどぶろくにということとかですね、食べるだけではなかなか今消費も減っているというところもあるいうことですね、そういったお米の次の製品といいますかね、そういったことについてもこれから道の駅の拠点として、拠点といいますか道の駅はそういった拠点にもなっていくということですので、そういったことも進めていっていただきたいと。  それと、農業体験のイベントというものがちょっと聞かせていただけてないのかなというふうに思う、その辺の一つ御回答をお願いします。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  どぶろくであったり、あるいは体験であったりというのは、村が今道の駅つくるときのメニューとしては、なかなか組み込めてないのが実情であります。ですから、これから道の駅を運営する母体をつくってですね、これからいろいろやっていこうとしておりますんで、その中には商品開発をしてもらったり、情報発信室があったりということで、いろいろこれからいろんな内容について、詰めていくわけでございます。  その中に特産品の一つとしてどぶろくであったりとかね、米をじゃどこの米をどう売るんかという話もそこに出てくるだろう。過去に野殿に米の品評会で金賞をとられた方がいましたよね、あの米というのは直売所で売ったりして、よう売れるんですが、そんなに売れるからいうて何ぼでもできるわけじゃないという問題もあって、つくったら全部そんなん売れるのかというたら、そういう問題でもないんで、そこら辺がなかなか生産と販売のリズムがね、つくったら何ぼでも売れるわというんやったら、どんどんどんどんみんなでつくって売っていったらいいねんけども、売る場所がなかったら、今のこの直売所だけではそれだけ、問題もあって、それをやっぱり今さっきから言うてるように、道の駅をつくってそこを生産者と消費者をつなぐそういう組織がうまく機能してくればね、呼び込むために体験農業をしながら、茶摘み大会やったり、農業体験もしながらというのを、泊まるのは少年自然の家、一泊で土日で来て、こういうものをしたというのもつくっていけると思うんです。  それっていうのは、村がするんじゃなくてやっぱりそこら辺でいろいろと、いろんな団体あるいはそういう株式会社がそういうことを計画をして、やっていただくということになっていこうかと思いますんで、今後もこうした提案はですね、いただいていきながら参考にしていきたいなというふうには思っております。 ○議長(新田晴美君)  「梅本章一議員」 ○9番(梅本章一君)  商工会でこの間、アンケートをとられたということで、いろいろと当初はですね、道の駅についてはどうなのかなという話だったんですけども、参画したいという方とかね、コンビニも1軒だけですけど、やりたいというふうに回答された方があったりとか、ここは本当に京都、奈良、三重、滋賀というちょうど境目であるということで、ほかの県のもね、売ってもいいやないかと、赤福は兵庫県のサービスエリアまで置いているということで、当然隣接している県のもんは置いてもね、当然売れるであろうというふうに思いますし、そういうふうに道の駅もですね、拠点づくりとしてですね、これから村としての本当にこの少子化対策も含めてですね、しっかりと取り組んでいっていただきたいなと思います。  そういうふうに商工会も少し変わってきたということですので、その辺はどうでしょうか、村長説明にも行かれて、そのときと今とはまたちょっと変わってきたなというふうにとらわれているのか、その辺、少しお伺いしたいんですけど。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  村の中のそういう商工業者なり、生産業者がこの道の駅をうまく利用してですね、少しでも売り上げを伸ばして、所得を上げていただくことは定住促進にもなるし、人口増につながる要因にもなってくる。個々の所得が上がらないと地域の活性化なんて進まないんですね。地域の利益を上げるというのは、活性化の目的でもありますので、少しの商工業者あるいはまた農業生産業者が少しでも所得が上がって、暮らしをよくすることによって後継者ができ、あるいはまたやってみようという人もできてくるわけやから、そういうふうに何とかつなげていきたいと思っておりますので、そのコンビニをやらせるか、やらせないかという議論は私にはできませんけれども、今後運営母体なり、いろんなことを調整する中で、その辺が一定整理されるものと思っております。どしどしと参画をしていただく方がふえることを期待をいたしております。 ○議長(新田晴美君)  「梅本章一議員」 ○9番(梅本章一君)  やはり、村内でね、お金を落とすということがなかなか今難しい、他府県に行かれての買い物が多いという中で、そういうふうに進めていっていただきたいなと思います。  続きまして、少子化対策ということで、朝からも先の議員からもありましたけども、その中でやはり何で村なのかなと、こんだけ若い人もふえてきてくれている中で、今回の発表はどうだったのかということで、その辺について村長の受けとめ方といいますか、その辺の感想といいますかをお願いします。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  読売新聞も記者が来て聞かれましたし、毎日新聞も専門のカメラマンを連れてきてですね、セットして私がインタビューを受けたりもしたんですが、京都府一番になった感想はどう思いますかっていう質問でありました。でも、私は何もしなかったら創成会が言うてるようなデータになっていきますよと、それは5年前の基本計画をつくる前の段階で調査をしている中で危機感を感じておりましたから、ですから何とか活性化の施策をせなあかんということで、4年前に役場職員を全国を見て回って、一遍、いろんな取り組みを勉強してこいということに行かせた原因は、その時点から私はこういう危機感を感じておりました。  ですから、それが最終的には基本計画であり、道の駅という一つの手段としてこれで全て完成するわけじゃないけども、これをやることによっていろんなもんが動いてくるというふうに思いますんで、それを決断したわけでございます。  ですから、京都府1番になったからというて、私は悲観に思ったかっていうと記者に言うたんですが、あなたはどう思って私を取材に来たんですかって、これほんまに1番で一番先に消滅する自治体やったら取材に来ましたかということを聞きました。来たということは南山城村が何か動いている、増田寛也さんもこのままいったらつぶれるよ、ですからいろんなことを言うてますよね、地域で何か起こさなあかん。住民がそういう気になって動かなあかんということを絶えず言うてはる。  そこがうちが何ぼか動いてるというふうに見た上で、私に取材に来たとは私は思っておりましてですね、聞いてくるのもそういうどんな人が来て、どのぐらいですかというそういうデータを私に聞いてきましたからね。若者の最近の移住状況なんかも盛んに聞いてくれましたんで。  やっぱりそういうことをしないとつぶれてしまうよということになりますんで、私は言うたのは大阪、京都で住んでる人がいっぱいいるけども、そのうちのほんの数%、ゼロ点何%の人でも田舎暮らしをしたいと思う人がいたら、それをうまく受け入れてうちの村の住人として、うまく受け入れていくそういう仕組みをつくることが村の若者がふえる要因や。  だから、出ていく若者におまえ行くなということを言うたって、それはとめられませんから、村がええというてくれる人をうまく受け入れていこう、これしか方法ないと私は思っていることを言うたら、そのことが近いうちに毎日新聞に載りますから、また参考にしていただければと思いますけれども、そんな悲観的には思っておりません。これから少しずつではありますが、動きかけております。これを少しずつ少しずつ輪をかけて大きくしていくことによって若者が魅力を感じて来てくれるそんな村ができていくだろうと。そのために全力で取り組まなあかんなというふうには思っております。 ○議長(新田晴美君)  「梅本章一議員」 ○9番(梅本章一君)  ありがとうございます。  先日もテレビでですね、住んで得する町ということをやっておりました。それは関東でありますけども、東京都内で電車で1時間半ほどでちょうどこの南山城村のようなですね、東京都ですけど、田園風景が見れるような町で、二人の子供を育てれば260万円分の得すると、例えば保育園が無料であるとか、住むとこが安いとかそんなんいろいろ足すとそれだけ得する町ということでありました。
     本当に村は、移住促進もですね、しっかりとやっていただいておりますし、その結果が今回あらわれていると思いますし、ただ、後はそれをねもうちょっと周知する、せっかくこういうふうにやっているものをインターネットも朝からもありますように、されているわけですけども、そういう番組でもね、関西で得する村というぐらいのですね、ものが放送されればですね、殺到するいうことはないと思いますが、やはり1件、2件と来ていただけるというふうになるというふうに思いますので、せっかくやっているものをもう少し周知をうまくできればなというふうに思いますので、そういうことも続けていっていただきたいというふうに思います。  それと、村内の限界集落ということで、その辺、本当は先ほどちょっと話されたのかなちょっとわかりませんけども、道の駅ができればですね、その中心はもうその道の駅を中心にですね、小学校もありますし、保健施設、それからニュータウンも近くにあるということなってきますので、そういうコンパクトシティといいますかね、そういうところを中心に住んでもらえるような施策もですね、必要ではないかなというふうに思うんですけど、今後ね、今度ですけどもまだ道の駅もまだできておりませんので、今後そういった考えはあるのかないのか、その辺もう一つ。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  先の議員にも言いましたけれども、3月まで童仙房野殿の子供が3人やった、4人やった、それが今度9人になったということですね、バスの運転手が4月から9人になったで、言いましたけれども、そういうことが道の駅周辺だけやなくて、野殿童仙房でそれがふえてきたいうこともあるし、つい最近ですが、奥田に夫婦が子供1人いる夫婦がですね、もう間もなく4人になるんですが、そういう夫婦が住みたいということで交渉がまとまって、今入ったのか入ってないのかまだちょっとそれぐらいの状況でありますが。いい空き家があったり、家があれば結構ね、そういう要するに少ない集落であったとしても来ております。  この間、田山に来ている夫婦で、ことしの1月かに赤ちゃんできた夫婦がおるんですが、あんた何でこんなとこ来たんやと、こんなとこ来ておまえらそんなん生活できるんかと言うたら、村長何言うてまんのこんなええとこありませんでって言うんです。こんな若い子が、何でやねんって言うたら、暖房はまきでやって、心の底から温まるようなええ暖房があり、風呂も割木で燃やしとけばちりちりと沸いてきて、非常に、それから田んぼを借りてるから田んぼで米つくって、畑で野菜できて、生活費なんて都会の半分も要らへん。十分生活僕らできまっせ言うんで、僕の生活は都会の生活憧れて一生懸命背伸びしてそういうふうにしようと思ってますけども、都会の子が来て、そういう生活はぜいたくな生活ができるという、考え方なんですね。そのときに初めてそういう人がいるんだというふうに思ったら、そういう人がみんな喜んで来るという人がおりますので、それをぜひそういう人がこれから都会ではふえてきているんです。  ですから、そういう受け入れ態勢をこれからきちっとやって、ニュータウンなんかもにおいがなかったらどんどん人がふえてくるじゃないかな私は思ってまして、何とか、早いこと方向性をつけなあかんのかなと思ってます。 ○議長(新田晴美君)  「梅本章一議員」 ○9番(梅本章一君)  最後に、私も他府県から来られた方のお話を聞くとですね、他府県からニュータウンには別に住みたくないと、この南山城村の村の中で住みたいということを言っておられましたし、ですから、高齢者の方で村内で住まれている方がお一人とかいうことでなかなかちょっと一軒、坂上っていかないけないとかという方が、できればそういう中心に住んでもらって、そういうあいたところによそから来てもらった方に紹介すると、こういう形が一番理想的かなというふうに思いますし、そういう方法をね、村挙げていくことはなかなか難しいと思いますけども、そういうことも進んでいっていただきたいというふうに要望をして終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(新田晴美君)  梅本章一議員の一般質問は終わりました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(新田晴美君)  暫時、ただいまから休憩します。              (休憩 16:12~16:26) ○議長(新田晴美君)  休憩前に引き続き会議を再開します。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(新田晴美君)  続いて、7番議員北  猛議員の一般質問を許します。  「北  猛議員」 ○7番(北 猛君)  皆さん、こんにちは。議長のお許しをいただきましたので、演壇で一般質問を通告のとおりに質問をさせていただきます。  まず。田山石打線のその後の経過と対策を問います。  1番として、奈良市と話ができないのであれば村の事業として、当然修繕工事をするべきではないのかというのが1点目です。  2番目、通行車両が事故でも起こせば道路管理者責任が問われることはないんですか。  3つ目、このごろ住民からよく苦情の電話なり、談判に来られる方がおられます。何とか、村道ですので早急に対応されたい。  大きく2番目、少年自然の家のその後の動きはということで、先ほどから何名かの方がされておりますけれども、前回おっしゃっておりました、まず1として電気の通電はしたのか、そしてその結果は、台所周り、エアコン、浄化槽等の円滑に動いたのかどうかということを聞きます。  2番、NPOですけども、それの契約が協定ではないだろうと思うんですけれども、内容については、もう煮詰まっていると思いますがということを一応お聞きします。  3番、先ほどもお答えしておられますけれども、早くしないと夏休みの書き入れどきを逃がすと思うが、これはどうですかということをお聞きしたいと思います。  後は自席でやらせていただきます。 ○議長(新田晴美君)  北  猛議員の発言の制限時間は、17時12分までです。  答弁を求めます。  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  それでは、北議員から2つの質問をいただいております。順次お答えをしたいと思います。  最初に石打線のその後の経過と対策はということで、奈良市と話ができないのであれば村の事業として修繕すべきではないか。事故起こせば道路管理の責任が問われることはないのかということでございます。3つ目には、苦情がよくあるが、早急に対応されたいということでございます。説明をさせていただきます。  村道高山石打線に関連する事業の砂防工事につきましては、平成25年5月より奈良土木が砂防指定地内違反行為として、行為の中止と緊急防災工事の実施、是正計画の提出、事業者に対して行政指導を行っているところでございます。現状については、奈良土木へ確認したところ、業者から是正計画の提出があり、今後計画に基づく是正がなされるかのヒアリングを行い、結果によっては監督処分を行うとのことであります。  抜本的な道路修繕対策につきましては、今後奈良土木と業者との展開によって、是正工事に入る可能性もあることから、一定の方向性が確認できるまで、その経過を見守っていきたいと考えております。  本村といたしましては、以前奈良土木及び奈良市に対して要望を行っており、昨年6月の奈良県土木事務所長との面談においては、要望しているところでありますので、基本的には村単独で多額の費用を導入することのないようにと考えているところでございます。  しかしながら、道路管理者として、通常有すべき安全性に欠くことはできませんので、必要な修繕は今後も行っていく必要があると考えているところでございます。本件につきましては、今後とも奈良土木としっかり連携し、情報共有しながら道路の原状復帰に向けて取り組んでいきたいいうふうに考えておりますので、御理解をいただきたいいうふうに思います。  続きまして、少年自然の家のその後の動きはということで、電気は通ったのか、NPOとの委託内容については早くしないと夏休みの書き入れどきを逃してしまういうことでございますが、お答えしたいと思います。  専決処分させていただきました補正予算によりまして、電気の供給につきましては一部修繕を含み通電が完了し、諸設備の点検がほぼ完了しております。NPOとの関係でありますが、村からの委託は考えておりません。あくまで営業再開が可能な施設になるまで村が整備して、団体との計画書等確認し、ヒアリングし、貸し付け契約を取りつける予定であります。  これまで双方の準備を進めているところでありますので、御理解をいただきたいというふうに思います。貸し付ける時期でありますが、一日も早くと思っておりましたが、点検、修繕、稼働に向けての京都府への事業申請、許認可等に時間を要しておりまして、できる限り早く進めたいと考えております。また、NPOがスタートして施設利用するといたしましても、すぐに以前のような事業規模の展開は無理であろうかというふうに思っておりますので、進められる内容から取り組まれることと思っているところでございます。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(新田晴美君)  「北  猛議員」 ○7番(北 猛君)  再質問をちょっとだけさせていただきます。私が言いたいのはね、村長答えられればそれでいいんですね。今までもしておりますが、しておりません。最終的にね、私も仏の顔も三度までと言うんですけれども、私も2年間このことばっかり言うてます。それでね、最後にね、私土木用語でね、バチつぎ言うんですわ、応急処理、例えばね、抜本的に直せとは言っておりません。やはりね、最低でもね、住民が通行で困っとるんやから何とかしたってくれという話をしたいと思っております。  そして、先ほどの先の議員の質問の中でですね、道の傷んだとこやと思うパトロールですか、やっておられるということで、文章的にも書いてあると、書いてあるんですけれども、と先ほど答えられましたね、課長。それであれば石打線のランクはどのぐらいなっとるんですかね。要するに石打線は、村道ですよね。全線はできないという話ですけれども月ヶ瀬口から月ヶ瀬カントリーまで府道です。やはり村道としての位置づけであれば、どういう位置づけなんです、あれはあれでいいんですか。やっぱり最低でも傷んだとこ、へこんだとこ、水のたまっているとこぐらいは埋めるなり、やはり舗装薄いもんですから、やはりちょっと直すのが通常だと思うんですけれども、あれが優なり、Aランクであればね、ランクは後になってもいいと思うんだけど、やはり常識的なあれは私の目ではAランクとは見えませんので、課長のどのぐらいのランクされているのかちょっとお聞きしたい。 ○議長(新田晴美君)  「建設水道課長」 ○建設水道課長(辰巳 均君)  御案内の高山石打線ですが、私ども村道の認定では二級村道となってございますので、一級に継ぐ主要などうろというふうな認識をしております。当然道路管理者としての立場もございますので、必要な修繕は以前からも行っておりますし、今後も行う予定をしておりまして、一昨日修繕の発注もしたところでございますので、いましばらくお待ちをいただきたいというふうに思います。 ○議長(新田晴美君)  「北  猛議員」 ○7番(北 猛君)  ということは、一応発注したということは、一応、特に傷んでいるところは直していくと、こういうふうに理解させてもらってよろしいんですね。 ○議長(新田晴美君)  「建設水道課長」 ○建設水道課長(辰巳 均君)  極端な、いわゆる穴ぼこの修繕とか、極端な段差は改修しようと思っております。ただ、舗装をめくり直して、新しくするというところまではなかなかそこまではいかないようにとは思っておりますけども、先ほど村長の答弁もございましたとおり、まだ大きなダンプが是正工事に入る可能性もございますので、一連の行為が終わってから抜本的なことは考えていきたいいうふうに考えてございます。 ○議長(新田晴美君)  「北  猛議員」 ○7番(北 猛君)  あのね、それだからわしは2点目で通行車両がね、管理してはるのが南山城村なと、当たったり事故をしたときの責任とれるんですかと聞いているんですよ。やはり、これは追いかけ合いになると思うけれども、やはり一応南山城村が管理しているんだからやらないかんよと私は言ってる。  それとね、やはりあれの歴史を考えてみたらね、やはり私ら昔、島ヶ原と月ヶ瀬村と南山城村で仲よし会やっとるときがある。そのときに道の取りかえを、管理と取りかえをやったわけですね、だからですね、私どんな契約になっとるかなわからへん、一遍、その契約書なり、協定書を見せてほしい。それと何で月ヶ瀬村はもうないんですよ。要するに奈良市なんです。奈良土木へ行ってやっていただいている。  村長にお聞きしたいんやど、奈良もう2年もやってたらね、行ってます行ってますですわ。私も一遍行きました。どなり込みで行きました。けどね、その中で、わし一遍そこ行ってきます、あのときのやつで、一遍どの方と奈良土木の所長、今どなたか知らんけど、ちょっと教えていただきますか後で、わしちょっと行ってきます。  ということは大きなダンプが通ったら直しませんというんならこれ答えになりませんもん、2年たとうが3年たとうがダンプ通ってたらあかんいうことでしょ。わしは直せと言ってる。2年言うてきてん。そうやけど、やはりあなたがどう見てはるんか知らんけど、あっこにあほみたいな何十メートルもどえらい穴あきますねん。  そこへまた何か石片、土いっぱい入れますねん、一晩中で埋まってしまいますねんわ。そのときにこれは産業廃棄物、恐らくこれは大阪の地下鉄の土だと思うんで一遍水質検査をしてくれいうことでやっていただきましたね。そのときどういう答えでした。山のてっぺんで水をとってきてやられたと、水ってね上から下へ流れます。地下水も絶対上へは上がっていきません。だから一番流末でとるのがこれ常識なんですよ。上でとって何にもございませんでした。そんなもんは埋まっておりませんというような話はだめだと。  それで、やはりあんなうちのむちゃくちゃなことしといて、それこそツカリ川まで流れていくんですわ、あの水は。そしたらね、やはり今回1億幾らかけてやろうかいうてるとこの水路が流れていくんですわ。ほんならやはり産業廃棄物が流れていくようなとこ直すんかこらということになってきますよ。やはりそれはやっぱり先、上を先直すのが当たり前やと思いますわ。  もう一回聞きます。大型車が通るから、通るであろうから、それが済むまでやりませんというわけですか、ちょっとそれだけ教えてください。 ○議長(新田晴美君)  「建設水道課長」 ○建設水道課長(辰巳 均君)  日常の修繕は私どもで管理責任者としてやらせていただきます。ただ、やらないと言っておるのは、抜本的な舗装修繕といいますか、路盤改良を含めたしっかりした舗装にまではちょっと当分の間、ちょっと実施はできないなというふうな感じでございます。 ○議長(新田晴美君)  「北  猛議員」 ○7番(北 猛君)  それでいいと思います。昔あっこはね、石上げというてあそこには破砕帯が通っとるんですよ。あっこの山はみんなずるずるずるずる流れてしもてなくなって、あっこの合掌枠あの辺に破砕帯が通っておりますので、よっぽど土壌改良をして、セメント処理をしなくては、あれ破砕帯にのっとるんですよ。だからだめだよと、そやけどもここだけ埋めてくれよという話をしとるんで、それでしてくれるということですね。してくれるって言うたね今。 ○議長(新田晴美君)  「建設水道課長」 ○建設水道課長(辰巳 均君)  申し上げているのは、先ほども申したように抜本的な路盤改良含めた舗装のことはできないいうふうに考えてございまして、当初の説明させてもらったとおり、穴ぼこの補修ですとか、急激な段差の解消なんかはしていきたいというふうにも考えてございます。 ○議長(新田晴美君)  「北  猛議員」 ○7番(北 猛君)  わかりました。それじゃあのね、村長、実はね、わしのとこへ田山の方ですけども、どないなっとんじゃと、田山の議員3人もおるやろと、ましてや村長まで田山から出てんやないかと、田山の住民が苦しんどるのに何でこんなことになるねんと、早よ仮設ぐらいせんかいって怒られました。それでこんな質問になったんですよ。一応とにかく平地でもしていただくという答えをいただきましたので、この件については終わりたいと思います。  少年自然の家のその後の動きはということで、るる答えられておりますので、それ以上言いませんけれども、しかし、先ほどの議員の答えでまとめて請求するということをしたと思います。ということはですね、京都府はその話に乗りましたよと、まとめて受け付けましょうと言うてくれる約束はできているんですか。これからでももうちょっと要ると思いますよ。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  修理をしたろというそういう約束はしておりませんけれども、稼働できるということでもろてます。稼働してるから、してたから、動くということの前提でもらってます。動かない分については動くという前提までやってもらわないかんということで、向こうにやれいうたって、そんなんできませんので、村がその間、仮に電気を入れようと思えばキュービクルがだめやったと、それは前まではだましだまし使こてて物すごくロスあったけど、もうしまいやからというて使こてきた。でもうちがこれから使うとなればそのキュービクルはあかんと、それはきちっとしたものにせなあかんということやから、それせんかったら電気入らない。だから電気入れるためにそれをした。  それをしたら、木の枝があっちこっちひっかかってて、またロスがあるいうことやから木切らなあかん、木をずっと伐採をしてきた、そういうことも当然、京都府がしておかなければならなかったことやけども、もうやめるということでしてなかったのが現状です。でも動くという前提でもらってますから、動かないものについては動かして、うちが動かさなしゃあない。動かしたもについてはこんだけかかりましたよということで、請求をしていこうというふうになっております。  これまだ国交省なんで、払わへんとも言うてませんし、全部見るとも言うてませんけれども、動くという前提でもらってますから、動かない分については動かしてみて、こんだけかかったよということをいうていくいう話を今してます。  ですから、あと浄化槽も動かそうと思えば前のもんが半年間ほどびしっと詰まったままで動いてなかった、それ動かそうとすれば動きませんから、固まってしもて、だから掃除をせんとあかんわけ、この掃除をするお金が今、補正に上がってきて、それを動かして、総額で300万なるのか、400万なるのか、わかりませんけども、これが動いて契約した段階で京都府にこういう問題が起こってましたよということで話をする予定になっている。
    ○議長(新田晴美君)  「北  猛議員」 ○7番(北 猛君)  私の言うてるのはね、今後こういうのかかりましたよというて、交渉していくとおっしゃいましたね。それの約束がそこそこ例え半分になっても見たるわとか、どうですかという話、実はね、ちょっとこれ余談ですけれども、30年たったんですきはだ園、屋根のふきかえをせんならんいうたら3,000万かかりますねん。おんなじようなもんやわ。あっこでも雨が漏ったら、そのぐらいの金かかりますよ、ほんまに。  だからね、エレベーターなんやけど、きはだ園にありますねん。これはもう部品ありませんねん、それだけでも、うん千万かかります。もう部品ないから、ころっと入れかえないと。ほんま古い建物、あれも恐らくおんなじぐらいやと思うし、ようエレベーターついてへんかなと思うんやけど、恐らくあれもそのうち雨漏ってきますよ。雨漏ってきたら、こんなけかかりますわ3,000万。平米数おんなじぐらいやと思う。えらいこというの、それでもやっぱりうちの村単費としてやっていかなということになればね、やっぱりそこでもらうという話は、これからあんまりようけかかったらちょっと待ってさと言われることがかなわんからちょっと話したんですね。  やっぱり、これはもうこれから交渉していくということで、今回専決でお金出てますやんか、それは最小やと思うねん、やっぱり雨漏りました。さっきも言いましたけど台所周りのあれが動きませんとかいうたら、あれ特殊品で高いねん、大きなお釜さんやら。そんなんやさかいにとにかく行く行くは村の荷物になると思うので、取り越し苦労をしているわけです。そんなんやで先ほどほんまにこんだけは動く状態でいただけましたというんであればやで、動く状態までのお金をね、これから交渉されると言わはるさかいに、集めて出すということを言わはったさかいに、わしこういう質問ちょっとするんですけども、実際のとこは話はできてんこれから今後の交渉ですか、それだけお聞かせください。 ○議長(新田晴美君)  「村長 手仲圓容君」 ○村長(手仲圓容君)  事前の交渉の中でですね、動かない分については動かさなければいけませんよと、だから前にも全協で言いましたけども、エアコン直したり、風呂のボイラーを直したりして全部したら四千何百万かかるといいましたよね、これしたらそんだけかかるということになります。でも動いてる状態やったら動かせますんでね、将来それをした場合には、エアコンなんか全部あっこは空調でダクトでみんなこういう大きな機械やから、それやろうと思えばそんなほどかかりますけども、各部屋ごとに小さいエアコンつけていったらそんなに費用はかからないともなりますし、今は動いているんで、動いてたらそれでいいやないか、でも動かそうとして動けへんもんについては請求しますよと。  木切るさかい何ぼよこせ、電気入れるのにこんだけかかったからよこせって一々できませんので、まとめてしますということは事前に話し合いで、それは要るという話になっておりますんでですね、もらう予定には、まだもうてないから、もろたって言えへんけども、もらうことになっています。  後は、心配されてる屋根はできてます。防水はしはった。雨漏りがしたときにしてますんで、それは大丈夫です。あと、どっかに水漏れがあるんで、これが将来どうなるかの問題が残ってくると思いますけれども、そんなに大きな問題にならない。あとは全部、風呂も台所も皆確認しました。電気入りました。あと動くのは浄化槽が動かないということになってますんで、浄化槽の掃除が大きいんでかなりかかる、それだけ今、補正予算に入れてますので、これをすれば。  運営状況の中で、何で早よしやへんねやと言うけども旅館の許可とらな、厨房が保健所の厨房の料理をする許可をとらんと、旅館業のそういう旅館業としての許可、許認可が、今までやってて、そのまま村が引き継いでやるんならそのまま、それでも許可は村かわるからあかん、それはもうやりません、それは普通財産やからホテルはなし、箱物だけを村がもらった。今貸した人がまた旅館業をするというだけの話。そういう委託という問題ではない。賃貸です。  だから、普通財産を賃貸するという形になります。これだけ理解をしておいてほしいなというふうに思います。 ○議長(新田晴美君)  お諮りします。本日の会議は5時30分まで延長しますが、御異議ございませんか。                 (「異議なし」の声) ○議長(新田晴美君)  異議なしと認めます。したがって本日の会議は5時30分まで延長することに決定しました。  「北  猛議員」 ○7番(北 猛君)  済みません、私のために何か延長ということで。  それでね、私何を心配してるかいうたら、とにかく行く行くね、やはりあれ問題起こりますよ。エアコン1つダクトのやつの場合150万かかります。あっこのよう変わりますんやわ、要はなんや知らんけどそのとき申し上げました、個室個室にエアコンつけたら安つくて、大概広いで、かなり大きなもの要ります。そのときもやっぱり補正で出してこんなん、私はそれ心配してるんですよ。要りますよ。行く行く荷物になりますよ。  ということで、とにかく田山石打線のそのことについては、とにかくやりますと、やっていただけとるということでありがとうございます。  そして、その後、少年自然の家についてはね、最後のあれやけど、やはりあっこは宿泊施設になっておるから、緊急避難場所、それから緊急の用品ですかね、そういうとこも置ける部屋は何部屋かちょっとあけていただくようにしといたほうがいいんちゃうかなと思います。田山地区、いうたらたしか300人かな、分の御飯ができるはずやし、やはりみんな寄ってきたかって調理ができるというのは魅力ですよね。だから、緊急避難場所に何とかちょっと使えるという一文も入れといたほうがいいと思います。  以上、それだけです。終わります。 ○議長(新田晴美君)  北  猛議員の一般質問は終わりました。  以上で一般質問を終わります。  これで本日の日程は全て終了しました。本日は、これで散会します。  なお、次の本会議は6月17日、午前9時30分から再開します。  皆さん、御苦労さんでした。                  (散会16:54)...